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客入りは7割ほど。
『パイレーツ・ロック』 オリジナル・サウンドトラック/サントラ[CD] 映画の話 素行不良で高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)は、更正を望む母の提案で、母の旧友クエンティン(ビル・ナイ)のいる船に乗船。その船は、アメリカ出身のザ・カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)ら、クールなDJたちがロックの取締りをもくろむ政府の目を盗み、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局だった。 映画の感想 題材は悪くないがサジ加減が悪い。映画は「ポップ音楽は1日45分」と制限されたBBCラジオ放送に対抗する為に、イギリス政府の規制のかからない沖合いまで船で飛び出し、停泊する船上から海賊放送が24時間ぶっ通しのポップス&ロックを流し続けるDJたちと、それを阻止する為の政府の姿が描かれる。 以下ネタばれ注意 本作のポイントは66年のイギリスと言う時代設定であろう。ビートルズを中心にブリテッシュロック旋風が吹き荒れた時代だ。それなのに映画は「不自然なほどにビートルズに触れないのは何故だ!」ライセンス問題など大人の事情があったにせよ、避けては通れないビートルズを無視するのは不自然極まりない。ビートルズが使えないのであれば台詞でビートルズ・ネタを盛り込むなどが必要だ。しかし、エンディングには彼らの67年に発売された 「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットが大写しになっている。ビートルズ・ファンから見ると監督の心理はさっぱりわからない。監督はビートルズが嫌いなのか?あえて使わない理由を聞きたい位だ。ビートルズがいない映画はロックの外堀だけが描かれ、中心が空洞のような状態である。 映画は海賊放送を撲滅しようと目論む政府と、リスナーにロック音楽を送り続けようとするDJたちの姿が権力と反体制の様な形で展開する。その背景には海賊放送を支持するリスナーたちの姿がイメージカットの様にインサートされる構成である。その物語に観客の目線となる人物に更生の為にと船に送り込まれるのが一般人青年カールだ。映画は彼の甘酸っぱい青春物語の形態をもとっている。しかし、映画は物語前半こそスポットが当てられるが、物語が進むごとに彼の存在が薄くなってしまうのも難点であろう。 映画のキャラクターは66年と言う時代に飲まれた60年代ファッション&ヒッピースタイルのDJ達と相反して、政府の役人たちは長髪を禁ずる黒のスーツ姿だ。役人のトップを演じるのはケネス・ブラナーなのだが、タイトルに名前が出なかったら多分判らない位に嫌味なキャラクターを好演している。イギリス訛りの強い台詞回しはイギリスのコメディ集団“モンティ・パイソン”に出てくるキャラクターを見るようであり、保身主義な大人の代表の様なキャラクターでもある。 映画は政府と海賊局とのイタチゴッコの末、海賊局が取締りを逃れる為に停泊していた船を動かす事になるのだが、何故か本作は船を操舵する船長や機関手が登場しない。これも映画として激しく駄目である。仕舞いには突然船を動かしたものだからエンジンが爆発して船が沈没してしまう。これは多分、海賊局の衰退をシンボルとなっていた船を沈没させる事で、ビジュアル面で表現したのであろうが表現が突飛過ぎるのは否めない。 まるで映画「タイタニック」の様に沈没して行く舟は救難信号を発信するが政府から見放され、「あわや」となる訳だが、その後の展開が良くない。顔も知らないDJたちの為にリスナーたちが、各DJに対してメッセージ付きのプラカード持参で数え切れない船が救出に来る、と言うありえない展開には閉口してしまう。リスナーとDJはこれと言った交流も無かった“送り手と受け手”の関係なのに映画はやり過ぎである。ここは完全にサジ加減を見誤っている。 最後に音楽について書きたい。映画は66年当時のヒット曲(いくつか時代より後の曲も含まれている)が満載であるのだが、その曲の使い方の難しさも痛感する。40年以上も親しまれた楽曲には人それぞれのイメージがあり、ピタリとイメージが合えば良いのだが、全然違う使われ方がされてしまうとテンションが下がってしまう。そんな中、元々あった歌詞に合わせたエピソードを作り出したのは良いと思う。 映画は海賊放送局に60年代ポップカルチャーを交えた良い題材なのに、何故か監督の自己満足的な趣味を押し売りされた様で同じ音楽ファンとして共感出来なかった。本作は意外と観客を選ぶ作品なのかもしれない。 映画はエンドロールの後にも少し映像があるので慌てて帰らないように。 映画「パイレーツ・ロック」関連商品 <プレミアム・ベスト・コレクション>[DVDソフト] ラブ・アクチュアリー この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/masala0517/diary/200910160000/c3fa4/
うーん、面白い題材なのに「何故?」って感じです。
まぁ、私の見方はかなり偏りがありますので、こんなレビューになりましたが、多くの方は満足度が高かったのでは?(2009.10.16 22:44:34)
イマイチでしたか〜。
私は単純に楽しんで(俳優がカッコイイとかそんな理由で 笑)きたのですが、 確かにイギリスといえばビートルズですね〜! 何か理由があって曲を使えないのかなぁと思いながら観ていました。 (2009.10.17 10:23:30)
ブログに書くのを忘れちゃいましたが「ラブ・アクチュアリー」の監督リチャード・カーティスの最新作なので、「ラブ・アクチュアリー」がお好きならお勧めです。
