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TV映画「キューティ・バニー」フレッド・ウルフ監督 08年米。 4月21日深夜放映。 粗筋はNTT-X Storeより。 雑誌PLAYBOYでいつか表紙を飾ることを夢みるシェリー。プレイボーイ・マンションで26歳の誕生パーティを盛大にしてもらうも、翌朝、突然!「君はもう若くないから!」と退去要請が!夢のような生活から一転、ホームレスになり、行くあてもなく街でフラフラしていると住居も仕事も両方にありつける職をGET!それは“寮母”の仕事。・・・が!その寮は数日中に寮生を30名にしないと解体と勧告されていたのだ。プレイガール流で寮生と共に存続をかけて奮闘するが-! ファッションもスタイルもぜ~んぶPLAYGIRL流! /PLAYMATEが贈るキュートでセクシーなラブ・コメディ. 出演はアンナ・ファリス、コリン・ハンクス、エマ・ストーン、カット・デニングス、キャサリン・マクフィーら。 アンナ・ファリスのシェリーが恋心を抱く、オリバーを演じるコリン・ハンクスは、トム・ハンクスの息子。 部分的には笑える箇所もあるが、よくある能天気なアメリカン・コメディーで、真面目に見るものではない。
TV映画「毎日かあさん」小林聖太郎監督 11年松竹。 4月25日放映。 粗筋はgooより。 サイバラ一家に今日も朝が来た。締め切りに追われる人気漫画家サイバラは母トシエに起こされ、6歳の息子のブンジと4歳の娘フミを保育園に送り届けたと思ったら、息つく間もなく夜まで続く仕事につく。ある日、アルコール依存症で入院中の夫のカモシダが勝手に退院してきてしまう。最初は大人しくしていたものの、次第に酒の量が多くなり、妄想がひどくなるカモシダ。サイバラはとうとう彼に離婚届を渡すのだが…。 『いけちゃんとぼく』『女の子ものがたり』『パーマネント野ばら』と、このところ映画化ラッシュが続いているサイバラ作品。なかでも本作はアニメ化もされている彼女の代表作の実写版。原作漫画では、子どもたちが引き起こす“笑い”が大きな比重を占めるが、本作ではギャグの度合いは割とあっさりで、アルコール依存症の夫を支える家族の物語としての印象が強い。その点では、『酔いがさめたら、うちへ帰ろう。』と話は同じだが、あちらは元夫の鴨志田氏による原作で、視点は異なる。本作のサイバラ役には、『グーグーだって猫である』でも漫画家を演じていた小泉今日子。夫のカモシダには、元“夫”の永瀬正敏が演じているのも見どころのひとつ。 リアルに元夫婦の間柄である小泉と永瀬をキャスティングするのは、これはかなりの博打だ。諸刃の剣でもある。まずは良い方に作用しているとは思うが。 後半ダレた。子役の二人が居なければ、かなり重苦しい映画になっていたことだろう。
物語であるからには全体的に誇張があるとしても、ここまで大人な彼らが一般的な中学生像であると云えるだろうか。それとも、前々巻でも書いたが、今時の中学生はこんなものなのか。 「春日くんは初めて本当の私を見てくれた人」って、それは完全に間違ってるよ、奈々子ちゃん。亜衣が正しい。 悲しいかな、「どうして私は仲村さんじゃないの」は大正解。佐伯はこの二人に関わっちゃダメ。このままでは破滅するのは春日ではなく、きみの方だ、奈々子ちゃん。 ドMの春日にとっては、現状が本望なのだから。 仲村を選んだ春日が本をばっさり切って捨てたため、もう書棚の描写がなくなった。 佐和は父親から性的虐待を受けていたと予想する。
シルビア・クリステル、あるいはシャロン・ストーンを髣髴とさせる、あのポーズを取る仲村の前に跪く春日。そうか、こいつはドMだったのか。 Sの仲村とMの春日、抜群に相性の良い彼らの間に、普通人である佐伯が割り込むことはできまい。 今巻の春日の書棚には、瀧口修造、西脇順三郎、萩原朔太郎、リラダン、ブルトン、古井由吉、澁澤龍彦、ポオらの名前が見える。どこまで変態な中学生なんだか、春日くん。
