銀行さんの主催するプレミアム内覧会に当たったので行ってきた。
東京藝大大学美術館で休館日の月曜に行う「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」展。
「シャガールが夢見た展覧会」ってコピーがついてる。
シャガールの「私がロシアで描いた絵画が、ヨーロッパの画家の作品の隣に展示されるのは奇妙なことでしょう。私の作品は、むしろ20世紀初頭のロシア美術のために展示されるべきものなのです」という願いからやそうや。
シャガールは、1887年旧ロシア帝国のビテブルグ(現ベラルーシ共和国)で東欧系ユダヤ人として生まれ、23歳の時にパリに出る。
その当時の作品が地下の展示室、「ロシアのオーノフが同時代のロシアの芸術家としてとりあげられてた。
奥でドキュメンタリー映画「シャガール:ロシアとロバとその他のものに」が上映されてた。52分もあるので見れへんかったけど。
11時、13時、15時からの上映やから、それに合わせて行くのもええかも。
シャガールは5年間のパリ滞在の後、故郷に戻り28歳でベラと結婚。
ここの美術館はちょっと変わった構造で、地下と3階に展示室がある。
「ロシアへの帰郷」からは3階。
ここでは、カンディンスキーと一緒に展示されてる。
その後パリに移住するけど、ナチスドイツがパリを占領。「反ユダヤ法」の成立で身の危険を感じたシャガールは、1941年に妻ベラとともにアメリカへ亡命。1944年最愛の妻ベラを病気で亡くしてしまう。
1945年ごろから1952年ごろまでは、心配した娘イダの紹介で家政婦ヴァージニア・ハガードと同棲し、長男ダヴィドが生れてる。
1848年フランスに戻り、また娘イダの紹介で1952年65歳のときにヴァランティーナ・ブロドスキーと再婚する。
1963年、パリ・オペラ座の天井画を制作。
1964年には、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の新装開館にあわせて、モーツァルトの歌劇「魔笛」の装飾と衣裳、劇場用の壁画の制作を依頼される。
「魔笛」の下絵が約50点も展示されて、このコーナーが一番興味深かった。
衣装も背景幕なども、シャガールそのもの。
舞台の写真もあって、下絵を忠実に再現してるのがわかる。
実際に衣装をつくる人は大変やったやろうなあ。
シャガールの衣装のオペラを観てみたい。
最後のコーナーは「シャガール独自の世界へ」。
ポスターに使われてる図柄の一つ「日曜日」には、再婚したヴァランティーナが登場し、パリの風景の上には故郷ビテブルグも描かれてる。
最後の作品は90歳で完成した「イカルスの墜落」。
イカルスはシャガール自身なんやろうなあ。故郷ビテブルグの村に落ちていってるんやけど、イカルスも町の人もみんなニコニコしてた。
1985年、97歳で亡くなりはったそうや。
内覧会やったからか、人が少なくてとってもゆったり観ることができた。
10月11日まで。
その後、福岡市美術館に巡回する。
10月23日(土)~2011年1月10日(月・祝)
ポンピドー・センター所蔵作品展 シャガール
フジテレビ シャガール
乃木坂の国立新美術館へ移動して「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」。
マン・レイはシャガールより3つ年下。
生まれはアメリカやけど、両親は東欧系ユダヤ系と似たような境遇。
最初は画家として活動、自分の作品を記録するために写真を始めたそうや。
1921年パリに渡り、1940年戦火を逃れてアメリカへ移る。
1951年パリで活動を再開し、1976年86歳パリで生涯を終えてる。
写真はほんとうにやりたいもんやなかったんやて。
生活費を稼ぐために仕方なく撮ったファッション写真やポートレート写真が人気になり、肝心の絵のほうは評価されないことに不満やったみたいや。
絵で成功することができへんかったから、写真で食べていくしかなかったとも言うてはる。
マン・レイは写真をただカメラで撮るだけやなく、いろんな技法を考えて使うてた。
カメラを使わずに、印画紙の上に直接物を置いて感光させるレイヨグラフ、現像中の印画紙に光を当てることで、モノクロの写真の白と黒を反転させるソラリゼーションなど。
写真のなかに芸術を生み出そうとしたはったんやろうなあ。
映画も撮ってはって、会場では4本が上映されてた。
マン・レイが考案した、色彩定着技法によるカラー・ポジフィルムも興味深い。
紙焼きにすると艶がなくなったり、色が変わってしまうので、ボジフィルムそのものを加工してカラー写真にしてしまってる。
不思議な雰囲気やった。
ほとんど同じ時代を生きたシャガールとマン・レイ。
ハンサムで女性にもてて、愛する女性が表現の源泉やったところは同じやけど、同じ時代の人やないように感じる。
マン・レイのお墓はモンパルナスにあって、墓碑には「Unconcerned But Not Indifferent」と刻まれてるそうや。
この展覧会のサブタイトルにもなってて、「無頓着、しかし無関心ではなく」と訳されてる。
彼の人生そのもののような言葉に思えた。
9月13日まで。
その後大阪の国立国際美術館に巡回。
9月28日から11月14日。
マン・レイ展
原種ハイビスカスの開花 10輪(総計 350輪)
ベルガモットの開花 15輪(総計 15輪)
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
1日1回のクリックで、募金ができます♪

シャガールの衣装・・・サイズが小さかったでしょう?
とても、入らない♪(2010年09月03日 16時04分43秒)
衣装そのものの展示はなくて、下絵とオペラの舞台写真だけだったんですよ。
オペラ歌手が着られるんだから、マダムには大きすぎるんじゃないですか♪
-----
>シャガールの衣装・・・サイズが小さかったでしょう?
>とても、入らない♪
(2010年09月04日 13時01分06秒)
megumegu001さん
>衣装そのものの展示はなくて、下絵とオペラの舞台写真だけだったんですよ。
>オペラ歌手が着られるんだから、マダムには大きすぎるんじゃないですか♪
>-----
>>シャガールの衣装・・・サイズが小さかったでしょう?
>>とても、入らない♪
-----
前に見たんですよ。
とても、小さかったです~
メグさんなら、大丈夫。(2010年09月05日 12時05分12秒)