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とんぼ玉工房「MASUMI」ますみのとんぼ玉日記

とんぼ玉工房「MASUMI」ますみのとんぼ玉日記

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2010年05月24日
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この前の続きです。^^;

一方、名のある作家さんの玉は、本当に創るのが大変なんです。
そして他にはなかなかない、オリジナル。
他の人には出来ない技術。

もしかしたら、二度と出来ない玉かもしれない。
だから高いのです。

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とんぼ玉というのは、そもそも手作り。
同じものは二度とできないと言うのが当然ではありますが……。
ただ、プロの作家さんは、同じような作品を見事に創り上げる方も多くいらっしゃいます。

そのような作品では、それらの作品に作家さんのお気持ちが表れています。

わたしが気になっているのは、
「これは何百円なのに、なんであの玉は数万円なの~?
ぼったくりじゃないの~!?」
「とんぼ玉なんて、みんな同じだよ。この数百円で十分……」

と思ってしまう方々が実際に出て来ていることなのです。
とんぼ玉は全部一緒、と思ってしまっているということです。

値段だけではなく、全ての真実を知って、その後ご判断していただきたいと思うのです。
まあ、とんぼ玉が本当にお好きな方なら、わたしがこんなことを言わなくても、既にいろいろ調べているとは思いますが。(^^ゞ

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ここまでの画像は、わたしが過去集めてきた、とんぼ玉コレクションのひとつです。

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また、これは、ピンク系のベネチアンビーズです。(これもコレクション)

わたしはこれまで、いろいろなとんぼ玉を見て、集めて、そして実際に創ってきたので、やはりそれなりに玉を見ただけでも、どのように創られたのか大体分かります。

どんなガラスを使い、どんな除冷方法なのか。
このガラスは丈夫で安定しているか、そうではないか。
あの玉はどこ産とか、大体分かるつもりです。

そして現在でも、とんぼ玉を見分ける鑑定眼を磨いています。
わたしがとんぼ玉を見る際に、主に見ているのは、以下のようなことです。

●バリがないかどうか。(へそがあるか)
●パーツなどの場合、それがキチンと真っ直ぐに文様が入っているか。
●文様は明瞭でぼやけておらず、均等か。
●煤は入っていないか。
●表面はつるつるか。(意図的な場合を除き、ぼこぼこしていたり、一部につやがない場合はないか)
●側面が曲がっていないか。
●不自然な泡はないか。(泡を意図的に入れている場合を除く)
●透明の玉の場合、失透していないか。(失透……透明ではなく、ぼやけていること)
●玉のバランスはどうか。
●意図的な場合を除き、玉を回してみて、穴は中央にあるか。(特に透明は分かりやすい)
●その作家さんしか出来ない、個性や、玉そのものの希少価値が高いかどうか。(よくある玉で、桁違いに高い場合があります)
●どんな技法を使い、その技法の難易度はどうか。
●以上のことを確認した上で、総合的に値段は適当か。

ひどい場合、
「この程度の玉で7000円!? 信じられない……」
と、ビックリするときもありましたし、そのような玉に、真っ二つにひびが入っていて、売っている店員さんが全く気が付いていないケースもありました。
そんなときは、わたしは必ず知らせるようにしています。
過去、発見したことが何度もありました。^^;

わたし、何故かそういうのを必ず発見できるのです~。
どれほどたくさん、とんぼ玉があっても、発見できるのですよ。
それだけが目に留まる、という感じでしょうか。

実は先日も、ネットでありました。
「この玉、なんでこれで65000円以上!?
悪いけど、わたしでも十分、同じような玉で再現できそうじゃない!(@_@)
だってこれ、ああしてこうして……こうするだけでしょう?
わたしなら、そうだなあ……2000~3000円かも知れないなぁ。
それにこれなら、この前わたしがやった玉のほうが、よっぽど手が込んでるよ……。(>_<)
それにしても6万なんて、この前展覧会で見た、あの作品と一緒ぐらいだなー。
でもあの作品は実際創るとなると大変すぎるから、6万以上になっちゃうのは十分分かるし、あの人しか出来ないだろうし……。
でも、この程度の玉でこの値段は高すぎ!(-"-)」
こんなことがよくあります。^^;

「こんな人がいるから、とんぼ玉は高いなんて言われちゃうんだよ!」
なんて思いましたね。(-"-)

まあでも、とんぼ玉のお値段ってかなり難しいと思います。
わたしが適当な付け方を教えてほしいほどです。^^;

でも、逆もあります。
「これだけの技術を駆使してるのに……1500円とか2000円は、安すぎるなぁ!(@_@;)
もっと値段上げてもおかしくないのに。
これだと、万単位の値段をつける人もいるかもー。
でも形がもう少し……かな?
でもこのぐらいでも、やっぱり安すぎるなー。
まあ安いからいいかな♪(^_^)v」

こういうことを知っていると、なかなか得します。(^○^)

とんぼ玉工房「MASUMI」では、一般的な安価の玉(500~1500円ぐらい)は、一般の方に。
手が込んでるコレクターさん向けの玉(数千円単位、まだないけど将来万単位)など。
小さな子供のお小遣いで買える玉から、大人買いの玉まで、幅広く用意する方式を取っています。

いろいろ述べましたが。
やはり初心者の方でも出来るレベルの玉が、数千円(場合によっては万に近い)で販売されているというのは、どう考えても健全ではないですね~。
逆だと、ありがたいなぁ、謙虚だなー。
と感じますが……。

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見てください、これが理想のツイスト玉です!(@_@)

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穴まで気を使う。
作家さんの意気込みが現れています。
わたしなんてまだまだって、よく分かりますでしょう。^^;

この件に関しては、まだまだ語りたいので、次はその3です!
次は、アンティーク玉の記事になります。m(__)m

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最終更新日  2010年05月25日 22時33分20秒
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