奈良と言えば　天理　鹿　刀　大仏様。


天理高校とは甲子園で　対戦したことあるが、素晴らしいチームであった。

天理が甲子園初優勝した時に対戦したのだから特にそう感じたのかもしれない。

選手、応援、ブラスバンド、学校全体が一体となっている。
当時ブラスバンドは全国優勝し、世界大会後初めての演奏が
鹿児島商業との対戦と聞く。

あんな迫力ある応援を見たのは　初めてであった。
応援が有名なところは多いが間違いなく当時ナンバー1だったであろう。

甲子園に出場する奈良県の高校（特に天理や智辨）が応援した後は
アルプススタンドにゴミ一つ落ちていないことでも有名。


天理市が　もの凄く綺麗だと聞く。

2時になったら　町全体で黙祷を捧げると聞く。

そのような厳格な町の雰囲気を表しているのか　野球のプレースタイルも威厳を感じる。

S60はKKPL　S61は“白球魂投手，本橋”率いる天理、S62はPL、

関西宗教系学校が3年連続で甲子園を制した。

この頃から　宗教系学校以外でも　意識が高い私立が　甲子園で勝つようになってきた。

各校が建学の精神を全面に出し、道徳心を芯として　科学的なトレーニング、練習を行う。

レベルの高い　心，技，体を兼ね備えた高校が甲子園の常連として君臨している。

高知明徳などは完全な道徳学校と聞く。

長い歴史の中では　やんちゃをする選手もいたようだが、

コンスタントに素晴らしいチームを作ってくる。

その他の学校も　甲子園で勝ち進むチームは必ずと言っていいほど

指導者、選手の精神性や意識レベルが高く　礼儀正しい。

もちろん　だからこそ　技術もレベルアップするのだろう。

それこそ他力と自力を十字に組んでいるような気がする。



サッカーではどうなのか詳しくはわからないが、野球で宗教系学校や、
精神性の高い学校の名が多く目につくのは　やはり　
野球と精神というのは密実一体のものがあるのであろう・・・・

そんなことを感じさせるのが奈良県高校野球だ。

がんばれ　奈良球児