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飛びたいと思う前から空はある [全108件]
最後に、ぼくが例として書いてみた税の作文をいくつかのせます。 盗作してパクってもらってかまわないので、どうぞご自由におつかいください。 私は、この作文を書くにあたり税金について少し調べてみました。 調べてみて初めて知ったことは、税金には所得税、酒税など、私が予想していたよりも多くの種類があるということです。そして、これらは、国に納める国税と都道府県などに納める地方税に分けられています。国税には、所得税や法人税など、地方税には、都道府県民税や市町村民税などがあります。 また、所得税や住民税は、納める人の収入によって税率を決めており、公平に課税されています。 このようなことを調べていくうちに、これらの税金はどのように使われているのか興味を持ったので、調べてみました。 まず、私たちに今、一番身近なのは教育です。国はこれに歳出全体の約八%、地方財政では約二十%も使っているそうです。中学生一人にすると、年間約九十万円にもなります。私は今まで、税金を身近に感じたことはなかったけれど、こういうところで、私たちを支えてくれていたことに驚きました。 次に、歳出全体の約十%を占めているのが公共事業関係費です。道路をはじめ、上下水道や公園などの公共施設は、これによってできています。そして、歳出の中で二十五%と大きな割合を占めているのが、社会保障費です。 今、日本は、高齢化が進んでいます。 その問題の一つに、社会保障の費用が増えていくということ、費用を負担する働き手が減っているということがあります。二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、二〇四〇年には一・六人で支えることになるそうです。 福祉先進国のスウェーデンでは毎年、福祉関係の予算が、政治予算の五十%を超えているそうです。 そのかわり、労働者は給料の約半分を税金として納め、国民負担率は約七十%にもなるそうです。しかし、日本では税金を払っても将来の心配をしなければならないのに対し、スウェーデンでは、これらを払えば将来は安心できるのです。 どちらとも税金の使い方はちがって、どちらがいいとは分からないけれど、私はやっぱり、税金はより良い使い方をされるのが一番だと思います。この作文を書く中で、私の身近にも税金にかかわるものがたくさんあること、私たちが豊かに生活していくには、税金は欠かせないことが分かりました。 また、私もいつかは納めなくてはいけない、まだ関係ないのではなくて、これから税金はどうなるのか、どのような使い方が一番良いのか、などきちんと考えてみよう、と思う良いきっかけになりました。 そして、税金は、みんなに平等で、みんなの生活をより豊かにしてくれるものであつてほしいと思います。 私は、この作文を書くにあたり税金について少し調べてみました。調べてみて初めて知ったことは、税金には所得税、酒税など、私が予想していたよりも多くの種類があるということです。そして、これらは、国に納める国税と都道府県などに納める地方税に分けられています。国税には、所得税や法人税など、地方税には、都道府県民税や市町村民税などがあります。 また、所得税や住民税は、納める人の収入によって税金を決めており、公平に課税されています。 このようなことを調べていくうちに、これらの税金はどのように使われているのか興味を持ったので調べてみました。まず、私たちに今、一番身近なのは教育です。国はこれに歳出全体の約八%、地方財政では約二十%も使っているそうです。中学生一人にすると、年間約九十万円にもなります。私は今まで、税金を身近に感じたことはなかったのですが、こういうところで私たちを支えてくれていたことに驚きました。次に、歳出全体の約十%を占めているのが公共事業関係費です。道路をはじめ、上下水道や公園などの公共施設は、これによってできています。そして、歳出の中で二十五%と大きな割合を占めているのが、社会保障費です。 今、日本は、高齢化が進んでいます。 その問題の一つに、社会保障の費用が増えていくということ、費用を負担する働き手が減っているということがあります。二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、二〇四〇年には一・六人で支えることになるそうです。 福祉先進国のスウェーデンでは毎年、福祉関係の予算が、政治予算の五十%を超えているそうです。 そのかわり、労働者は給料の約半分を税金として納め、国民負担率は約七十%にもなるそうです。しかし、日本では税金を払っても将来の心配をしなければならないのに対し、スウェーデンでは、これらを払えば将来は安心できるのです。 どちらとも税金の使い方はちがって、どちらがいいとは分からないけれど、私はやっぱり、税金はより良い使い方をされるのが一番だと思います。この作文を書く中で、私の身近にも税金にかかわるものがたくさんあること、私たちが豊かに生活していくには、税金は欠かせないことが分かりました。 また、私もいつかは納めなくてはいけない、まだ関係ないのではなくて、これから税金はどうなるのか、どのような使い方が一番良いのか、などきちんと考えてみよう、と思う良いきっかけになりました。 そして、税金は、みんなに平等で、みんなの生活をより豊かにしてくれるものであつてほしいと思います。 我々中学生にとって最も身近な税金、それは消費税であろう。今回、税金についての作文を書くにあたり、私がまっさきに思いついたのも、消費税についてだった。 お店でもコンビニでも、我々が買い物をするときには消費税を払う。