女子中学生が自分の体操服を盗んだ同級生に対して、たとえそれが自分と付き合い始めた男子、いや、自分が好意を抱いている相手であればなおさら、「(盗んでくれて)嬉しい。(盗まれたことより)隠された方が悲しかった」とは云わないだろう。 それとも、今時の中学生なら、これも違和感のない行動原理なのだろうか。 今巻の春日の書棚にも、夢野久作、久生十蘭、内田百間(門に月)、稲垣足穂と、やはり如何にもな人たちの著作が並んでいる。 こんなの読んでちゃ、モテないってば、春日くん。と書いたものの、作中ではクラス一の美少女と付き合ってるんだよな、春日くんは。
書棚に筒井康隆はともかくとして、沼昭三、ユイスマンス、フーコー、中井英夫の著作がずらりと並んでいる中学生って…。モテないよね。 しかも、ボードレールの肖像写真を、さながら新興宗教の教祖の写真であるかのように崇めているなんて。 しかし、この程度の変態では驚かないぞ。まだまだ。
何かの書評で取り上げられていたので、現在入手可能なすべて、1巻から5巻までを買ってみた。 思春期特有のどろどろした暗黒のマグマを、正面きって描いている、かのように見えるが、やはり描ききれていはいない。 尤も、本当にすべてを漫画にすると、たとえそれがエロ漫画誌であろうと、商業誌に掲載することはかなうまい。ましてや単行本として上梓することなど、とうてい不可能。 これが限界だろう。 そういえば、その画力の低さも含めて、絵柄がB級エロ漫画の雰囲気でもある。
TV映画「ハプニング」M・ナイト・シャマラン監督 08年米。 4月15日深夜放映。 粗筋はgooより。 朝のニューヨーク、セントラルパーク。大勢の来園者たちの中で、突然1人の若い女性が自らの命を絶つ。同時にある工事現場でも、作業員たちが次々とビルの屋上から身を投げ出す。セントラルパークでテロリストによる攻撃かもしれない事件が発生し、犠牲者は死の直前に“言葉の混乱”や“方向感覚の喪失”という兆候があったという情報は、フィラデルフィアのある高校にも伝わってきた。生徒たちは帰宅させられ、科学教師エリオット(マーク・ウォルバーグ)は、同僚教師ジュリアン(ジョン・レグイザモ)の誘いを受け、電車で安全な場所に避難することにする。エリオットは自宅に戻り、最近気持ちがすれ違い気味の妻アルマ(ズーイー・デシャネル)と駅へ向かう。ジュリアンは内向的な8歳の娘ジェスを連れてくる。政府当局にも原因が突き止められない異常現象は、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストンとアメリカ東部全域に広がっていた。エリオットたちが乗った電車は突然停止し、乗客はペンシルバニアの小さな町で下車する。車掌は停止の理由を「誰とも連絡がつかなくなった」と告げる。エリオットたちはレストランに入る。そこで、自らの意思でライオンに肉体を食いちぎられる男の映像を見る。ニュースを見ていた人々も、この町が<見えない脅威>に包囲されつつあることを知り、外へ飛び出していく。ジュリアンは、すでに異常現象に侵されたプリンストンという町にいる妻を救いに行くため、ジェスをエリオットたちに託して立ち去る。エリオットたちは安全な場所を求めて車で移動するが、行き場を失い草原をさ迷い歩く。そこにも<見えない脅威>が襲いかかってくる。しかしエリオットはある法則に気づき、アルマとジェスを守りながら、サバイバルを繰り広げるが……。 『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマラン監督が、何かに追い詰められ、人類滅亡の危機から逃げ延びようとする家族を描くサスペンス。本作についてシャマラン監督は、R指定が付く可能性も恐れずに、自分が本当にやりたいことをとことんやったとコメントしている。主演は『ディパーテッド』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマーク・ウォールバーグ。(作品資料より) ごく普通の人々を突然死に追いやる<見えない脅威>の恐怖を描くディザスター・サスペンス。「シックス・センス」のM・ナイト・シャマランが、監督、製作、脚本を手掛けた。出演は、「ディパーテッド」のマーク・ウォルバーグ、「テラビシアにかける橋」のズーイー・デシャネル、「ロミオ&ジュリエット」のジョン・レグイザモ。 「アンブレイカブル」「サイン」「ヴィレッジ」と、ここまで次々と駄作を世に放ってきたシャマランが、またしてもやってくれた。 もう彼は、一生「シックス・センス」を超えられそうにない。 ズーイー・デシャネルの青い瞳には魅せられたが。
