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ゆっさんのお仕事・子育て奮戦記

ゆっさんのお仕事・子育て奮戦記

私の妊娠経過 3

吉村医院のイベント


吉村医院では、妊婦のために、様々な活動をしている。

1. ピクニック
週1回、妊婦達が集まって近くの野山へピクニックに行く。
よい運動になるだけでなく、自然の中に入るとお産に必要な「古い脳」が活性化され、よいお産ができるというのがその理論的背景。
でも、鳥の声を聞き、野山の景色を眺め、息を少し切らせながら歩くのってほんと気持ちいい。
持参する古屋のかまどで炊いたおにぎりがまたおいしいこと。
陣痛が始まってもピクニックに参加する妊婦もたくさんいる。

2. 古屋労働
昔の人は医療が発達していなかったのに安産が多かったのは、古典的労働により現代よりずっと運動量が多かったから、というのが吉村院長の持論。
病院内の敷地に移築した茅葺きの民家「古屋」で、妊婦達が薪割りや雑巾がけ、ノコギリ引きなどをする。
お昼は古屋の囲炉裏を囲んで、薪で炊いたご飯を食べる。
最初は難産傾向のある人に勧めていたが、今は全般に勧めている。
慣れないうちは筋肉痛になるが、慣れると楽しい。
また、妊婦同士の貴重な交流の場になっている。

3. ヨーガ教室
月に二回、講師を招いてヨーガ教室を開いている。
私が行っていたときは、出産後の人も数多く来ていた。

その他、両親学級、講演会、映画「ガイアシンフォニー」上映会など様々なイベントがある。



予定日超過


けっこう楽しい妊婦ライフを送っていた私も、いよいよ臨月となった。
予定日は11月26日だったが、予定日を過ぎてもなかなか出てこない。
予定日超過後の検診では、「次の月曜日にまではたいてい生まれるよ」と言われた。
そしてその週の土曜日、12月1日。覚えている方も多いだろうが、この日天皇家に女の子が誕生。マスコミはもうその話題で一色だった。
もしかしたら誕生日が重なるか、と思ったが、12月1日の夕方になっても陣痛は始まらないので、これが最後の機会だと、近くのスーパー銭湯に行った。
そこで会ったカナダ人の女性に声をかけられ、話をし、予定日を超過しているといったら、その人は次のようなことを言った。
「ビールを飲んでSEXをするといい。私も予定日を超過したのだけど、カナダで私の主治医にそう言われたの。」
ビールで血行をよくして、さらに刺激を与えると、同じメカニズムが働いて陣痛が促進されるのだそうだ。
そこで、入浴後、フ~さんと一緒に食事に行き、ビールを飲んでみた。
その夜はベッドで話し込んでしまい、二人とも明け方までほとんど眠らなかった。


来た!


朝の4時ごろ、なんだか「プツン」と切れたような感じがあった。
トイレに行ったら、血の混じった粘液が。いわゆる「おしるし」だった。
そして5時半頃、陣痛が始まった。



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