以前は百円のものを買うときには、百円を払えばよかったという。日本に消費税が導入されたのは平成元年からである。私は生まれてもいない。 私にとっての転換期は、平成九年の消費税5%引き上げであった。これは困った。 当時小学生だった私は、遠足のときに先生が「おやつは315円まで」というのを聞いて「何だと! 309円じゃないのか。6円得したよ」と喜んだものである。しかしそれは空しい喜びだった。消費税が上がったため、遠足のおやつの上限も上がっただけで、我々が手に出来るお菓子はやはり三百円分。その現実は変わらなかった。 消費税は、たったの5%である。百円のおかしを買って、わずかに五円だ。少ないお小遣いをやりくりする小学生の財布から五円を持っていって、いったい意味があるのだろうか、と小学生の私は思った。 しかし、ちりも積もれば山となるということを、私は最近身をもって知ったのである。 先日、総合学習の時間にボランティアで募金活動をした。駅前で懸命に声を張り上げ、道行く人に募金をつのったが、なかなか集まらない。渡る世間に鬼はなしというのは間違いが、やっぱり本当は、渡る世間は鬼ばかりじゃないかとため息をついていると、小学生の子私の前で足を止めた。 その子は募金箱に、ちいさな財布から十円玉を入れてくれた。「ありがとうございます」とっさに笑顔を返した私は、しかし心の中で、「十円じゃなぁ……」と思ってしまった。朝からがんばって、若い人や老人、子供などさまざまな人が募金をしてくれたが、どれも同じようにわずかなお金でしかない。これではあまり集まらないな、と落胆していたのだ。 しかしボランティア活動が終わり、募金箱の中のお金を数えてみると、思ったよりもたくさんのお金になっていた。私は、十円玉を入れてくれた小学生にはずかしく思った。ひとりひとりの持っているものは小さくても、それが集まれば大きなものになるのだ。 消費税もすこしのものに思えるが、全体としてみれば大きなものになる。日本全体では一年間で十兆円ほどにもなるという。そして、そのお金がわたしたちの生活を支えるためにつかわれているのだ。 私も、これからは、誇りを持って税金を納めようと思う。 今回、税の作文を書くにあたり私は自分の知っていることで税金と関係のありそうなものを思い浮かべてみた。 たとえば、年貢だ。 江戸時代、日本の農民は年貢を納めていた。 それは過酷なものである。五公五民、つまり五割が幕府にとられ、残りの五割が自分の手元に残るのだ。しかしそれはまだいいほうで、中には七公三民という、自分の稼ぎの七割が持っていかれてしまうという地方もあったそうだ。 これが税金だったらと考えると、ぞっとしてしまう。 もしも、自分が働いて一万円の収入を得て、その内の七千円が税金として持っていかれてしまうとしたら、私はとても耐えられないだろう。 しかも、年貢は自分に返ってくることはない。払った年貢はすべて幕府が自分とは関係のないことにつかってしまうのである。 テレビの時代劇でみる悪代官の手に自分の税金が渡るのだとしたら、私は税金を払うことをためらってしまう。何に使われているか、わかったものではないからである。 今と昔がちがうのは、税金の使い道がわかっている点だ。私たちの払う税金は、道路や図書館、そして私たちが学ぶ学校などを作るために使われている。 しかも、かつての七公三民などという重税ではなく、今の税制はじつによく考えられた、納得のできるものである。 所得税は累進課税制度がとられ、収入の多い人はたくさん税金をおさめるようになっている。去年の長者番付を見ると、東京都の橋本さんが四十六億円の年収で十七億円とあった。お小遣い三千円の私は、年収の三万六千円で買い物をしてすべて消費税を払ったとしても、払う税金は二千円ほどである。 橋本さんとのことを思えば、二千円がなんだというのか。 税金は、年貢とちがって払ったぶんだけ自分に返ってくるものだ。 今でも、かつての悪代官のように税金を無駄に使う警察官や官僚のニュースをたまに見る。もちろん、それはごく一部の例であり、私たちの払った税金はみんなの暮らしを豊かにするためにつかわれている。 私たちは、自分の払った税金が何につかわれているのかを正しく知り、その上でしっかりと税金を納める必要がある。 それは、一方的に奪われる年貢ではなく、やがては自分に返ってくるものである。 自分の暮らす社会を豊かにするために、税金についてもっと知ることが、これからの未来をになっていく私たちの義務だと思う。 税金は、私たちの暮らしに密接に関わってゆく問題だと思う。
ホームページのほうに質問をもらいました。回答とあわせてのせておきます。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:ジョースター『作文を書こうと思うのですが、「~だ」と書くか、「~です」と書くか、どちらかで統一しろと言われました。どっちがいいですか? A:基本的には、どっちでもいいです。 論文としては、「~だ」と書くのがちゃんとしてるのですが、中学生の作文なのでどっちでもいい。 しかし、ぼくは「~です」のほうをすすめます。なぜなら、そっちのほうが文字数をかせげるからです。ほんの少しのちがいですが、「~です、~ます」のほうが、おトクです。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:ichigo 『すいませんッ!!国民の義務といえば、勤労、教育、納税である。それらはどのように結びついているのだろうか。(たぶんこれ書きやすい)って、あるんですけど、どういう風に、書きやすいんですか??書こうと思っても、ペンが動かないんです。どうやって、つずければいいですか?』 