東照宮を4時に出たころから、雨脚が強くなってきた。 表参道のところまでタクシーに来てもろて、日光金谷ホテルまで行ってもろた。
今回の宿泊は、だんな様のクレジットカードの特典のひとつで、この日のために母(リコウランさん)にプレゼントしてくれはった。
チェックインのときに、部屋の空きがあったからと、デラックスAタイプにアップグレードされてた。
金谷ホテルの建物は4つあって、明治時代に建てられたのが、本館と新館で木造。昭和初期に木造の別館ができて、第二新館は昭和30年代後半に鉄筋コンクリートで造らてる。客室が71のこじんまりとしたクラッシックホテル。
1年ほど前に全館を休館しての大がかりな工事をしはったばっかり。
箱根の冨士屋ホテルとは経営者が縁続きで、新館は冨士屋ホテルを建てた人が金谷ホテルの新館を同じように造りはったそうや。
私たちの部屋は、新館2階の53号室やった。
障子を開けると大谷川(だいやがわ)の向こうに、男体山がきれいに見えてた。
紺とベージュでまとめた落ち着いた色合いのお部屋。
館内はすべてスチームで暖房してはる。このほんわかした暖かさがええ。
母は満州でこんな暖房やったって懐かしがってた。私が小学校の時にも教室にこんなスチームがあって、この上でお弁当を温めてたなあ。
アメニティでは洗顔フォームや化粧水まで揃ってた。
お茶菓子は、金谷ホテルのクッキー。でも紅茶やのうて、お煎茶やった。
浴衣の柄も、神橋やった。
東武のツアーやと、金谷ホテルの館内ツアーがついてるのがあるらしいけど、お願いしたら5時から館内を案内してくれはることになった。
続きます。
今日は、水泳教室の最終日。
クロールや背泳ぎでは、25メートルを何本か泳げるようになった。平泳ぎは、力が入ってるのかプールの底まで沈んでいく。それでも先生の助けを借りながら25メートル泳ぐことができた。
年明けの水泳教室にまた通おうかなあ。
夜は、サントリーホールでコンサート。
東京フィルハーモニー交響楽団の第745回定期演奏会
曲目は、
マーラー :交響的楽章「花の章」
ウェーベルン :夏の風のなかで
ベルク :「7つの初期の歌」
シェーンベルク :交響詩「ペレアスとメリザンド」
指揮は若杉弘さん、ソプラノが林 美智子さん。
林さんは、新国のフィガロにも出てはった。
最後のシェーンベルク の「ペレアスとメリザンド」がすごかった。音楽のうねりの中に身をゆだねてるような感覚やった。
お客さんは、半分も入ってなかったけど。ええ演奏会やった。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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