今回はかなり曲者揃いの群像劇になっています。(2009.10.17 18:34:04)
ビートルズの曲はライセンス問題で使えなかったとか。
私は全く疑問を持たずに純粋に楽しんだけれど、 欧米でも意見はいろいろみたいですね。 しかし、とにかくビル・ナイーが格好いい! フィリップ・シーモア・ホフマンがしぶい。 リス・エヴァンスが今までになくセクシー。 ケネス・ブラナーの嫌みっぽさも、 ジャック・ダベンポートの顔に似合わない間抜けっぽさも、 本当に可笑しい。 お勧めです! (2009.11.01 16:02:17)
私はこの時代の音楽とビートルズが好きなだけに納得できない作品でした。
作り手がやりたい事が判ると、観ている側も斜に構えてしまいシラケテしまいます。 本作はそんな作品だっただけに、自分は合いませんでした。(2009.11.02 00:15:21) ■トラックバック(27)
原題:THEBOATTHATROCKED監督・脚本:リチャード・カーティス出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイ、リス・エヴァンス、ニック・フロスト、ケネス・ブラナー、トム・スターリッジ試写会場 : 東宝東和試写室公式サイトはこちら。<Story>1966年、北...(2009.10.16 19:44:39)
満 足 度:★★★★★★★★★★
(★×10=満点)
試写 にて鑑賞
2009年10月24日公開
監 督:リチャード・カーティス
キャスト:フィリップ・シーモア・ホフマン
トム・スターリッジ
ビル・ナイ
...(2009.10.17 10:25:21)
(c) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
{{{ ***STORY*** 2009年 イギリス
1966年、北海に浮かぶ船に高校を退学になったカールがやってくる。更正のため、母親に名付け...(2009.10.17 10:51:10)
1966年、イギリス。 ドラッグと喫煙で高校を退学になったカールは、更生のため母の旧友クエンティンの船に預けられることに。 しかし実はその船は個性的なDJたちが名調子と共にポップ・ミュージックを一日中流し続けている海賊ラジオ局“ラジオ・ロック”だった! 大臣...(2009.10.18 12:43:50)
JUGEMテーマ:映画
By sponsored by the British Embassy Tokyo,
I happened to got a chance to watch "Pirates Rock", prior to the release.
You gotta ROCK it by watching it.
■ British Embassy (UKinJapan) on Twitter
■ Pirate radio - Wikiped...(2009.10.19 00:57:29)
1966年、まだイギリスには民放が無く、放送はBBCのみ。そして、この時代、ブリティッシュ・ロックが世界に発信されていたが、その本家本元のイギリスでの放送時間は一日わずか45分! しかしロックを求めるイギリス国民は、海賊放送を聞いてロックを楽しんでいた。と言う...(2009.10.24 18:49:40)
イギリス&ドイツ
ドラマ&青春&音楽
監督:リチャード・カーティス
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン
トム・スターリッジ
ビル・ナイ
リス・エヴァンス
【物語】
素行不良で高校を退学になったカールは、更正を望む...(2009.10.24 23:22:51)
We Love Music{/m_0158/}
We Love Rock{/m_0136/}
好きな映画に挙げる人の多い「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が
幼少時の思い出からインスパイアされて作ったという待望の新作{/m_0158/}
実はそんなに「ラブ・アクチュアリー」はイイ{/m_0136/}...(2009.10.25 00:38:33)
(原題:THE BORT THAT ROCKED)
【2009年・イギリス】完成披露試写で鑑賞(★★★★★★★★★★)
民放のラジオ局が無かった1966年のイギリス。
そんな中、停泊した船上から24時間ロックを流し続けた、海賊ラジオ局のDJたちの生き様を描いた痛快ロック・ムービー。
19...(2009.10.25 08:38:31)
『スウィッチを入れたら 君はもうひとりじゃない。』
コチラの「パイレーツ・ロック」は、「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、実在した海賊ラジオ局と監督自身の幼少の頃の思い出からインスパイアされた10/24公開のPG12指定の音楽コメディ...(2009.10.25 17:07:08)
60年代のイギリスを舞台に24時間ロックとポップスを流し続ける海賊ラジオ局 とロックを規制しようとする政府当局の攻防を実在した海賊ラジオ局をモデル に映画化。1966年のイギリス。国営のBBCラジオはロックやポップスを1日で流す時間 を制限していた。若者をはじ...(2009.10.25 22:10:24)
公開初日 札劇さんにて。
早速 観てきましたっ!(2009.10.26 09:12:25)
1960年代のイギリスに実在した海賊ラジオ局をモデルにした作品。公海上に停泊する船から24時間ロックを流し続けるラジオ局のファンキーなDJとその仲間たちの生活を描いた痛快なミュージックドラマだ。主演は『ダウト あるカトリック学校で』のフィリップ・シーモ...(2009.10.26 22:11:32)