A: 『国民の義務といえば、勤労、教育、納税である。それらはどのように結びついているのだろうか。(たぶんこれ書きやすい)』というのは、 国民の三つの義務ってのは、中三の社会でやってる公民の範囲なので、そことからめたら書きやすいなぁと思ったのでした。 あと、「勤労」、「教育」という自分の身近にあって内容を想像しやすいものと比べることで、文字数をかせげるし。 たとえば、 「学校の社会科の授業で国民の義務を習った。勤労や教育が大切だというのはよくわかる。もし誰も仕事をしなかったら、もし学校で学ぶことができなかったら、社会がだめになってしまう。では、もし税金がなかったらどうなってしまうのだろうか。」 とか、 「勤労、教育は義務だけれども、自分からしたいことでもある。私は将来○○の仕事をしたいと思うし、高校・大学に行って○○を学びたいと思う。それに比べて、納税というのはただ強制されるだけのもので、今まで払わないでいいのなら払わないですませたいと思っていた。しかし、税金について調べているうちに、税金は私たちの暮らしの大事な部分を支えているのだと知り、強制されるから払うのではなく、自分たちのためにすすんで払っていくべきだと思った。」 とか、こんな感じかな。 何を書けばいいのかわからないというのは、はっきり言って税金に興味ないんだから仕方ない。 自分の興味のあることだったらずっとしゃべっていられるけど、興味ないことについて書けって言われても、書けないからね。 だから、何かほかのものと比べてみたり、もしそれがなかったらと仮定してみたり、そんな書き方をしたらいいと思います。 あと、宿題の作文については、「自分の書きたいことを書く」ってのとはだいぶちがって、「向こうが(学校の先生とかお役所の人とかが)書いて欲しいと思っている内容に合わせて書く」くらいのつもりで、割り切って書いたほうが気がラクです。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:rei 『こんにちは^^私は、今税について書こうと思っています。 だけど、3600字以上で書かなきゃいけないんです・・。 ↑のを参考にしようとおもってるんですが、どうやって 3600字にしたらいいですか??』 A:『3600字ということは、原稿用紙9枚ですか。 長いですね。 話題ふたつ、それぞれに賛成の例と反対の例で、 基本的には、4枚の作文をふたつつなげるようにするのがいいと思います。 9枚だったら、ひとつの話題では足りません。』 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:rei 『わかりました^^あと1ついいですか?? 「二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、二〇四〇年には一・六人で支えることになるそうです。」 の三・六人って??どういう意味ですか??あと一・六人・・・・』 A:●二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、 二〇四〇年には一・六人で支えることになるそうです。 というのは、2000年には高齢者ひとりにかかる介護とか年金とか、そういったいろんなお金を、いま働いている世代の数で割ったら、老人ひとりぶんのお金を3.6人で負担していることになる。 しかし、2040年には高齢化が進み老人が増えて、少子化の影響で働く世代は今よりも減って、老人ひとりにかかる費用を、1.6人で負担しなくてはならない計算になる。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:rei 『また?質問ですっ☆★ 「日本では税金を払っても将来の心配をしなければならないのに対し、」 ってあるじゃないですか・・・。でも、 「 税金は、年貢とちがって払ったぶんだけ自分に返ってくるものだ。」 とも書いてあります。あと、 「かつての七公三民などという重税ではなく、今の税制はじつによく考えられた、納得のできるものである。」とかも・・・。 どっちですか??心配しなくてもいいの?しなくちゃいけないの??』 A: 『簡単にいうと、 スウェーデン > 今の日本 > 昔の日本 スウェーデンと比べると、今の日本はまだまだ。 スウェーデンは消費税が25%で、税金大変だけど、そのぶん老後の保障がしっかりしてる。税金はしっかり払わなくちゃならないけど、そのぶんあとでちゃんと面倒みてくれる。 それにくらべたら、今の日本は税金を払ってもそれが自分に返ってくるか、あやしい。 自分の老後を保障したり、道路を造ったりといったことにちゃんと使われているのか不安。 でも、江戸時代の年貢と比べたらぜんぜん安心。 江戸時代の年貢は一般のひとたちにかえってくるものなんて、ほtんどなかった。 だから、スウェーデンやイギリスといった國と比べたらまだまだ税金が国民のために機能しているとはいえないけれど、江戸時代と比べたら納得できる。 という意味です。』 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:みりぃ 『税の作文で国民の三大義務についてかいていて調べたことを書きたいんですが どんなことを調べて書けばいいですか?教えてください!! A:『●教育を受けさせる義務 ・自分たちが学校に行けるのは税金のおかげ ・東京都公立中学校の生徒1人あたりの3年間公費負担額は約381万6000円。 ●勤労の義務 ・勤労は権利であり、義務である。 ・働いて税金を納めることは、結局は自分自身を助けることだ。 ・学生は直接に税金を納めることはない。税金をつかう立場だからこそ、税金についてよく知り、無駄につかうことのないようにしたい。 ●納税の義務 ・税金は義務で納めなければならないものだが、それは無駄ではない。 ・自分たちの住む地域、社会のために納める。 ・税金は貯金箱だ。「盗られる」のではなく、「一回集められて、私たちに返ってくるもの」 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:かずは 『「私の父は公務員」ネタで書こうと思ったのですが、どうつなげてまとめたらよいのか分かりません。ほかの書き方にしたほうが書きやすいですかねぇ?』 A:「私の父は公務員」のネタでいくのなら、たとえば [1]作文を書くために税金についてしらべました。消費税、自動車税、相続税、住民税、いろいろと税金を集めています。いったい、税金は何につかわれているのでしょうか。 [2]夏休みに税金のことをしらべるために友人と図書館に行きました。帰りに友人と食事をして、コンビニで買い物をして、好きなアーティストのCDを買いました。すると友人が「かずはのお父さん、公務員だったよね。お給料は税金から支払われているんだね」と言いました。 私は今まで意識したことはありませんでしたが、私たち家族が暮らすためのお金は、みんなが払った税金から出ているのです。さっき友人が払った10円、20円という消費税や、みんなの払うさまざまな税金が集まって、公務員の給料が支払われたり、私たちが利用した図書館を建てたりしているのです。 [3]2005年度予算でみると、国家公務員約61万5000人の人件費は5兆4410億円に上るそうです。病院や水道事業など地方公営企業を除く地方公務員約246万人の給与関係経費は、22兆7240億円にもなるそうです。 公務員の仕事は警察官や消防官、役所の職員、学校の先生など、どれも大切な仕事です。しかし、警察官に道を聞いてお金をとられたり、学校に通うのに授業料や教科書代は払わなくてもよかったり、私たちは公務員の仕事にお金を払っていません。もしそういったことがすべて有料のサービスだったら、私たちはみんな困ってしまうと思います。だから、税金でみんなにとって必要な仕事をしている人たちの給料を払う仕組みになっているのだと思います。 [4]今までは税金についてあまり関心がありませんでしたが、これからは自分に身近な問題として考えていきたいと思います。みんなが払った税金を有効に活用していけるよう、全員が意識していかなければならないと思います。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:あさみ 『私は税の作文で、少子・高齢化について書いていきたいと思ってるんですけど、はじめはどんなふうに書き始めていいかわかんなくて・・・。どんな感じで書いていくかがおもいつかなくて・・・。 良かったら教えて下さい★★』 A:少子高齢化、でいくと、 [1]ニュースで増税について話していました。消費税も今の5%よりもっと上がるとのことです。なぜ増税する必要があるのか、本当に必要なのか、考えてみました。 [2]私は一人っ子で、両親と七十才になる祖父母と暮らしています。少子・高齢化という言葉がそのまま当てはまる家族です。私は両親と祖父母には元気で長生きしてほしいと思いますし、これからも充実した生活を送って貰いたいと願っています。でもやがて両親が高齢者になったら、私一人の力で両親と祖父母の生活を支えることは難しいと思います。 そんな私の不安と、今の日本の状況は似ていると思います。 [3]現在、日本は少子・高齢化という大きな問題を抱えています。日本人の平均寿命はここ30年間で約10歳も延び、今では世界一の長寿国となりました。その一方、将来の働き手となる子どもの出生率は急激に低下しています。このままでは10年後には国民の4人に1人が65歳以上の高齢者となり、いままでは5人で1人の高齢者を支えていたのが、これからは3人で1人の高齢者を支えていかなければならなくなる計算になります。少子・高齢化はますます深刻な問題に進展していってしまいます。 [4]より豊かな未来に希望を託す為にも国民一人ひとりが正しい税金の理解を深め、お年寄りや弱者が税金の恩恵を身を持って感じる事が出来る税金が生かされた社会になればと思います。そして、それが実現される様に私も、もっともっと勉強して国を支える力になりたいと思います。 とか。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Q:ひな 『募金の体験談以外で作文に使えそうな体験談ってないですかねぇ?あたしには税に関係する体験談がなくて。。。』 A:体験談なんて、ぼくもありません。体験なんてする必要ないんです。書くことが決まったら、それにふさわしいお話をでっち上げればいいんです。上に書いた「父は公務員」も「少子高齢化」も、数字以外は全部テキトーです。体験なんて何もないです。作り話で、もっともらしい話を考えてみてください。 本当のことかウソか、なんてのは作文を書く上では大事なことではありません。自分の主張を伝えるために都合のいいお話を考えることが、作文だと思ってください。』
