カテゴリ:西国三十三所
去年の話なんですが兵庫県の加西市へ。
この頃は御朱印あつめに燃えていたので。 最近はちょっとペース落ちてますが。 山道を走ってやってきたのは一乗寺。 私のナビはいまいち信用できないのでたどり着くまで 少し不安でしたがなんとか到着しました。 一乗寺の開基とされる法道仙人は、天竺(インド)から紫の雲に乗って 飛来したとされる伝説的人物で、『元亨釈書』等の記述によれば、 法道はインドに住んでいたが、紫の雲に乗って中国、百済を経て日本へ飛来 播州賀茂郡(兵庫県加西市)に八葉蓮華(8枚の花弁をもつハスの花)の 形をした霊山を見出したので、そこへ降り立ち、法華経の霊山という意味で 「法華山」と号したという。法道は神通力で鉢を飛ばし 米などの供物を得ていたため、「空鉢仙人」と呼ばれていた。 法道の評判は都へも広まり、白雉元年(650年)、時の帝である孝徳天皇の 勅命により法道に建てさせたのが一乗寺なんだそうです。 一乗寺には7世紀~8世紀にさかのぼる金銅仏6躯が存在し (うち3躯は重要文化財)、付近には奈良時代にさかのぼる廃寺跡 石仏などが存在することからも、この地域一帯が早くから仏教文化の 栄えた地であることは確かみたい。 本堂、。重要文化財です。 寛永5年(1628年)、姫路藩主本多忠政の援助で再建されたそうです。 三重塔(国宝) - 伏鉢(屋根上、相輪の下部にある半球状の部材)の銘から 承安元年(1171年)の建立と判明する。平安時代にさかのぼり 建立年代の明らかな塔として日本でも稀有のものである。 塔身部の逓減率(初重から三重に向かって小さくなる率)の 大きいことが特色なんだとか。 一乗寺(いちじょうじ)は、天台宗の寺院。西国三十三所第26番。 山号は法華山、本尊は聖観音菩薩。 住所は兵庫県加西市坂本町821-17。 113枚目。 御訪問ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.26 18:22:05
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