THEBOATTHATROCKEDメディア映画上映時間135分製作国イギリス/ドイツ公開情報劇場公開(東宝東和)初公開年月2009/10/24ジャンルドラマ/青春/音楽映倫PG12【解説】「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、60年代に実在した海賊ラジオ局をモデルに描く痛...(2009.10.27 11:17:35)
(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
素行不良で高校を退学になったカールは、更正を望む母の提案で、母の旧友クエンティンのいる船に乗船。その船は、アメリカ出身のザ・カウントら、クールなDJたちがロックの取締りをもくろむ政府の目を盗み、24時間ロッ(2009.10.28 22:42:09)
1966年のイギリスを舞台に24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と彼らを排除しようとする政府の攻防を描いた作品です。(2009.11.04 20:39:11)
THE BOAT THAT ROCKED
1966年、イングランド。世はブリティッシュ・ロック全盛期、しかしBBCラジ
オはロック&ポップを一日45分間のオンエアに制限していた。そこに、公海
上に停泊した船から音...(2009.11.05 17:32:04)
2009年11月3日(火) 16:55〜 TOHOシネマズ川崎8 料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフレット:600円(買っていない) 『パイレーツ・ロック』公式サイト フリーパス鑑賞4本目。 ロック映画には名作が多い。これもご多分に漏れず名作だった。 偉大なロッカーを数...(2009.11.05 18:25:18)
今日は試写会はないので、仕事帰りに新宿へ出て、武蔵野館で有効期限間際の株主優待券を使って「パイレーツ・ロック」を観てきましたシンプルで予想通りの映画でしたまずは、とにかくキンクス・ローリングストーンズ・プロコルハルムといったお馴染みの60年代のブリティッ...(2009.11.06 12:14:23)
俺たちのビート(鼓動)が聞こえるか?
原題 THE BOAT THAT ROCKED
製作年度 2009年
製作国 イギリス/ドイツ
上映時間 135分
脚本 リチャード・カーティス
監督 リチャード・カーティス
出演 フィリップ・シーモア・ホフマン/トム・スターリッジ/ビル・ナイ/ジャック・...(2009.11.06 12:30:59)
パイレーツ・ロック 286本目 2009-46
上映時間 2時間15分
監督 リチャード・カーティス『ラブ・アクチュアリー』
出演 フィリップ・シーモア・ホフマン トム・スターリッジ ビル・ナイ ウィル・アダムズデイル トム・ブルック リス・ダービー ニック・フロスト ...(2009.11.08 17:18:11)
昨日は新宿武蔵野館に『パイレーツ・ロック』を観に行ってきました。
この映画、135分もあったんですね。それに何よりも驚いた自分w。
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『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が、60年代に実在した海賊ラジオ局をモデルに描...(2009.11.10 22:52:32)
【 65 -13- 1ヶ月フリーパスポート=13 】 この週末三連休は九州波乗りツアー!なんやけど、参加メンバーが仕事や体調不良やで、なんと半分の規模のトリップになっちゃいそうや(*´д`*)
風邪やらインフルやら痛風(?)やらいろいろ流行っている様やなあって実感(´・...(2009.11.19 00:02:09)
11月17日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。とうとうフリ―パスポートをゲットしました。1カ月間無料で何本も鑑賞出来ます。その1本目に選んだのがこの作品です。今週でお終いなので、滑り込みました。
べたべたのイギリス映画ですね。舞台は1966年、イギリスのポッ...(2009.11.19 00:32:58)
The Boat That Rocked (2009年) 監督:リチャード・カーティス 出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイ、トム・スターリッジ、ケネス・ブラナー 1966年、ポピュラー音楽のラジオ放送が制限されていたイギリスで、領海外の洋上に停泊した船から、24時間ロック...(2009.11.24 22:22:01)
監督 リチャード・カーティス少しあらすじ素行不良で高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)は、母の旧友でカールの名付け親だというクエンティン(ビル・ナイ)のいる船に乗船。その船は、アメリカ出身のザ・カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)ら、個...(2009.12.27 07:36:47)
原題:THE BOAT THAT ROCKED公開:2009/10/24製作国:イギリス/ドイツPG12上映時間:135分監督:リチャード・カーティス出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、トム・スターリッジ、ビル・ナイ、キャサリン・パーキンソン、クリス・オダウド、ケネス・ブラナー、リス・...(2010.01.11 18:33:36)
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