|
テーマ:DVD映画鑑賞(13561)
カテゴリ:映画
なんて可愛いアナキン坊や!!!
こんないい子とダース・ベイダーは結びつかない…。 「スター・ウォーズ」ここから始まった…。 そして個人的にもこれからハマった 「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」!! 公開時に劇場で観て色んな意味でかなり衝撃を受けた作品だ。 監督はジョージルーカス、音楽はジョン・ウィリアムズ。 舞台は前3部作から約30年程遡る…、 この序章では、ダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーの少年時代と、 まだパダワン(修行中のジェダイ)であったオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)、 そして、様々な運命的な出会いが描かれる。 惑星を封鎖する通商連邦の調査と平和交渉にへ向かったジェダイ騎士 クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とその弟子はオビ=ワン・ケノービは、 それに至る前に攻撃され、やむなく敵機に潜みナブーへと向かうが、 ドロイドの兵でみるみる占領されていった…。 その背後には銀河征服を企むシスの暗黒卿 ダース・シディアス(イアン・マクディアミッド)が…。 ナブーで出会った現地星人グンガンのジャー・ジャー・ビンクス(アーメッド・ベスト)の命を助け、 このドジで臆病でどうしようもない彼の故郷の水中都市へ援助を求める。 グンガンの領主ボス・ナスは「自分達をバカにする」とナブーを嫌っていた。 結局また3人で女王を救出に向かう事になる。 制圧された市街を抜け連行されるナブーの若い女王、 アミダラ女王(ナタリー・ポートマン)一行を救出し、共和国の元老院へ直接直訴をする事に決定。 ロイヤル・スターシップでコルサントへ出発した…。 ところが、封鎖線を突破する時の損傷のため、途中で船の修理をせねばならず、 通商連邦の目の届かぬ辺境の惑星タトゥイーンへ立寄った。 この砂の惑星タトゥイーンで出会ったのが高いフォースの力を持つ9歳の少年 しかも運動神経、メカの知識も抜群の天才少年アナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)。 彼は母親シミ・スカイウォーカ(ペルニラ・アウグスト)と共に アナキンの働くパーツ屋のワトーの奴隷だった。 クワイ=ガン・ジンは、彼をジェダイにしようと決意するのだが…。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 何といってもポッド・レースの大迫力!!! そして、いきなり技術の進歩が顕著になった、CGキャラクター達の登場だ。 これまで着ぐるみか人形だったキャラクターが、 CGで描かれて人間の役者に混じり、生き生きと演技する…。 ジャー・ジャー・ビンクスもヨーダ(声:フランク・オズ)もワトーもetc… すごい世の中になったモノだと感心した。 後に凶悪になって登場する、ジャバ・ザ・ハットがポッド・レースを仕切っていたり…。 小ネタも一杯ちりばめられているのが楽しい。 とにかくクドい位ドジばっかりのジャー・ジャー・ビンクス、 そのボスのボス・ナス単細胞さには思わず痛い笑いもこぼれ出てしまう。 ユアン・マクレガー演じる若いオビ=ワンに出世したな…と感涙しつつ、 クワイ=ガン・ジンの飄々とした自由奔放な自信に満ちた力強さにメロメロ。 そして…アナキン坊や! ミディ=クロリアン値がヨーダを超える20,000? あのちょっと生意気で幼い悪戯坊主の才能にはメロメロを通り越して目が釘付けだ。 「ポッド・レースと同じだ~」なんて、R2を相棒にケロッと敵艦爆破。 こんなアナキンの母親シミ・スカイウォーカーの子を想う愛。 「あの子は特別な子だ」 父親のいない、アナキン出生の不思議な話。 そして…幼いアナキンの母からの旅立ち!! 「また会えるの?」「戻ってママを自由にする!」 涙無くしては語れないエピソード1である。 しかもこの子がやや感情が激しいとはいえ、どうしてあのダース・ベイダーに??? その最期を知っているだけになんともいえない感情が沸き起こる。 更に運命的なパドメとの出会い。 出会った瞬間、彼女に「天使なの?」と聞き、 別れる時には「あなたのことは忘れない」と木彫りのペンダントを渡すアナキン。 幼い彼の淡い初恋は、後にこの時思いもかけない形で彼の運命を決定づける。 1,000年も前に滅んだはずのシスの復活。 「シスは必ず2人で組んで動く」…そうそう!!! あの恐ろしい赤黒の縞の顔などが、話題になったのだが 意外に地味な活躍だったダース・シディアスの弟子ダース・モール(レイ・パーク)! クワイ=ガン・ジンさん残念無念だろう… しかし、オビ=ワンがここでついにジェダイ・マスターとなり、 アナキンを弟子にジェダイへと育てる事になる。 予言「フォースのバランスをもたらせる選ばれし者」とはそういう意味か、 と先日の『エピソード6』を思い出す。 よくよく考えると全作通して存在しているダース・シディアスは無欠席。 同じく無欠席といえば… クワイ=ガン・ジン、アミダラ一行を救った優秀なアストロ・ドロイドのR2-D2(ケニー・ベイカー)。 アナキンがパーツから組み立て、おいてけぼりのプロコトル・ドロイドC-3PO(アンソニー・ダニエルズ)。 彼等はキレイになったり故障したりバラバラになったり…お疲れ様です。 さて、『スター・ウォーズ』テレビ・シリーズ化100話・アニメーション化も決定だそう。 テレビの方では『エピソード3』~『エピソード4』の間を埋まるらしい。 個人的には滅んだシスとミディ=クロリアンが気になって仕方がないのだが、 この辺りは描かれるのかしら??? 既に作られたアニメ化作品『クローン大戦』では 『エピソード2』と『エピソード3』を繋いでいる。 微妙な設定やキャラクター、セリフのエクスキューズになっており、意外と楽しめた。 ただ…アナキンのキャラがまるで角張った「北斗の拳」のケンシロー。 これだけが微妙。パルパティーンやヨーダの顔がそっくりでこれは一見の価値有り♪ こういうスケールでかいヒット作が有ると強い! いくらでも増えそうなエピソード!! 新しい世代のファンも増えたし、アニメのガンダムみたいになるのかな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|