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テーマ:こんなん知ってた?(300)
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日本の隣には、ポケモン・GDIエンジン・盆栽・寿司・空手・ヨガ・ソメイヨシノ・剣道・武士etc…全て我が国が起源であると主張している面白い国がありますが、どの国も多かれ少なかれ、似たような話があります。
CASE.1 アメリカの場合 [珍説] 「野球は、1893年アブナー・ダブルデイという軍人が作ったもので、世界最初の試合もクーパーズタウンで行われた」 [事実] 野球のルーツは、クリケットから派生したイギリスのスポーツ「ラウンダーズ」で、それが「ベースボール」呼ばれるようになったようです。1760年に書かれたイギリスの本には、すでに「ベースボール」という名前が出てることから、その頃には野球が成立していたと考えられてます。 ちなみに1893年当時はダブルデイ氏はクーパーズタウンに住んでいなかったそうです。 捏造も大雑把なアメリカンな感じで好感が持てます。 CASE.2 ポルトガルの場合 [珍説] ありがとうの語源はオブリガード(ポルトガル語でありがとう) [事実] ありがとう→“ありがたく”“ありがたいこと”からの音便 カステラとか実際に伝わっている言葉もたくさんあるので、発音が似ていて勘違いしたのでしょう。 日本人がポルトガルに行くと、必ずこの話をされるとか。みんな本気で信じているようです。 これは、素朴な感じで好感が持てます。 CASE.3 韓国の場合 [珍説] 1 飯は韓国の古語では「メイ」、日本語では「メシ」 2 日本の学者によると「寿司」の語源は「酸っぱい」という意味。 3 韓国語で「酸っぱい」は「シュイダ」。「シュイ」が「シシ」あるいは「シュイ」、 「スシ」となったと思われる。 結論 「すなわち寿司という食べ物は韓半島から渡っていった文化として日本に定着した もとと見ることができるということです。」 [事実] すしの起源は、紀元前4世紀頃の東南アジアにさかのぼります。貴重なタンパク質をおぎなうため、米の中に塩味をつけた魚を漬けて発酵させた魚肉保存法だとされています。内臓を処理した魚を米飯に漬け、米飯の自然発酵によって魚の保存性を高めた食べ物でした。 いろいろ有りすぎるので1つだけにしておきます。 特に何も言う必要はないと思いますが、学者さんがマジメに上記のような説を唱えるあたりが素敵です。 毎日のようにネタを提供してくれる部分は、好感が持てるかもしれません。 CASE.4 日本の場合 [珍説] 「オセロ」は長谷川五郎さんが1973年頃、病院で入院中に碁を元に考案したものである。 [事実] 「リバーシ」は1888年にイギリスで発売されたゲームです。日本では「源平碁」の名前で紹介されました。この「源平碁」は囲碁の盤と同じ木目地で、源平に合わせて赤と白の石だったようです。リバーシの考案者はルイス・ウォーターマンという人ですが、ジョン・W・モレットという人は「このゲームは1870年に自分が考案したアネクゼイションというゲームの改作に過ぎない」と主張したとのことです。 オセロ=リバーシだと考えてほぼ間違いないでしょう。具体的には盤や並べ方が違ったりする場合もありますが。これはなんで日本が起源とされたのかよくわかりません。ちなみに「オセロ」という名はシェイクスピアの「オセロ」に由来します。yahooのゲームを見てみるとOthelloは日本だけで、外国のyahooはReversiになっていますし、ちょっと認識を改めた方がいいかもしれませんね。 番外編 ロシアの場合 ・ ウォッカの名は、ロシア語の水 Voda(ワダ)から来ており、「生命の水」の意味。 ・ ウォッカは、ロシアに起源をもつ蒸留酒である。 ・ ウォッカという言葉は、ポーランド語で水を意味する、ヴォーダに由来し、16世紀頃には、植物をベースとした薬類(少量のアルコールを含む)の意味。 ・ 1620年頃になると、良質のアルコールが多数作られ、その蒸留酒は、海路でオランダ、イギリス、デンマーク、ロシアへ、また、河川を通じてシベリア、オーストリア方面へと運ばれた。 ウォッカは実はポーランドの酒である…とは断言できないので、番外編ということにします。 やっぱり自分の国に関わりの深いモノは、自国を起源としてしまう傾向があるみたいですね。 番外編2 日本の場合 ・アメリカ原産の唐辛子が南蛮人から日本に伝わり、太閤の朝鮮役で半島に伝わって、それからキムチができた。 注意: 事実を指摘すると隣国のお方は火病をおこすので気をつけましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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