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テーマ:洋楽(3285)
カテゴリ:ライヴ
夢のような時間があっという間に過ぎていきました。
この感動を早く言葉にしなくてはいけないと思っていましたが、なかなかうまくまとまりません。以前、Tamas Wellsがニューアルバムをリリースしたとき、私の言葉で軽率に片付けるのは憚られると書きました。結局いまだ書けていないのですが。 早くも再来日のTamas。 今回はなんとチャペルでライヴを行うということで、かなり期待に胸を膨らませて向かいました。ここではシガー・ロスも限定ライヴをやったことがあるそうです。プチ情報。 行ってみると、すでにお客さんがたくさん集まっています。 開場すると同時に、どんどん人が入ってきました。私は3列目の端っこに座りました。 昨年のライヴより大きくなったハコ、お客さんの数、それを見ていてなんだかとても嬉しくなりました。Tamasのあの素晴らしい音楽が、確実に以前より多くの人の耳に届いているというそのことが、本当に嬉しかったです。 そして、私自身もそうでしたが、チャペルに入ってきた瞬間に、感嘆の溜息をつく人の多いこと。みんなが高い天井を見上げ、カメラを手に、その光景をしっかり写真に収めようとしている様子が、ちょっと不思議でした。ライヴに来てこんなことって、あまりしないかなあと思うのです。ひとえにLiricoさんの会場選びの素晴らしさ、でしょうか。 定刻で始まったライヴ。 最初は、Tamasのアルバムのプロデューサーにして友人でもあるNathanのプロジェクト・The Steadfast Sheperdの登場です。 シンプルで静かな歌声、彼の穏やかな眼差しには、早くも癒されてしまいました。まだTamas聴いてないのに(笑)。 私の勝手なイメージですが、オーストラリア/ニュージーランドの音だなあと思いながら聴いていました。こういう音はヨーロッパぽくはないし、かといってアメリカンでもないのです。どこまでもあたたかくて優しい、悠然とした大地のような。うーん上手く言えない… とまあそんなところで、少しの間を置いて、TamasがNathanとAnthony(もう1人のお友達です)と共に登場です。 髪が伸びてオトコマエ度が上がったTamas、いやー素敵(笑)。 あのはにかんだ笑顔は変わらず。 そして、ああ、この声です。 思わず目を閉じました。ゆっくりとしみわたっていく彼の声の心地良さにしばし身体を委ね、それから目を開きました。 こんなに楽しそうに歌う人だったっけ? 昨年は、固さというか緊張の色が見えたTamasでしたが、今回は、明らかに「楽しさ」の方が上回っていたようです。日本語の文章が言えていましたよ(!!!)。単語じゃなくて文章。ビックリしました。 3枚のアルバム、どれからも演奏してくれました。3rdが意外に少なかったような気がします。あとでその理由をお友達から聞くことになりますが… 今回リリースされた3rdアルバムは、ひとつのストーリーになっていて、曲のひとつひとつの重みがより際立っていると思います。 なので、それを聞くに当たっても、私はそれなりの覚悟(というには大げさですが)が必要かなあと思っていました。 それが意識的か無意識下であったのか、今では明確に答えられませんが、ほぼ固まったまま聞いていました。身じろぎすることすら躊躇うものが、私には感じられてしまったのです。 開演直前に、私はブレスレットを外していました。拍手以外の音は立てたくありませんでした。 それでも、Tamasはそこで微笑みながら歌うのです。誰の心のガードだって取り払ってしまうような、優しい優しい笑顔で。 なんでこんなに身構えてしまうのだろう。 もちろん、私だって終始口許は緩みっぱなしでした。なのに身体はやたらしゃちほこばってしまう。 なんだかもうよくわかりません。 レーベルLiricoさんのブログにも書かれていましたが、タマちゃんは眩しかったです。そうです、直視できないほどでした。「天使が舞い降りた夜」、まさにそうでした。 彼をまるで神格化してしまうつもりはありませんが、彼の音楽が持つ力というものは、ちょっと普通じゃないなと思います。 なんだかライヴレポになってないですね。ムム。 ライヴ終了後はちょこちょことご挨拶をしたり。 Tamasが出てきたので、真っ先にお友達と一緒に飛びつきました。ミーハー(苦笑)。 ちゃんと私たちのことを覚えてくれていたことが嬉しくてたまりませんでした。 Tamas Wellsマイスペ 以前の日記で、私は彼の歌声を「天から舞い降りた声」と呼びましたが、Liricoさんのブログで奇しくも「天使が舞い降りた夜」と書かれていたことには、奇妙なシンパシーを勝手に抱いてしまいました。 あまりにも素晴らしい夜でした。 全国から注目されているサイトが大集合! 音楽人気急上昇ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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