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フェルメール展に行って参りました。 こういう時にあまり説明とか読むのが好きではないのでよく知りませんが 「光」による表現が達者な絵描きなのだそうです。 窓辺で何かしてる人を描いた絵がいくつかあって これは手紙を書いている人ですが 窓辺で牛乳を容器に移してる人の絵が特に有名です こういった、日常生活を温かな視点で描いた作品が多くて 平凡な日常の人々の姿に美を見出す感性にはしみじみと共感します わたくしの感想としては、フェルメールが描く「光」は 当然たいてい「陽光」なんですが それらの「陽光」は、フェルメールの信仰観をあらわしているように思えました 陽光は神さまのまなざしであり 手紙を書いたり牛乳を注いだりしている人たちは 自分自身では何でもない日常を生きているつもりでも 神さまは慈愛の眼差しでそれらの日常を見守っていて 何でもない日常であっても本当は神々の世界の尊い輝きに満ちている 究極の美がそこにある とまあそういうことなんだろうと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月03日 20時05分32秒
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