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テーマ:ニュース(99465)
カテゴリ:価値観
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本日2017年2月24日、村上春樹さんの4年ぶりの新作、『騎士団長殺し』が発売され、大いに話題になっていますね。 村上春樹さんの作品に関しては、中学・高校生の時に、『ノルウェイの森』や『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を読んだ記憶があります。現実とファンタジーの世界が混じり合ったような独特な世界観が面白いと感じましたが、そこまで深く好きになるようなことはありませんでした。 好きな人はとことん好きになる。というのが、村上春樹さんの作品に対する当時の私の印象で、普段本を好んで読まないような友達から「村上春樹さんの小説は何度も読み返した」という話を聞いて、驚いたのを覚えています。 自分は村上春樹さんの作品の良さが「わからない人」なのかと思い、それ以降、なんとなく手にはとらずにきました。 いわゆるハルキニストと呼ばれる方々の熱狂を横目に見ながら、『1Q89』も『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』もスルー。 ただ最近、私の中で、村上春樹さんの作品に対する関心が頭をもたげてきています。 きっかけは3つです。 まず、適応障害で北海道庁を休職中、※『ストレスと適応障害』(岡田尊司 著)という本を読み、その中で、傷つくことを恐れがちな傾向(回避性パーソナリティ)を有する著名人の一人として村上春樹さんが挙げられていたこと。 ※『ストレスと適応障害』は、私に適応障害から立ち直るきっかけを与えてくれ、その後認知行動療法士を目指すきっかけにもなった運命的な本です。感謝いっぱいです。 次に、私の好きな声優さんである、花澤香菜さんが村上春樹さんの小説好きで、オススメされていたこと。 そして最近、花澤香菜さんイチオシの『海辺のカフカ』を読んで、面白く感じたことです。 実際、『海辺のカフカ』を「傷つくこと・自分が損なわれることからの回避」という視点を持って読んでみると、作品の所々にそれが感じられ、興味深かったです。 話題の「騎士団長殺し」、こちらもタイトルからして面白そうなので、ぜひ今度読んでみたいと思っています。今から楽しみです(^^) それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。 海辺のカフカ 文庫版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.24 20:44:14
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