|
テーマ:車に関するお話(10080)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ツイーター 取り付け方法 位置や配線はどうする?
とりあえず講釈たれてみます。 その後で結論書きます。 【講釈】 ツイーターの仕事は「高音」を出すことですが、そもそも高音ってなんでしょうか。 中音や低音と違ってどんな特徴があるんでしょうか。 正確には違うのだが、カーオーディオにおいては ツイーター(以下TWと表記)、ドアウーファー(MID)、サブウーファー(SW)こそが 高音、中音、低音であると認識していいと思う。 そして一般的には、TWは3KHz以上を負担し、SWが50Hz以下。MIDがその間すべてを受け持つ。 50Hz以下の低音には指向性はないが、音が高くなれば高くなるほどに指向性が増す。 つまり、スピーカーの正面にいないと音が聞き取りにくいというわけ。 だからTWは運転手から見える場所にあり、その中間をなにもさえぎらないように設置する必要がある。 で、MIDはどうかというと、もちろんTWのすぐそばにあることが好ましい。すぐそばが無理なら、TWとMIDそれぞれからリスニングポイントまでの距離を同じにすればいい。 音量もそれなりにだせないとロードノイズに負けるので5~6.5インチのMIDになるが、カー用MIDはエンクロージャーも30~50L必要で、ドアしか取り付ける場所がない。 もちろん運転手を向いているのが好ましい。 SWにいたっては50~60Hz以下を鳴らす場合、指向性がほぼないのでどこでもいい。8~12インチを大型化するのでラゲッジにおくのがセオリー。 さてTWの取付位置だが、昔から 「高音には強い指向性があるからツイーターを耳の高さに合わせるべきだ」 という説がある。 間違ってはいない。が、正解でもない。なぜなら、ツイーターを床に置いて、頭の上から降ってくるような音を出すことも可能だから。 上にも書いたとおり場所なんて最低限の基準さえクリアしてれば、MIDに近ければ近いほどいいし、離れていてもリスニングポイントまでの距離をなるべく合わせるべき。 【結論】 考えうる位置としては以下の3点がある。 ・キックパネル 一番MIDに近く、音質的には理想的だが、車種よっては運転席からキックが見えないケースもあるので注意。 また、キックパネル内にはCPUや、各種配線などがあり、ノイズが乗りやすい車種もある。 ツイーターの向きも考えるとパネルにかなりの角度をつけないとならないのでインストールが難しい。 車種やツイーターによっては「キックは無理」というケースも多々ある。 ・ダッシュボードの左右一番奥 頭から図って、MIDとTWの距離を同じくらいになるようにして、場所を決める。 TWの位置が高いので、難しいことを考えなくても、定位感があがるので、初心者が安易にここにしがち。ポンと置いてすぐ結果がでるのである意味分かりやすい。 制限もすくないので、ホーンツイーターや、大型のツイーターはここしか選択肢がない。 ・Aピラー オーディオ専門店が好んでここに取り付ける。理由はよくわからない。 たぶん、パテをつかってピラーを加工するので、見た目に変化があり、工賃がとりやすいからかなと思う。スマートに且つ大胆にインストールできるのでドレスアッパー御用達。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.28 14:29:47
コメント(0) | コメントを書く |