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テーマ:DVD映画鑑賞(13624)
カテゴリ:映画
「テラビシアにかける橋」
父以外は女ばかり…姉弟5人の真ん中 裕福ではない一家の少年ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)は 家では立場が劣勢で楽しみは絵を描くこと。 でも、走るのが速いのが自慢で 家族の事も考え妹のメイベルの面倒もみるいいお兄ちゃん。 音楽のエドマンズ先生に ある日転校して来たレスリー(アナソフィア・ロブ)は 小説家の父母を持つ一人っ子で ちょっと変わった美少女。 しかもなんと家の隣に引越してきたのだ。 学校で上級生にいじめられたり ちょっと孤独だったりする彼らは 近くの森の中でふたりだけの空想上の王国 “テラビシア”を作り上げるのだったが… 地味に評判の良かったコレ。 プチ・ファンタジーながら セツない、いい話なんですよ。 彼らは“テラビシア”に逃げ込んでいるのではなく そこで色々得た事を現実世界でも反映させているんですな。 周りに流されずに自分の意志を尊重する レスリーはジェスに大きな影響を与え ジェスの感性もレスリーに大切なものを沢山与えた… エドマンズ先生との初恋めいたエピソードが 思わぬ結末になるとはびっくりしたけど… (ラストシーンにはやや苦笑) この映画に出て来る親達も素晴しい。 特に事件の後の彼らの言葉は ジェスには最大限の救いとなったであろう。 辛い現実と空想の世界を渡す1本のロープが 安全に行き来出来るように 一見目に見えないものを感じることができるように しっかりとした橋となったのだ。 人に対する思いやりが希薄になりつつある現代 理不尽な事が多々起きるのが人生であるが その分救いもあるのも人生なのだと教えてくれる良作。 犬のPTも印象深い。 テラビシアにかける橋(通常版)(DVD) ◆20%OFF! →楽天レンタルはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/07/30 01:43:45 AM
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