ノルウェーの旅のこと、まだ3分の1しか書いてへんかった。
沿岸急行船でオーロラを堪能した翌日(2007年2月8日)、ホテルで朝ごはんを済ませて犬ぞりツアーに参加した。
トロムソのビルマルクセンターに、ネットから申し込んで予約しておいた。
朝から雪が降りしきってる。
集合場所のSASホテルのロビーで待ってると、9時45分に迎えの車が来た。
こんな天気でも雪ぞりだいじょうぶって聞いたら、very good!やて。
ノルディックホテルでもう一人日本人の参加者を乗せて、30分ほどでビルマルクセンターに到着。
トロムソ ビルマルクセンター
まずわんちゃんのお出迎え。この子はそりを引かんみたい、番犬かな。
このセンターは、ToreさんとToveさん夫婦がやってはる。
二人は何度も犬ぞりレースに出てて、昨年は世界最難最長のアイディタロッドにも出場しはった。
アンカレッジをスタートし、西北に約1800km離れた町ノームがゴール。東京から沖縄ぐらいの距離を約2週間で走る。昨年トップの人はタイムが9日半やったそうやから、犬たちは1日に200km近くも走ることになる。
1台のそりに7頭から20頭の犬が1チームで、犬ぞりの乗り手はマッシャーっていう。
83人のマッシャーが出場したなかで、ToreさんとToveさんは28位と29位やってんて。
犬たちと一緒にアラスカまで飛行機で旅してからのレースやから、大変やったやろうにな。
犬の体調管理についてもルールがあって、チェックポイントに獣医がいて弱った犬はリタイアさせられるし、リタイアできる犬の数にも制限があるらしい。
ヨーロッパ最長の犬ぞりレース、フィンマルク・スロペットっていうのもあって、こっちには毎年のように出場してはって、今年は3月10日にスタート。
女性のマッシャーも少なくないみたい。アイディタロッドでは女性が優勝した年もあるし、50代の女性マッシャーも上位に入ってはる。
日本女性のマッシャーもいるみたいやなあ。
マッシャーには、スタミナと犬との信頼感と細かいケアができることが大切みたいや。
アイディタロッド
フィンマルク・スロペット
ツアーの料金は、1200NOK(約24,000円)。防寒着のレンタルと昼食、送迎がついてる。
これだけの体験ができたんやから、そんなに高くはないかもしれん。それにそのお金が犬たちのために使われると思うと、ちょっとうれしい。
貸してくれた防寒着は、つなぎのウェアーと靴、手袋、ゴーグル、マフラー。
全部着こんで、スタッフのお姉さんと記念撮影。
このときは、寒さを甘くみてた。自分のダウンとか手袋の上にこの防寒着を着て、使い捨てカイロも持っておけばよかった。
1時間も外を走って寒かったなあ。
犬ぞりに乗った様子は、次に続きます。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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