原稿用紙に書き出す前に、書く内容をメモしてみましょう。 [1]話題、[2]体験、[3]意見、[4]結論、というように分けて書き出してみると、全体の構成がわかりやすい。 たとえば、こんな感じ。 [1] もしも税金がなかったら、どうなってしまうのだろうか。 [2] 税金がなくても、自分のことは自分でするという人がいる。たしかに、自分で働いて住むところや食べるものを買えばよい。しかし、それではさまざまな公共サービスが成り立たなくなってしまう。 [3] たとえば、郵便局や警察、消防署などの公共サービスは税金がなければなくなってしまう。わたしたちの暮らしをささえるものは、税金で成り立っている。 [4] 社会全体のためにも、またわたしたち自身のためにも、税金は必要だ。 [1] 消費税が10パーセントに引き上げられるという。本当に必要か。 [2] テレビで脱税する政治家や、公費で豪遊する公務員の姿を知った。税金がそんなことにつかわれるのなら、納めたくない。 [3] たしかにニュースでそんな場面を見ることもあるが、自分の身の回りのも学校や図書館、道路など、税金が有益につかわれている例はある。それらのことにも目を向けなければならない。 [4] 税金を納め、またそれが何につかわれているのか、社会に関心を持つことが大事だ。 [1] 消費税は、たったの5%である。それが意味あるのか。 [2] 先日、ボランティアで募金活動をした。なかなか集まらず、小学生の子が10円玉を入れてくれても、「10円じゃなぁ・・・」と思ってしまった。しかしお金を数えてみると、思ったよりもたくさんのお金になった。 [3] 消費税もすこしに思えるが、全体としてみれば大きなものになる。一年間で10兆円ほどにもなるという。そして、そのお金がわたしたちの生活を支えるためにつかわれているのだ。 [4] これからは、誇りを持って税金を納めようと思う。 どうでしょうか。 こんな感じに構成すれば、論点のまとまった作文が書けます。 まず、書き出してしまうことが大事です。 書く前にあれこれ考えてしまうと、手も止まってしまいます。 トライ&エラーでいいのです。やってみて、だめだったら直せばいい。初めから完璧なものを目指さずに、初めは40点の出来でも、手直しをして60点、80点の作文が出来ればそれでいい。 試しに書いてみて、そしたら益田まで見せにきてください。 どこを直したらいいか、何を加えたらいいか、アドバイスします。 とりあえず三千冊くらい本読んで、文章書いて十五年の無駄な経歴を持っていますので、多少はアドバイスできると思います。 (。-_-)ノ☆・゜::゜ヨロシク♪
中学三年生は、夏休みの宿題に「税の作文」というのがあります。 東京だけでなく、各地で税金の作文書かされてます。 去年の夏期講習のときに「税の作文はこう書け!」というのを作って配ったのですが、今年もその改訂版を掲載しておきます。 【 夏期講習 「税の作文」はこう書け! 】 まず、作文を書く上で大切なのは「1.何について 2.どう思うか」をはっきりさせることです。 1. 「何について」とは、内容のこと。 内容は、「税について」に決まっている。それ以外にないです。 2. 「どう思うか」はつまり、自分の意見。 しかし実は、これも決まってしまっているのです。 本来ならば、文章とは自由に何でも書いていいものなのだけれども、 今回は「東京都主税局」が募集している作文です。 「税金は、大切だ」という、税に対して賛成の立場で書く以外には、ないのです。 税金なんて必要ない、という立場は、ありえない。 つまり、 「こんなことがあった、だから税金は大切だと思う」 「こういうことがある、だから税金は大事につかうべきだ」 という結論になるしかない、ということです。 具体的な流れとして、以下のパターンをすすめます。 [1] 話題 税の、どんな面についてのことを作文に書くのかを書く。 この段落をわかりやすくまとめるためには、 「税は必要なのだろうか」 「税金は本当に役立っているのだろうか」 などと、疑問の形で問題を提起すること。 疑問の形にすることによって、何を問題として作文を書くのかが明確になるし、 その質問に対する自分の結論を書くことによって自分の意見をはっきりすることができる。 ただ思ったことを書いただけでは、まとまりのない文章になってしまう。 たとえば、「税は必要なのだろうか」と疑問を示して、 最後に、「やはり税は必要だ」と答えを書くことで、 主張の通ったすっきりした流れの作文になります。 「~~だろうか?」という疑問に「~~である」という答え。 これが論文の型です。 [2] 体験 話題をうけて、自分の体験や調べたことなどを書く。 「こんなことがあって、税に興味を持った」 「税金について調べてみると、こんなことがわかった」 なんとなく書き始めて、とりあえず書き終えました、というのではなく、 ゴールを設定してそれに合ったネタを並べるのがコツです。 自分の体験やニュースで見たことなど具体例を書いて、 「だから~~だと思う」というように書く。 もちろん、体験とはいっても事実そのままである必要はない。 ウソもオッケー、誇張も歓迎。 自分の都合もいいようにでっちあげましょう。 [3] 意見 話題をうけて、自分の意見を書く。 基本的な形としては、 「~~だという人がいる。たしかにそれは~~だ。しかし、……だ」という形。 重要なことは、 はじめに「~~だという人がいる」と一般的な意見を書く。 自分の結論とはちがう意見も書いて、あとから 「それではいけない」と否定する形にする。 まず反対意見を書いて、「そう言う人もいるが、本当は……だ」と書くことで、 「はばひろい物の見方をして、こういう結論になったのだね」 という気になる。 いかにも深い意見という気がしてくる。 だから、前に書くのはちょっと駄目な発想であるほうがよい。 そして、「実はこうなのだ」とあとから書く。 [4] 結論 最後に自分の結論を書いて、作文をまとめる。 結論は短く、三行くらいにまとめるのがよい。 次に、各部でよく使われる表現や、こんなことを書いたらいいんじゃないかな というネタを書きます。 参考にしながら、自分が書くことを考えてみてください。 [1] 話題 … いちばんはじめに、とっかかりをつくる。 