デモのこと
先週末のデモ、私の知り合いが参加しました。 ネットで見た国際新聞記事では、与党と野党の対立、とか、選挙改革を求めて、とか、中には「世界の暴動」みたいなカテゴリーに記事が入ってたりで、ちょっと物々しい雰囲気。 実際見た風景では、 (たくさんのグループがあったので場所にも寄るけれど、ブキビンタンあたりは)いたって平和的、すべての民族の、年配の人も、若い女性も、体が不自由な人とか、一般の市民という出で立ちの人ばかりだった、お互い写真とか撮ってたら、警察が催涙弾打ってきて、皆で逃げた、警察に近い前線の人たちは政治的なグループの人たちで、市民に打ち込まれる催涙弾の盾になってスクラム組んでた(こういう人たちが逮捕されたり記事の写真に載っていた人たち)、普通の人は、怖いから皆逃げるよ。催涙スプレーはすごく痛かった~!! …という感じ。 ちなみに、その知り合いのグループは、もとから友人の、インド系、チャイニーズ系、マレー系で連れ立って行って、デモの後は久しぶりに会ったから、ご飯食べて、またね~と別れたそうです。(ノリは普通の外出の延長…?) 世の中、不正とか汚職とか不公平が溢れているけれど、それに対して、今、何か行動できた、そしてそこにはすべての民族の老若男女、色んな人が同じ思いでいた、というのが一番実感したことだったみたいでした。 私はただの傍観者だけど、 うちの子どもたちは、この国で生まれ。教育を受け、育っていくので、これからどうなっていくかな~、どうしたら良いのかな~色々思う今日この頃です。