先週、高知県の繁殖保護施設で観察した絶滅危惧種の「カンムリシロムク(冠白椋)」です。
バリ島(インドネシア)のサバンナ林に生息する固有種で、昆虫などの小動物・果実・種子などを食べる雑食性です。
ペットにするための捕獲や森林伐採などで絶滅寸前まで減っていますが、各国の施設で飼育下で繁殖させた個体をバリ島に帰すという「カンムリシロムク保護プロジェクト」の取り組みが行なわれているようです。
自然下では2001年には6羽にまで減ってしまったようですが、現在では数十羽まで回復しているようです。ちなみに飼育下では、各国でおよそ1000羽が暮らしているようです。
[カンムリシロムク(冠白椋):スズメ目ムクドリ科 TL 25cm ]
〇高知県の繁殖保護施設で観察した絶滅危惧種の「カンムリシロムク(冠白椋)」
カンムリシロムク(1)IMG_6220 posted by
(C)手持ちのまっちゃん
カンムリシロムク(2)IMG_6242 posted by
(C)手持ちのまっちゃん