巨人がパリーグ移籍を匂わせていることについて、阪神の久万オーナーが大パニックなのだそうだ。巨人戦主催14試合で総額70億円の収入といわれる莫大な収入が消えかねないだけに、相当慌てている様子。
「殺されるわけやないけど、困ります、困ります。セの中心なんだし、おってもらわんとアカン。私が頼みます。行かないでくれと引き留めますわ」
http://www.zakzak.co.jp/spo/2004_09/s2004090712.html
こうなってくると、ストを決定したプロ野球労組の動き、オーナー会議、巨人の動きともあいまって、ドタバタ活劇のようだ。次に何が起こるのか興味津々である。
ともかく、何をさておいても面白いのは、阪神オーナーのパニックぶり。「こっちの都合もあるし、ファンも寂しがる。巨人さんにとっても、阪神戦は大事なはず。一緒に大きくなってきたのに、何言うねん。(パリーグに)変な心遣いをしたらあきません」
この記事で夕刊フジの江尻良文編集委員は、かつてパリーグに行く予定だった阪神が、巨人戦の収入ほしさにセリーグに寝返った裏切りの経緯があるだけに、阪神は今回の再編問題に口をはさむ資格なし、とばっさり気って捨てている。舌鋒鋭く、非常に面白い。
ちなみに、プロ野球の歴史を深く知るために私がお薦めしたいのは、佐野真一著「巨怪伝―正力松太郎と影武者たちの一世紀」(文春文庫)だ。読売新聞中興の祖、正力松太郎氏の経歴とともに、プロ野球界創設時の逸話がよく分かる。
ここから先がPRの見地からのコメント。ともかく衆目を集めるには、トピックに関わる人(組織、企業)が大勢出てきて、それぞれがニュースになり、利害関係が輻そうし、まるでドタバタ活劇のような様相を呈するのが一番だ。TVドラマやグループコントを面白くするための秘訣と同じである。
Last updated
2004.09.08 10:35:44