自分と税というのは関係のうすいものなので、 自分と税金を結びつけるような書き出しがいい。 この導入部は、いろんなバリエーションがあって、頭をひねるところです。 作文を書く上でいちばん大切なのはここで、 「ほうほう、ふむふむ」「なにそれ?」「で、何の話?」 と読む人の興味をひくことができたらしめたもん。 作文に書きやすそうな例を書いてみます。 この中で、ちょっとでも心にひっかかるものがあれば、 それをきっかけにして内容を考えてみてください。 ○ 消費税をいつも払っている。いったい何につかわれているのだろうか。 ○ 消費税が今度増税されるらしい。 (それでは困ると書いて、あとから「それも仕方ない」と書く) ○ 社会の授業で、さまざまな税金があることをしった。 ○ 財布を落としたら、交番に届けられていた。 (ほかにゴミ処理、郵便、災害救助などの公共サービス。すべて税で成り立っている) ○ 「税金は万人に公平でなければならない」という。 しかし累進課税制度というのは公平ではない。 (納めるときには不公平、つかうときには公平に) ○ 新潟・福井の水害のときに救助隊が出動。 ○ 税について図書館で調べた。その図書館も税で成り立っている。 ○ ニュースで税金が無駄につかわれているときいた。 ○ なぜ5%もの消費税を納めなければならないのか。 ○ 現在の消費税5%は、外国に比べれば低い。 (高齢者の環境が充実しているスウェーデンでは、25パーセントもある) ○ 学校にクーラーがはいった。(それも税金) ○ 「この施設は~税によって建てられました」という看板があった。 ○ 先日、お祭りにいった。その公園も税金でまもられている。 ○ 私の父は公務員。 ○ 私の祖父は年金で暮らしている。 ○ 税金といえば、消費税しか思いつかない。 そこで私はほかにどんな税があるのか調べてみた。 (と、以下いろんな税のことを書いて字数稼ぐ) ○ 国民の義務といえば、勤労、教育、納税である。 それらはどのように結びついているのだろうか。(たぶんこれ書きやすい) ○ 無駄な公共事業(長良川、川辺川の河口堰など)がある。 ○ 安倍首相が貰える年金は月に50万円。 ○ 学校に行くのに、教科書のお金も税金で払われている。 (教育を受けるために税金がつかわれている) ○ 現在、日本には700兆円ほどの借金がある。 ○ 国の収入の半分は税金だ。 ○ 東京都公立中学校の生徒1人あたりの3年間公費負担額は約381万6000円。 ○ 税が何につかわれるのかよく知らなかった。知ろうと思う。 (なんて反省してみるのも有効) ○ たかだか5%で意味があるのか。 (現在消費税の税収は約10兆円。1%増えれば単純計算で1兆円の増収になる) ○ 日本は、高齢化が進んで、社会保障の費用が増えていく。二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、二〇四〇年には一・六人で支えることになる。 ○ 江戸時代の年貢は、とられるだけだったが、税金は結局自分のためにもなる。 基本的な流れは、「税について、~~を知った(考えた)。 そしてわたしはこう思った」という形になります。 そして、 「なぜ~~だろうか」 「どのようにして~~するべきだろうか」 「本当に~~だろうか」 というように、疑問の形にする。 [2] 体験 … [1]話題の段落で書いた話題を、さらにくわしく書く。 この段落は具体例を書く段落なので、[1]で書いたことを自分の体験や見聞きしたことを通してわかりやすく説明して、伝えることが大事です。 実感が持てるような、自分の身の周りの出来事を探して、それを書く。 自分が経験したこと、自分が新聞やニュースで見たこと、 どうしてもなければ、創作でもかまいません。 うそでも、「こんなことがあった」という実体験の形で書くこと。 基本的には、あとで書く自分の意見につながるような例を考えて書く。 最後に「だから、~~だ」とつなげます。 ここでしっかり材料が集まったかどうかで、 作文のデキが違ってくるので、気合入れましょう。 [3] 意見 … 「わたしはこう思う」 自分の意見を書くときに注意するのは、税金には「払うもの」と「つかうもの」という二つの面があることに着目すること。 ふつうに暮らしていると、消費税などで税金を払うことだけに注意がいってしまうが、じつはその税金は身の回りのさまざまなことにつかわれているのだということに気を向けてやると、主張に厚みが出てきて、ちょっとがんばった作文になる。 この[3]意見 の部分は、あまりバリエーションないです。 なぜなら、「税金は大事だ」という結論にもっていくしかないので、意見もその方向でしか展開できないから。 ○ 税金を払うことは大事だが、それをどうつかうかも大事だ。 ○ 税金は、国に納めているのではなく、自分自身に納めている。 ○ 税金は納めるだけでなく、わたしたちを助けてくれる。 ○ 消費税増税に反対する人がいるが、やはり必要だ。 ○ 健康なものには実感できないが、老人や障害者のためにも、税金は必要だ。 ○ 少子・高齢化社会では助け合いの精神が必要。 ○ 自分にはできない公共サービスをするためにも税は必要。 ○ 汚職などのニュースをきくと否定的になるが、よいことにつかわれている税もある。 ○ 高くても税金を払わなければならない。 ○ 税にはちゃんと意味があるのだ。 ○ 税とどうつきあっていくかを考える必要がある。 ○ 税が何につかわれているのか、理解して税を納めることが大事だ。 ○ 税金を払うとは、社会に貢献することである。 ○ 親の払った税金がわたしを支えている、私の払う税金はわたしの子を支えることになるのだ。 ○ わたしたちが思う普通の暮らしは、実は普通ではない。 ○ 税金は貯金箱だ。