TV映画「プリンセス トヨトミ」鈴木雅之監督 11年東宝。 5月12日放映。 粗筋はgooより。 国家予算が正しく使われているかを調べる会計検査院の調査官3人が、東京から大阪にやってきた。大阪府庁など、実地調査を順調に進めていく彼ら。しかし容赦ない調査でチームリーダー・松平は、財団法人OJO(大阪城址整備機構)に奇妙な違和感を覚える。質問をぶつけても、のらりくらりと説明をかわす職員に、不信感は増すばかり。さらに調査を進める内、松平は400年もの間、大阪が守ってきた“秘密”を知ってしまう…。 7月8日金曜日、午後4時――大阪が全停止した。遡ること4日前の月曜日。東京から大阪に3人の会計検査院調査官がやって来た。税金の無駄遣いを許さず、調査対象を徹底的に追い詰め“鬼の松平”として怖れられている松平元(堤真一)。その部下で、天性の勘で大きな仕事をやってのけ“ミラクル鳥居”と呼ばれている鳥居忠子(綾瀬はるか)、日仏のハーフでクールな新人エリート調査官、旭ゲーンズブール(岡田将生)。彼らは順調に大阪での実地調査を進め、次の調査団体のある空堀商店街を訪れる。その商店街には、ちょっと変わった少年少女がいた。お好み焼き屋「太閤」を営む真田幸一(中井貴一)と竹子(和久井映見)夫婦の一人息子・真田大輔(森永悠希)は、女の子になりたいという悩みを抱えていた。その幼馴染・橋場茶子(沢木ルカ)は、大輔とは対照的に男勝りでいつも大輔を守っていた。そんな商店街を訪れた調査員一行は、財団法人「OJO(大阪城跡整備機構)」に不信な点を感じる。だが、徹底的な調査を重ねるも、経理担当の長曽我部(笹野高史)にのらりくらりとかわされ、諦め始めた鳥居も「これでOJOが嘘をついているとしたら、大阪中が口裏を合わせていることになりますよ」と不満をもらす。そのとき、松平の脳裏にある考えが閃いた。「そうだ、大阪の全ての人間が口裏を合わせている……」意を決して再びOJOを訪れた松平の前に現れたのは、お好み焼き屋「太閤」の主人・真田幸一。そして「私は大阪国総理大臣、真田幸一です」と発せられたその言葉に松平は耳を疑った……。 奇想天外なストーリーテリングで知られる万城目学の同名小説を、堤真一、綾瀬はるか、中井貴一ら豪華キャストで映画化。監督は、「王様のレストラン」「HERO」と、数々の名ドラマを生み出してきた鈴木雅之。脚本は「やまとなでしこ」『重力ピエロ』を手掛けた相沢友子。実はこの二人、同じく万城目学原作ドラマ「鹿男あをによし」を生み出したチームでもある。また、大阪の商店街で生まれ育った中学2年生の少年少女を演じるのは、2000人を超える大阪公開オーディションで選ばれたキャスト。みずみずしい演技と、共演した豪華キャストにも引けをとらない輝きを放っている。大阪市民の全面協力で実現した、“無人の大阪”シーンの異様さも圧巻。 奇想天外なストーリーテリングで知られる万城目学の同名小説を、堤真一、綾瀬はるか、中井貴一ら豪華キャストで映画化。監督は、「王様のレストラン」「HERO」と、数々の名ドラマを生み出してきた鈴木雅之。脚本は「やまとなでしこ」『重力ピエロ』を手掛けた相沢友子。実はこの二人、同じく万城目学原作ドラマ「鹿男あをによし」を生み出したチームでもある。また、大阪の商店街で生まれ育った中学2年生の少年少女を演じるのは、2000人を超える大阪公開オーディションで選ばれたキャスト。みずみずしい演技と、共演した豪華キャストにも引けをとらない輝きを放っている。大阪市民の全面協力で実現した、“無人の大阪”シーンの異様さも圧巻。 原作は断片的に読んでいたので、一応話の筋はわかった状態で見たが、事前に感じていたとおり、やはりこの作品は映像化には向いていなかったようで、ぶっ飛んだ設定が活かされていない。どうにもちまちました大阪国となっている。 このジャンルの金字塔、「吉里吉里人」を映画化しても、多分同じような結果になっていただろう。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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