オーストラリアの空港の厳しい検疫審査 東日本大震災199日目
中国南方航空のCZ321便でメルボルンのタラマリン国際空港に到着したとこまで書いた、8月5日メルボルンの旅1日目。予定より30分ほど早く11時やった。曇りで気温は11度。オーストラリアでは固有の動植物や人々の健康、環境に影響を及ぼし得る他国の害虫や病原体の侵入を防ぐために、税関と検疫のチェックが厳しいと聞いてた。入国審査が済んだ後、預けた荷物を受け取ってから、入国カードを検疫官に提出する。この入国カードが、項目が多くて、複雑で、めんどう。 ・禁止または規制されている物。医薬品、ステロイド、銃砲、武器不法な薬物 ・すべての食物 - 乾燥、生鮮、保存食品、調理済、未調理などを含む ・木製品、植物、植物の部分、伝統的な医薬品、薬用・食用および香料用の草木植物、種子、球根、藁、ナッツ類など ・土、またはたとえばスポーツ用品、靴のように土の付着した物品こんな項目もあって、持っている場合は正直にYESを選んで申告しておかないと、後でえらい目に遭いかねない。だんな様と私の常備薬を持っていったので、薬局でくれる薬の説明書に病名と薬の成分名を英語でも書いていった。うちの場合は、このなかで3つはYES。申告すべき品のなかに、持込み禁止品に指定されているものが、いろいろある。在日オーストラリア大使館の検疫検査に関する重要情報から抜粋すると・卵と卵製品, 乳製品 卵そのもの、乾燥・顆粒状の卵、卵を用いた製品全てで、マヨネーズ、 親子丼、卵粥、中華丼、生のラーメンやエッグヌードル、乾燥卵入り麺、卵入りカップヌードル、卵入りご飯・スープ調味料類を含む。クリームまたはミルクを含んだソース類、スープ、食品等全ての乳製品で、マカロニ、ムサカ、チャウダー、ヨーグルトドリンク、顆粒ココア ドリンク、カルピス、チーズスティック(ただし特定の口蹄疫未発生国産のものは除く)。材料の10%以上が乳製品である食品で、乾燥食品を含む。 ※同伴乳児用の粉ミルクやニュージーランド産の乳製品は持込みが許可されている・缶詰め以外の肉製品 全ての種類の動物の肉 - 生、乾燥、冷凍、調理済、薫製、塩漬け、 保存肉でサラミ、ソーセージ、ラードを含む鶏釜飯の 素、麻婆豆腐(鶏肉)、 チャーハンの素、魚肉ソーセージ(ラード)、 肉入りの麺、中華三昧(ラード)、とろみハオ麺(豚肉エキス、ラード)、 ペットフードは全て持込み禁止・生きた動物 一切の哺乳類、鳥類、鳥類の卵と巣、魚類、は虫類、両生類、昆虫・生きた植物 一切の鉢植え/根がむき出しの植物、盆栽、挿し木類、根、球根、球茎、根茎、茎、その他成長能力のある植物やその一部・種子やナッツ類 小豆、大豆、赤豆等の未調理の豆・種子類。米、シリアル用穀物、ポップコーン、未加熱のナッツ類、栗、松ぼっくり、粒餌、正体不明の種子類、一部の販売用種子、果物・野菜の種子。 種子でできた装飾品(ギフト用包装に飾りとして使われる物等)・生の果物や野菜 リンゴ、バナナ、柑橘類、核果類等、全ての生及び冷凍の果物・野菜全荷物が荷物検査かX線検査を通り、検疫物探知犬もいて、食べ物の匂いを嗅ぎつけて調べたりもするそうや。これらの物は持込みが見つかると、没収され破壊処理が行われる。それだけやない。検疫対象物の申告も破棄も行なわなかったり、虚偽の申告を行なった場合には、 法律違反で捕まることになり、 その場で220オーストラリアドルの罰金が科されるか、 起訴され罰金60,000オーストラリアドル以上や懲役10年が科せられることもあり得ます。とある。在日オーストラリア大使館 検疫検査局きちんと準備していったおかげで、無事に検疫も通過することができた。食べ物は、地産地消。オーストラリアでは、オーストラリアの物を買って食べればええということやな。写真に写ってるのは、ビクトリア州ジーロング(Geelong)で有名な装飾つきボラード。メルボルン生まれのJan Mitchellさんが作りはったものらしい。ジーロングの宣伝のために、空港でお出迎え。真ん中の女性は、メルボルン出身のオペラ歌手 ネリー・メルバ(Nellie Melba)の書かれたチラシを持ってはる。後の二人は、誰なんかなあ。Jan Mitchell's Waterfront Bollards メルボルンの旅、続く。原種ハイビスカスのロバツスの開花 2輪(合計503輪)紅ちどりの開花 5輪(合計283輪)1日1回のクリックで、募金ができます♪