「盗られる」のではなく、「一回集められて、私たちに返ってくるもの」だと私は思いました。 税は身近にあるべきものです。 ○ 消費税の引き上げはやむをえない。 ○ 今までは消費税を払うのが嫌だったが、これからは誇りに思いたい。 ○ 国民の三大義務を果たすことは、わたしたちの権利を守ることにつながる。 ここでよくつかわれるのは「なたもだ」というやつで、 自分の意見を述べたあとに、 【な:なぜなら、た:たとえば、も:もしも、だ:だから】 という四つの接続詞をつかってみるといいです。 困ったら、「なぜなら~~」「たとえば~~」「だから~~」「だから~~」 とつなげてみて、そのあとを考える。 こう書いて文をつなぐことによって、説得力のある作文になるし、 無理なく字数を稼げます。 困ったら「なたもだ」で字数を稼いどけ。 [4] 結論 ここは、基本的には、「だから、税金は必要だと思う」という方向以外の結論はありません。 具体的にまとめの例を書くと、こんな感じに。 ○ 私達もいずれ大人になり、働き手となる。 明日の良き納税者となるためにも、今から税への正しい認識を深めていこう。 ○ 一人一人が納めた税金は形を変え、ゆとりのある豊かな社会を支え、 またそれに自分自身も支えられている。 私も将来納税者になりますが、このことを忘れないでいたい。 ○ 税は決して他人事ではない。 未来を支えていく私達は、これからはしっかりと税の使われ方も見守りながら、 未来を考えていかなければならない。 ○ 国民一人一人が、税についての理解をより深め、正しく理解し、きちんと納税の義務を果す。 その一方で、自分たちが支払った税金がどのように使われたのかを知ることが重要になってくる。 ○ 私たちはいつでも、税にささえられています。 警察や消防に守られ、道路や街灯の整備によって更に快適な環境となります。 学校で勉強ができることも税がなくてはできません。 税に感謝して、私達もやがて子供のために納税をするのだ。 とかね。(^ー゜)b
ぼくが最もよく利用する文具屋で、またぼくに最初に文具の世界の広さ、深さ、面白さを教えてくれたお店、 それは「ワキ文具」 文房具通販、輸入文具のお店 - ワキ文具 (↑ このお店) そんなワキ文具の店長・キッシーこと岸井祥司さんのことを書いている記事がありました。 浪速のあきんど ワキ文具のキッシーのこと なんつーか、あれですわ。 コンビニで買うコクヨのボールペンは、ただの筆記用具です。 ヨーカドーで買うドクターグリップは、ただのシャーペンです。 コクヨもパイロットもゼブラも、ドクターグリップも無印良品もHI-TECも、いい商品ですよ。 でも、その先がある。 機能性とか、書きやすさとか、安さとか、それだけじゃなくて、 楽しい文房具ってものもあるんだと。 自慢したくなるような文房具、ポケットから取り出したくなっちゃう文房具。 ぼくが「ワキ文具」のことを知ったのは、あるシャーペンを探していたときでした。 ロットリングというドイツのメーカーのロットリング-ROTRING ラピッドシャープペンシルです。 その頃ぼくはまだそんなに文房具のこともよく知らなくて、「ちょっとだけこだわりがあるぜ」くらいのもんだったのですが、何かのサイトで読んだ「ロットリングのラピッドってのが書きやすい」という記事をみて、 「どこかネットで扱ってるところないかなぁ」と探していたら、ワキ文具にたどりつきました。 しかし、今でこそラピッドは注文すれば手に入る商品ですが、その頃は製造がストップしているだか輸入がストップしているだかで、廃盤扱い。どこに行ってもSOLDOUT。 きいてみても、「もう入荷することもないと思います」とつれない返事。 ところが、ワキ文具を見ると、売り切れ、と書いてある下に「購入を希望されるお客様は、次回入荷がありましたらお知らせいたします」とある。 ダメもとで、「どうしてもこのシャーペンが欲しいので、次回に入荷がありましたらお知らせください」と書いてメールしました。 そうしたら、店長の岸井さんからメールが来た。 「ラピッドはドイツでも製造が中止されている状況で、次にいつ入荷するか、入荷があるのかもわからない状況です。しかし、ぼくが個人的にコレクションとして何本か持っているものがありますので、その中の一本だけでしたらお譲りいたしますよ。」 とのこと。 感謝感激して、一本お願いしました。 それ以来、ワキ文具とラピッドはぼくにとって特別なお店、特別な文具になったのです。 それから、ワキ文具でさまざまな商品を見るたびに 「お、こんなのもあるのか!」 「なんだこれは! これボールペンかよ!」 「電卓でけえ!」 「消しゴムでけっ!」 と、はまっていきました。 文房具ひとつとっても、自分がそれまで知っていたものはほんの一部で、飛び込んでみればまだまだ奥が深く、見ているだけで楽しくなるようなモノがたくさんあるのだと知ったのですよ。 もちろん、コンビニや100円ショップで売っているものにもいいものはたくさんあって、別にそれだけでも充分に用は足りるのですが、自分のお気に入りの一品を探し出したときの喜び、自分にジャストフィットする一本を見つけたときの嬉しさは、ついニマニマしてしまうものがあるのです。 友達から借りたグローブで野球はじめて、ついに自分のグローブを初めて買って試合に出るときの気持ち。 CDショップで視聴してて、聞いたこともないバンドの曲が最高によかったときの気持ち。 友達に連れられて行った居酒屋が居心地よくて、次もまた来ようってときの気持ち。 そんな気持ち。 「これだ!」 ってものを発見する嬉しさは、格別。 そして、それを毎日つかうときの嬉しさも、また格別。 ワキ文具は、ぼくにそんな嬉しさを教えてくれた店なのです。
