カテゴリ:実践記録・・思考編
年明けのため業務量が一時的に増えているということで、
現場に行って作業をしてきました。 パートさんと一緒に作業をしていて やはり耳にすることが、本部への不満。 毎回、必ず聞く話が「キャンペーン時のノルマ」に関するものです。 年に数回以上「○○販促キャンペーン」というのがあり、 そのときには職員全員が契約ノルマ(内部的には「目標」と言ってますが ^^;)を 課せられます。 それが、あまりにきつすぎる、というわけです。 この不満、ある意味うなづけます。 私も現場にいたときは、似たような理不尽さを感じていました。 不満の本質は、ノルマの高低ではないと思います。 ひとつは、キャンペーンの「意味」が充分に語られていないこと。 もうひとつが、通常業務とのギャップです。 日常業務で扱わない商品を意識して売ろうとするからこそ 「キャンペーン」なわけですが、 普段扱ってない商品なので、そのセールスには一定の慣れが必要です。 さらに売り手もそうですが、買い手だって慣れが必要なんです。 いつも、その商品について何も語ったことのない職員が 突然「キャンペーンなんです。これ買ってください」では、 お客さんの意識がついてきません。 (しかも売り手のセールストークが、いかにも「付け焼刃」) 「ゆでがえる」の話って、ご存知でしょうか。 蛙を水の中に入れて、少しずつ水温を上げていくと そのことに蛙は気付かずに、とうとう高温のお湯の中で 蛙が死んでしまう と、いう話です。 少しずつの環境変化には気がつきにくい、ということで 割とネガティブな意味に使われる話ですが、 見方を変えれば、少しずつ環境を変化させれば、 結構、極限までいけてしまうものだ、とも捉えられます。 要は、ある日突然に「キャンペーン」などという熱湯をかけるのではなく、 始まる以前から少しずつ予告や事前教育を行っていけば、 売り手も買い手も、それなりに対処ができるものです。 ニュースレターを上手に使っている方は、 この辺の設計も上手くやっていますね。 自分が今、本業にしているインターネット・プロモーションでは、 うまく「ゆでがえる」(いい意味で)をつくれるようになりたいな。 そんなことを感じた一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月04日 22時30分05秒
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