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カテゴリ:ハルヒ
春の訪れと共にSOS団全員が無事進級できたことは、何事もありすぎた一年間を振り返ってみると感慨深いとしか言いようがないのだが、俺は思ってもみなかったよ。春休みの些細な出会いがあんな事件になろうとはね。 絵が格段にうまくなってるというか、気合いが入っているというか、の、のいぢさん。 カラーでも白黒の挿絵でもキョンが丁寧に描かれていて嬉しいよ!! それにこんなにキョンのシーンが多いなんて、今までなかったと思うけど...なんかあった? 舞台は春。 2年生に進級して、中庭で新入生勧誘をするSOS団の一味...なお話から始まる。 「古泉一樹の憂鬱」でいいんじゃね(LOL) なんて思ってしまったオープニング。どうやらハルヒの精神がまたも安定せずに、夜中、閉鎖空間での古泉君のアルバイトが増えていてしんどいらしい そんなハルヒの不安定要素の原因は...キョンの中学時代の同級生、佐々木。 「僕」を繰り返す語りに、また変な言葉遣いのヤツ出てきた、と思ったら、よく萌え系?漫画で登場する「僕っ娘」と呼ばれる女の子。やっぱり私は騙されやすいo(;△;)o 国木田君などが「変な女」呼ばわりしていたのは、この佐々木さんだったのね。 古「あなたの過去の友人が存在し、それが自分の知らない人間」 そんな関係を目の当たりにしてハルヒは戸惑っているらしい。 私でもビミョーな空気になるかもしれない。 夫の幼馴染が、かわいい女の子だった時と近くないか、これ。 ジェラシーでもなんでもない、本当にビミョーな空気と感情。 これはハルヒの気持ちがほんのちょびっとだけ分かる気がする( ̄▽ ̄)ノ そんな佐々木はみくるちゃん誘拐事件の関係者橘京子と、有希の敵対する宇宙人らしき周防九曜と共にキョンの前に現れる。 「涼宮さん、キョンのことをよろしく頼みます」 こんなことを言われたら張り合わないわけない!ハルヒちゃんですね 後日、数学を教えてあげるハルヒは、やっぱり負けず嫌い α 土曜: 見ず知らずの、キョンのことを先輩と名乗る女から電話を受ける。 新入生のうちの誰かかな。こいつも今後絡んできそう! 月曜: 入団希望の新入生が部室に押しかけてくる。 キョンが気にする女子1名。電話に関係してないのかな...。 β 土曜: 佐々木から電話で皆を交えて話したいと連絡。 日曜: 橘・周防・いけすかない未来人”藤原”も一緒に話を聞かされるハメになる。 橘から「佐々木さんこそがハルヒの力を持つべき」と言われても、佐々木共々納得と理解できず、解散。 協調性の無さが、SOS団に脅威を齎すなんてあんまり思えない。 力のことを知らずに持っているハルヒは、まぁ性格のこともあるけど、佐々木が持ってしまうとそれはそれで気になって仕方ないんじゃないかなー 月曜: 有希が学校を休んでいる。部室に集合した後知った4人は急いで有希のマンションへ-。 『憂鬱』のちょうど1年後。 有希に人間らしさがにじみでているし、キョンは嫌々ながらもSOS団は自分の居場所だと確固たる自信を持って言えるみたいだし。 やる時はやる男、キョンが逞しく見えました 確かに「分裂」だった!! 「事態はすでに進行しつつあった。とっくに渦中に放り込まれていた。」 α・βのそれぞれのキョンすら分かっていない、同じ日が2つ存在するかの様に話が進む。 ハルヒだけじゃなく、全ての人が分裂でもしているというのかな αで出たAという情報は、βでは「A´」として語られるのを、少しずつ理解しながらページを捲る。 ちょっとしたゲームみたいな感じっ? 6月発売の『驚愕』が『分裂2』というタイトルでないのが、何ともまた興味をそそられるぅぅ そりゃハルヒに「○○2」なんて似合わないけどさっψ(`∇´)ψ 感想読ませて頂きました。勝手ながらリンクをさせて頂きました~。 読了本棚さま Alles ist im Wandelさま コツコツ一直線さま たこの感想文さま ありがとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月06日 15時44分54秒
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