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カフェイン英国政府の食品基準局は、「妊婦は1日にカフェイン摂取を300mg以下に制限するように」とのガイドラインを発表しています。その理由は、流産、低体重児出産のおそれがあるからです。 ちなみに【英国政府の食品基準局の妊婦への助言(2004年8月9日)】から ・果物や野菜、デンプン質の食品、クンパク質、繊維、乳製品を十分摂ること。 ・鉄分の補給に努めること(ビタミンCと一緒に摂ると吸収率があがる) ・ビクミンサプリメントは葉酸、ビタミンD(特に全身を布で覆って外出するアジア人は)を摂取しビタミンAサプリメント(高用量のマルチビクミン剤を含め)は避けること ・カマンベールやブリーなどのカビで作ったソフトチーズ、パテ、非加熱食は避ける(リステリア感染を避けるため) ・生卵や半熟卵は食べない(サルモネラ感染を避けるため) ・ガーデニングや猫に注意(トキソプラズマを避ける) ・油分の多い魚は週に2回以上食べない ・生の魚介類より加熱したものを選ぶ ・サメ・メカジキ・マカジキは食べない、マグロは週にステーキ2つまで ・アルコールは週に1~2回ワイン1杯が限度 ・カフェイン摂取を1目300mgまでに制限すること(コーヒー、紅茶、チョコレートの総量で) ・体重増加は10~12kgまで ◆カフェインの赤ちゃんへの影響 いろんな説があり、研究中です。 胎児に対しては少なからず無視できない影響があることはわかってきています。 早産をおこしやすい、低出生体重児が生まれるといわれています。 ◆カフェインが含まれるもの コーヒー 100mg/cup 紅茶 75mg/cup お茶 30mg/cup コーラ 40mg/1ビン ◆カフェインの作用 ・中枢神経を刺激します (大脳皮質および延髄中枢の興奮を起こします) ・筋肉を収縮させます ・利尿作用があります ・心筋に直接作用して心筋興奮させます ・平滑筋に関しては末梢血管拡張や気管支筋を弛緩させます。 (喘息発作がでたときにコーヒーを飲むと発作が止まります、これは気管支筋が拡張するからですね) ・胃酸分泌が亢進します ◆カフェインをたくさん取りすぎるとどうなるのでしょう 不眠、不穏、精神興奮、感覚障害、骨格筋緊張、振戦、頻脈、呼吸促進がみられます。 極端に大量投与されると痙攣で死亡します。 カフェインに強い依存性はありませんが、軽度の習慣性があります。 ◆カフェインは胎盤を通過して、胎児に蓄積します カフェインは分子量が小さいので、胎盤を通過します。 ところが胎児の排泄能力は未熟であるため体内に蓄積します。 ◆ではどれくらいなら飲んでもいいのでしょうか? ヒトでも1日1100mgから1700mgのカフェインを摂取していた妊婦の子供に奇形が見られたという報告があります。 その一方で、コーヒー摂取と子供の奇形に関連性はなかったという報告も複数あります。 このような報告をまとめた結果、1日300mg以下のカフェインの摂取であれば、子供への影響は少ないと考えられています。 ◆では、コーヒーがのみたくてしかたがない人はどうしたらいいでしょう カフェオーレやミルクティーにしてミルクで薄める ノンカフェインのコーヒーやハーブティーを利用しましょう。 コーヒーは飲むなら1日3杯までにしましょう。 【British Medical Journal, Feb. 23, 2003.】 コーヒーを多く摂取した女性は、アルコール摂取量も多く、喫煙者である傾向が高かった、と研究者らは述べている。妊娠中の喫煙習慣やアルコール摂取について補正したところ、コーヒー摂取に伴う死産リスクはわずかに低下したものの、1日4~7杯のコーヒーを飲んでいた女性では約40%のリスク上昇、8杯以上飲んでいた女性では約220%のリスク上昇が認められた。 |