LEIBSTANDARTE MITUKI HAYASE

宮崎の旅２日目、残す目的地は日向国一宮である都農神社なのですが、折角に遠路遥々来ているのでもう少し欲を出して巡る事にします。
まずは前日最後に見た大淀川の影響で、護衛艦「おおよど」の艦内神社元である小戸神社に向かいました。


こちらは軽巡大淀との関係は不明ですが、まぁ折角ですし。
それに小戸の名前は祝詞にも読まれる由緒正しき神社でもありましたしね。


バッファローズの祈願の絵馬もありましたよ。

小戸神社からはすぐ近くにある大淀川の河川敷に出られました。

早朝の空気が綺麗な河川敷。


本当に広い川！でしたね。

小戸神社からは北に向かって進み、前日に宮崎神宮で一緒に書いて頂いた皇宮神社にも立ち寄りました。
こちらに来る前に一度道に迷って・・・付近で影清廟というのも見かけました、藤原影清の流刑地でもあるのですね、この辺りは。


神武天皇が東征に出る前に住んでいたのがこちらの御宮だとか。
その皇宮神社では皇軍発祥の碑という巨大な石碑も建っていました。


その場で検索掛けてみると、これと対になるかのように宮崎県には海軍発祥の碑も建っているのだとか、それも見たくなってしまいました。

今度は宮崎中心部を東にずっと抜けてシーガイアのある海岸線へ。


こちらの一角にイザナギノミコトとイザナミノミコトを祀る江田神社と、


その近くにイザナギノミコトが禊ぎを行ってアマテラス・ツクヨミ・スサノオの三神が生まれたという、みそぎ池が存在するんですよね。
三貴神が生まれるみそぎの話は知っていましたが、まさかそれが実在するとは。
日本神話も色々と調べると面白いものですね。


近くにあるみそぎ御殿でも御朱印を頂けました。
いよいよ宮崎市に別れを告げて海岸沿いを北上して都農を目指します。

・・・と、前日に訪れた西都の直ぐ傍に航空自衛隊の新田原基地があったのですよね。
都萬神社を参拝中にジェット機らしき轟音が鳴り響いていたのと、今年夏に訪れた小松基地で「宮崎から移転」してきたアグレッサー部隊を見たのを思い出して、道中にあるのだから寄っていってみようと・・・
土日は飛行停止しているなんて、知らなかったのですよ（泣）　岩国の米軍機はいつでも飛んでいるのに～
自衛隊は公務員だからスクランブル以外では土日はお休みだとか、撮影スポットにあるミリタリーショップでそのお話を聞きました。
前日に見に来ていれば・・・でもその場合は鵜戸神宮や日南海岸が難しくなったでしょうから仕方ないですね。
再び西都から乗った高速道路の標識、戦闘機のイラストと「よそ見注意」にちょっと笑う。


高速は都農で一端降りて、いよいよ日向国一宮・都農神社にお参り。




こちらで御朱印を頂いて、日向国も一宮と国分寺跡と、無事にコンプリートです！
近くにあった都農ワイナリーで、お土産にワインを購入、新田原基地のＦ－１５の写真入りラベルのがあったのでつい買ってしまった。


高台にあるワイナリーからの景色も綺麗でしたね♪

都農から国道１０号を更に北に進んで、美々津という場所の立盤神社へ。



ここから神武天皇が船出したという伝説で、その為に海軍発祥の碑が建立されたそうです。


石碑の隣には錨型のモニュメントも。


日向灘を眺めながら海沿いの道路をずっと進んで宮崎最後の立ち寄り場所となったのが大御神社。



日向のお伊勢さまとも呼ばれるそうで、柱状岩の並ぶ海の前にお社が建っているのが宮崎らしい。


最近発見された（？）という巨大なさざれ石の神座も。


大御神社からからもうちょっとだけ日向岬を足を伸ばして道を走り続けまして・・・
「願いが叶うクルスの海」にも立ち寄りました。


自然が作り出した海の景色が、「叶」の文字にも「十字架」の姿にも見えるというパワースポットですね。
まぁ、兎に角この週末は天気が良かったので何処へいっても宮崎の海も空も真っ青でとても綺麗でしたが、最後にこの素敵な光景が観れたのも良い思い出となりましたね♪

この後は祖父達に会う為に大分県は別府に宿泊。
翌日に高速をずっと乗っていって広島まで帰るのですが、折角のドライブ一人旅なので前々から気になっていた門司港の近く・・・というか関門橋の真下、九州では最北端となる和布刈神社にも寄って参拝。
こちらでも御朱印を頂いて無事に家へと帰る事が出来ました。

という訳で、実質２日に渡って久し振りに車で駆け巡った日向国巡礼。


電車で行くには宮崎市中心からの現地の交通手段が乏しいのがネック、かといって自家用車で行くにはちょっと遠い・・・と思っていましたがなんとか無事に主だった行きたい場所には行けましたね。
九州は残すは熊本・肥後国、新幹線ですぐに行けると思っていたのですが、もうしばらく復興が整ってからになりますかね？
本州の方も、全国巡礼だいぶ先が見えてきたような、まだまだ遠いような・・・
次の目指す場所は何処にしましょうかね？