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良寛(りょうかん)
ひさかたの雪解の水に濡れにつつ 春のものとて摘みに来にけり 春のものとして(若菜を)摘みに来た。 子供らと手たづさはりて 春の野に草菜を摘めば楽しくもあるか 子供らと手をたずさえて。 この宮の森の木下に 子供らと手毬つきつつ暮らしぬるかな 子供らと手毬つきつつこの里に 遊ぶ春日は暮れずともよし 霞立つ長き春日を子供らと 手毬つきつつけふも暮らしつ 君歌へ我立ち舞はむ ぬばたまの今宵の月に寝らるるべしや 君は歌え、私は舞おう。 こんなに見事な今宵の月に 安穏と寝ていられようか。 ○ 遊ぶ良寛と子供の像(新潟市) 〔けん家持さん提供〕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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