|
カテゴリ:かりんと猫たち
![]() きららは、今晩からゴハンが食べられません。 だって、明日は「男の子」とさよならする日なんです。 なにしろ、最近スゴいんですよ、「男の子」モードが。 赤いオチンチンが出てきた話しは、このまえしましたが、 以来、毎晩ワタシの脚にまたがって激しく腰振りダンスをします。 ダンスだけならまだしも、わたしの足首にかみつくんです。 要するに、メスの首根っこにかみつきながらエッチしている、 その行為をわたしの脚にやってるわけです。 かりんさんもよくわたしの足首に噛みつき 丁度エモノの喉笛にかみついたときのように しっかり噛み付いたままブンブン首を振ってましたから、 猫たちにとってわたしの脚は何か個別の生き物なんでしょうかね。 きららは、もちろんかりんさんにも激しく求めてしまいますから 「乙女」なかりんさんは何がなんだかわからず、 「もーっ、やめてニャーッ、気色悪いニャーッ!!」と跳ね飛ばし、 それでもきららは「ムフーッ、おねーにゃん、スキスキにゃーっ」と むしゃぶりついていきます。 ![]() で、これはいかん、スプレーでも始まったら大変、と 旅行前に獣医さんに電話を入れました。 去勢手術は平日の午前中ならいつでもOKと言われましたが、 「睾丸が降りていないようなんです」と言うと 「じゃあ、一度診察しますから、来てください」とのことで、 旅行から帰った翌日、仕事が終わったあとで連れて行きました。 お医者さんには子猫を数匹連れてこられているかたもいて、 ちょうど前の日に岸和田S.A.で見た子猫たちと同じくらいの年恰好で 同じ子猫でも運命は色々だなあ、なんて考えさせられました。 で、きららを診察室に連れて入ると、 「睾丸が降りていないということですが、 ほんと降りてないとすると、ちょっと厄介ですねえ」と言いながら 先生、きららをひっくり返してご覧になりました。 「? 大丈夫です。睾丸、ちゃんとふたつとも、降りていますよ?」 へ?? 「ほら、ここに」 きゅっと先生がつまんで見せてくれました。 え?? え?? これが睾丸なの???? いや、そこが睾丸のあるべき位置だということは、形状からしてわかっていました。 でも、ウワサに聞く「マリモ」には程遠い、丸くもなんともない小指の先ほどのゆるやかな膨らみです。 当然、下腹の大きなポヨポヨが、そこへ降りてきてまあるく納まるものだと思っていました。 でも、先生の指につままれると、確かにまあるく見えなくもありません。 ![]() 「・・・・これが睾丸なんですか?」 「そうですよ?」 「じゃ・・じゃあ、この下腹のポヨポヨはなんなんですか??」 「脂肪です(キッパリ)」 「・・・し、脂肪・・・・!?(ガーン!!)」 いや、それは考えないではなかったんです・・・・ はじめはそうかと思っていたんです・・・・ でも、3ケ月めやそこらでそんなところに脂肪の塊がダブつくなんて どう考えてもヘンだと思ってしまったんです。 場所的にも下腹にポヨンポヨンしているし、 絶対、停留睾丸なんだと思ったんです・・・・・。 「肥満に気をつけたほうがいいですね。 もう肥満猫用のフードに切り替えてもらっていいです」 「えっ、一年たってなくても、キトン用じゃなくていいんですか」 「いいですよ。 今でもすでに、太った高校生といったところですからね」 ふ・・・太った高校生・・・・・・!!! むっちゃイヤなんですけど・・・・!?(T◇T) いや、まあ、睾丸が正常であったのは喜ばしいことです・・・。 通常の去勢手術が出来ます。 早速、手術の予約を入れました。 でも、わたしの耳にはいつまでも 「太った高校生」がリフレインしておりました・・・・(号泣)。 そんなワケで、我が家の肥満高校生は、明日手術を受けます。 かりんさん、あと今晩一晩だけの辛抱だよー・・・・ もうきららにイヤなことされなくてすむからね・・・たぶん・・・・。 きらら、タマタマ降りてないなんて疑ってごめんよ・・・・。 ちゃんと立派に男の子だったんだね・・・・・。 でも、そんな「男の子」とも、もうお別れなんだなあ・・・・・。 しみじみ・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[かりんと猫たち] カテゴリの最新記事
|