「一瞬の風になれ」佐藤多佳子 ![]() 「好きな作家は?」ときかれると、「佐藤多佳子」とこたえてきた。 そう答えてもなかなか反応はなく、 「どんなの書いてるひと?」「しゃべれどもしゃべれども、とか」 「どんな話?」「落語家ががんばる話」 聞いてるほうも話してるほうも、ふーん以外の何物でもない会話なのだが、まぁそんな感じ。 でも、これからは変わるんだろう。 「どんなの書いてるひと?」「一瞬の風になれ、とか」 「あー、あの陸上の、」と。 もしかしたら、さらに、 「あー、あの映画になったアレ」 「あー、いまドラマやってるやつね」 「あー、あれ読んだよ」 っていうような反応が返ってくるようになるのでしょう。 ついにとったよ、本屋大賞。 「しゃべれども しゃべれども」から10年、やっと佐藤多佳子が世間に届くときがきた。 この作家はいいよー、と言い続けて10年、うれしいかぎりです。 まことにもって、おめでとうございます。 まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみてください。 何を書かせてもうまい佐藤多佳子の作品の中でも、この「一瞬の風になれ」のストーリーの躍動感ったらない。 高校の陸上部を舞台にしたさわやかな青春小説で、楽しい気持ちとか悔しい気持ちとか、いっぱい詰まった素晴らしい小説。にぎやかでさわやかな青春小説です。 春野台高校陸上部。さして強くもない公立高校に入部してきた期待のふたり。 中学のころか注目されながらも練習嫌いでおまけにブランクのある天才スプリンター連と、中学まではサッカー少年でありながら限界を感じ、陸上に何かを見出そうとする幼馴染の新二。サボり癖のある連をやきもきしながら見守るチームメイトたち。 やる気のない天才と、努力してる主人公。 そんなありふれた構図で、しかも陸上競技のスプリントなんていう小細工のきかない設定で、 でも読み出したら面白さ。 たまらない面白さなのである。 新二が走る、連が走る、物語が疾走する。 佐藤多佳子の描く最高の物語を、ぜひ味わって欲しい。 スポーツ小説の王道ど真ん中を突っ走って、文句なしのストライク。 奇をてらった設定はなく、すいすい読めて、ぐんぐん引き込まれる。 おそるべし佐藤多佳子。 これはもう、今年のベストは確実なんですが、オールタイムベストにも入る大傑作ですよ。 本好きなら、何が何でも読め。 現在の日本の作家で、最高の物語作家だと私は思っている。 マンガ界に、映画界に、ゲーム界に、「どうだ、文学には佐藤多佳子がいる」と誇れる作家なのだ。 本屋大賞2006を獲ったことも、当たり前。 2006年のベストにして、この10年のベストかもしれないのですよ。 一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ-- 作者: 佐藤多佳子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/08/26 一瞬の風になれ 第二部 --ヨウイ-- 作者: 佐藤多佳子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/09 一瞬の風になれ 第三部 -ドン- 作者: 佐藤多佳子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/10/25
土曜日に新刊が発売されてました。 「ふたつのスピカ」12巻です。 夏休みも近づき、アスミたちはいつもの5人で毎年恒例の旅行先を考える。くじ引きの結果、行き先はアスミと府中野の故郷であり、去年も訪れた唯ヶ浜に決定する。実は皆、唯ヶ浜行きを希望していたのだ。 唯ヶ浜に着いた5人は、獅子号事故の慰霊碑を訪れ、ケイとマリカはアスミの実家に向かう。3人が実家にいるところへ、アスミの父・トモロウが帰ってくる。トモロウとともに、彼のロケット技師時代の話も聞きながら楽しく過ごす3人。翌朝、再び遠方へ仕事に出かけるトモロウは、顔を合わせたマリカにアスミのことを話す。 一方、秋は花火大会の準備で忙しい府中野を手伝っていた。その秋は電話である知らせを受ける。 最後かもしれない5人の夏が始まった。 10巻くらいからずっと、泣かせるいい話がつづいていて、でもそれは悲しい出来事を予感させるものだったのです。 11巻でなんもなかったから、とりあえず何もないんかなと思ってたら、12巻の最後でいきなり来ました。 前から病気のサインは送られていたのですが、「まさか、ね」と甘く考えていました。 現実に友人が出血していて、それを自分がそのサインを見逃していたとしたら、後悔することだと思いますが、マンガでそんな後悔を味わうとは思わなかった。 喪失感でいっぱいです。 これから彼らが、どう向き合っていくのか、どう背負っていくのか、見守りたいと思います。 ![]() いやもう、このマンガはもっとたくさんの人が読んで欲しいな。 今の時代にこれだけむやみやたらとノスタルジーで、 まっすぐなマンガもめずらしい。 印象深い言葉があちこちにあって、懐かしい風景がたくさんあって、 かなしい想い出、やさしい友達、ハードな現実。 柳沼行という作家が身銭切ってる感じがします。 自腹で描いてるマンガだなぁって思いますよ。 「こうしたら売れる」「こういう話がうける」とかの方法論ではなく、この話が描きたい、この人物が好きだ、っていう思いが伝わってくる。 もちろん、プロのマンガ家なんで物語の展開とかキャラの配置とかの計算は立ってるんだけど、それだけじゃなくて、それ以上にあふれる思いがある。こんなマンガが、少なくなった現在だからこそ、胸に迫ってくるのです。 たくさんの人に読んで欲しい作品です。 |一覧| |