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とんぼ玉工房「MASUMI」ますみのとんぼ玉日記

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2010年07月01日
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今回は、とんぼ玉を見分ける方法です~。
前回までの記事は、とんぼ玉の見分け方法。(^0_0^) その1。 と、とんぼ玉の見分け方法。(^0_0^) その2。 を、ご覧ください。

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アフリカ交易用の、ベネチアンビーズです。(*^_^*)

また、アンティークの玉は、こちらもかなり人気がありますが、実はこれも良くないものなのに高いとか、そういう場合もあって、しかもアンティークの場合はニセモノが存在するため、要注意です。
現在創っている玉なのに、『アンティーク』と詐称して売っている場合があるのです。(-"-)

アンティークの玉の場合、「銀化現象」という風化現象があるのですが、それを意図的にしている場合があるそうです。
また、アンティーク玉はつるつるしておらず、表面がざらざらでマットな場合が多いですが、それも薬品等(フッ化物・重曹など)でそうしてしまう場合もあります。

でも、少し鍛えれば見分けられるものです。
本物のアンティーク玉は、薬品では表現できないものがあります。
アンティークならではのボツボツ感だったりするのが、ただのマット加工とは違います。
これを具体的に示すのは難しいですが……。

一番に、信頼できるお店を選びましょう。
ちなみにわたしの場合は、地元を含め信頼できるお店に恵まれています。(^^ゞ

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丸い玉はジャワ玉。(管玉は、アフリカ交易用ベネチアンビーズ)

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ジャワ玉です。

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シェブロン玉です。
アンティークとんぼ玉の中では最も有名です。(*^_^*)

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これは、アンティーク玉ベネチアンビーズではありませんが、現在のベネチアンビーズです。

ベネチアンビーズは、銅線にガラスを巻いていきます。
その後、硝酸で銅線を溶かします。
ですから穴がきれいなのです。(*^_^*)
ただ、現在では環境汚染になるので、この方法は用いていないようですが……。

今までわたしは、かなりの玉を集めているため、現在持っている玉の中には、ひびが入っている玉も僅かにあります。
本当に僅か、持っている玉の中では数%ぐらいでしょうか。
それをここに画像で挙げてしまうと、作家さんの名誉に関わりますので、そのようなことはしませんが、やはり割れている玉は、経験上、安かった玉が多いのは事実です。(^_^;)

また、安い玉の場合は、離型剤をきちんと取っていないようなケースもあるので、わたしの場合はそんな時はブラシで掃除してあげたりします。

一方、きちんと現存している玉は、やはり高い玉が多いのも事実です。
高い玉は、それなりに丈夫でもあります。
とんぼ玉を見る場合は、そういうことも考慮してあげてくださいね~。

わたしが、とんぼ玉のバリなしに拘る理由は、やはり紐に負担が掛からないことと。
見た目がいいという一般的理由だけではなく。
なにより、視覚障害者の方にも、安心して触って頂きたいためなのです。

わたしは、以前、ある方との出会いで、視覚障害者の苦労を知りました。
その方は福祉関係の職業ですが、その方から聞いたことで、印象的だったことがあります。

「特にJRは、よくホームへのアナウンスで『黄色い線の内側にお下がりください』と言うでしょう。
でも、黄色い線というのは、視覚障害者にとって、ライフラインとも言えるほど、大事なもので、彼らは歩行するのに、黄色い線が頼りなんだよ。
その内側に下がれなんて……。
視覚障害者が危険な目に遭ってもいいという考えとしか思えない。
黄色い線の外側に、さらにもうひとつ、別の線を引くべきだ」

とのことで、頭を打ったようなショックを受けました。
あまりにも、その通りでしたから。

わたしは障害者と近しいところにいるのに。
というか、自分が障害者なのに、そんなことも気が付かなかったのです。

また、以前習っていた師匠から、いつも聞かされていたのは、次のような言葉です。
「玉創りで最も重要なのは、複雑なパーツを創ることじゃない。
上手い玉を創ることじゃない。
傷ついた人を癒せる、いい玉を創ることなんだ。
例えば、目の見えない人は、とんぼ玉を見れないが、触ることは出来る。
そんな方々でも、どんな玉なのか実感できるような、いい玉を創ることが、最も大事なことなんだよ。
だから、安心できて良い玉を創れるようになったら、それに勝るものはない。
高度な技術や複雑なパーツは、後でいくらでも身に付けられるけど、いい玉を創ることだけは初心のうちから身に付けてほしいと思う」

師匠の言葉とも通じるものがあったため、それ以来、少しのバリも残さないよう、この点を特に厳しく創っています。

まだまだ、納得がいく玉を創るのは大変なことですが……。
少しずつ、近付きたいと思っています。(*^_^*)

もし宜しければ、応援宜しくお願い致します。m(__)m

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最終更新日  2010年07月02日 15時57分44秒
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