まったり感想日記

宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体ＳＯＳ団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか？ハルヒが何かを言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな。。ビミョーに非日常系学園ストーリーの第２弾。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

アニメから入ってるので、「時系列がバラバラなのは小説と一緒」ということを分かってるから小説の時系列バラバラも理解可能。
『憂鬱』が面白かったので、現時点で出版されている第８弾『憤慨』までまとめて購入。古本屋さんになかったので、いたーい出費でしたアニメ終わって長くたつのに、まだ売れてるんだね。アニメ第２弾しないかなぁ。

ハルヒが文化祭で映画を撮ると発表。その映画製作が綴られたのが本作。ハルヒの暴走ぶりが怖いコワイ。ミクルちゃんがかわいそう～．．．。実際に居たらヤだな、こんなヤツ。いや、でも嫌いになれない、私。なんでぇ！？

「こうなんないかしらっ」なハルヒの思惑に比例して、現実では有り得ない様なことが起こる。秋なのに桜が咲き乱れ、灰色のハトは真っ白になり。
いくら現実とちょっと違った”非日常学園物”とはいえ．．．いやぁ、やりすぎなんじゃね？とも思いながらも、面白設定な本作なので、何でもＯＫさっ！

暴走しまくりの女を止めようとしてケンカになり、粗悪な関係になるハルヒとキョン。
「元の鞘に納まればいい」と、遠まわしに仲直りをしてくれと頼む小泉。あ、いいな、この表現。恋人でもないのになんでか硬い（であろう）信頼関係の蓄積した２人に対して．．．意味深じゃん♪知らずは当事者２人のみって感じだね。