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カーオーディオいじりのメモ帳

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2012.08.08
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初心者の為の音圧系カー入門サブウーファーBOXの種類との作り方編!!

音圧と言っても種類があります。

1つは、「外向け」
2つは、「Power Hi-Fi」
3つは、「低音のみ増強」

「外向け」
外向けは、ラゲッジを外からあけると、ずらーっとスピーカーが並んでいるヤツですね。トランクオーディオもここに含まれます。走行中はまともに聞けない車がほとんどなために、駐車場などを占拠していることがおおいです。

「Power Hi-Fi」
一般的な、フロント2WAY+SWや、フロント3WAY+SWの構成で、高音から低音までの全音域を、フラットぎみに大音量を出す車です。Hi-Fiとあるとおり、高音質でありながら、走行中も音楽を聞け、かつでかい音を鳴らします。

「低音のみ増強」
フロントよりも、やたらサブウーファーの音量がでかい車です。音楽としては破綻していますが、カラダで低音を感じたい人はこれです。


-----外向け---------------
外向けは、とにかく能率が命です。一般的なフロント2WAYスピーカーは、TWが2セット、MIDが2セットで90dB程度です。
しかし、外向けの場合、設置スペースが限られておらず箱にいれられるため、主にPA用の機材が愛用され、その能率は20cmウーファーで97dBなど。ホーンツイーター4発、20cmウーファー4発、サブウーファー1発などで、机上論では200Wで130dBを超えてきます。
野外ライブなどを思い出していただくとわかりやすく、あの音がラゲッジから出ることになります。

なので、箱には制限はありません。PA用やホーム用をいかに車に積むかということになります。
なにせ、PA用ですと、20cmでも40L、38cmともなれば200Lは必要です。サブウーファーだけをカー用にしたり、ウーファーを立体的に配置したり、そういう技術が必要です。

すごい人になると、DJミキサー積んじゃったりするみたいです。純粋なカーオーディオではないですよね。。

-----Power Hi-Fi---------------
とにかく、「音楽として」「高音質で」という前提で、でかい音を出すのがポイントになります。

構成としてはいろいろ考えられますが、まずは、
・デジタル3WAYクロスオーバー内蔵ヘッドユニット
・2chアンプを3枚
・TW、MID、SW
が基本です。

また、TW-MIDHIGH-MIDBASS-SWとか、STW-スコーカ-MID-SWなどに変化したりします。
アンプも、4ch+モノとか、2ch2枚+モノ、モノ6枚などもアリですね。
当然MIDも、16.5cmとか、13cmをダブルとか。SWも18インチとか、10インチ2発とか。

各機材のトータルバランスが重要であり、出来上がった車はストリートでも、駐車場でも、どこで活躍できるでしょう。
何でも聞ける車になります。
サブウーファーもシールドBOXもアリですし、バスレフもアリです。


-----低音のみ増強---------------
もちろんフロントも作りこみしますが、なにしろサブウーファーの数と、トータルWが重要です。
ブーーーンという50Hz以下の低音を増強し、車体がゆがむほどの低音を出します。
こうなってくると、多少のトータルバランスや、音質なんて聞きとれるハズもなく、MP3とかDAPのAUX接続でも十分です。
再生する音楽は、「低音が入っている曲」ということになり、なんでもいいわけではなくなってきます。
もちろん、フロントも気合いれておいて、普段はSTREET的に音楽を聞き、ブーストコントローラなどで低音を出したいときだけ出すのもありです。
フロントは最低限のデッドニングなどはやるとして、サブウーファーは12インチを6発とか、18インチとか、乗員を減らすようなことになります。
基本的にバスレフになります。



------------------------------
箱としては、シールド(密閉)と、バスレフがあります。
シールドは、20cm程度の小口径ならタンッといったキレある音。25cmならダン。30cmならドム。38cmならドムーンといった感じです(適当w
容積が小さければキレがでて、大きければゆったりとした低音になります。

バスレフは、シールドに比べゆるい低音になりますが、うまくつくれば音量が倍になり、自然な低音がでます。
容積とポートは「ヘルムホルツ共鳴」という原理で動いていますが、原理を理解して作るということも重要なのですが、メーカー推奨のオーナーズマニュアルにあるサイズで作りましょう。
T/Sパラメータがわからなければ意味がありませんし、公開されているT/Sもなんだか微妙ですし、そもそも車に積んで実際に音を出すとちがったりもしますので。。


作り方ですが、素材はMDFが便利です。
安いし、反りがないし、精度が増すので、強度もでます。なにしろ施工性が非常によいです。

強度があるにこしたことはありませんが、およそスピーカーサイズの1割の厚さの板が最低限必要です。
例えば、20cmでしたら、21mmのMDF。30cmでしたら30mm、38cmでしたら18mmの2枚重ねがよいと思います。これがモアベターです。

特にシールドBOXは、強度の命なので、厚ければ厚いほどいいです。
また、内部に補強を入れることで、強度を確保できますので、多少板圧を下げるとかの手にもなります。

私は10インチか12インチのバスレフがすきなので、いつも18mmMDFで、内部に補強をします。
鳴らして強度不足な感じがする場合には、FRP樹脂を内部に塗り込んだり、補強を追加したりします。


作り方はyoutubeなどみるとものすごい動画がたくさんあります。
「box build」などで検索するとアホみたいにでてきます。
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=PE6Kpnux9Ws&NR=1
これがポートの作り方が非常にわかりやすい、優秀な動画だと思います。
つくっている箱はどれもこれも変態級にでかいですが、これを小規模化したらいいです。


なお、やる気になればジグソー1本、電ドリ1本でなんとかなりますが、直線のカット精度が悪いと強度がでません。

http://www.mokumoku.co.jp/
http://www.zaiichi.com/index.html
http://yoneyazaimokuten.com/

などで、通販で注文し、直線と円形くりぬきだけやってもらえば、かなり精度がいいです。
ホームセンターではサブロク板だと、18mmMDFくらいまでしか扱いがありませんし、直線しかカットしてくれませんが、ネットショップなら30mmMDFとか円形くりぬきとかもやってくれます。
到着したら、組み立てるだけ(笑)

まぁ、その組み立ても大変なんですが、、、


youtubeの動画などをみるとお分かりいただけると思いますが、板と板の接着は

下穴を開けて → 接着剤入れて → ビス止めして → コーキング というのが主な流れです。

※但し、本来はMDFはビスは不要な素材であり、しかもビスも対して効きません。
 接着+圧着で完成するハズです。大型のハタガネや、直角で使えるハタガネなどを購入するのが好ましいのですが、いかんせん専門の道具すぎて高いので、私は使っていません。
 変わりにビスを打ちながらも、200kgくらい荷物を載せてます。
 なお、一流の老舗カーオーディオメーカーでも、10cmごとに「ビスを打て」と記載があります。

下穴をあけないでビスを打つとMDFは簡単に割れます。割れたMDFにはビスは効きません。ビスは約10cmごとに使いましょう。
MDFはおがくずを接着剤で固めたものに近いので、接着で一体化させることができます。木工ボンドなどでも十分な強度がでます。「速乾」と使うと作業効率がUPします。
接着面にはウッドシーラントなどを使いコーキングし空気の抜けを防ぎます。
すべてがとても重要な作業です。

使用するビスは木ネジ(もくねじ)がBESTですが、板圧よりも10mm以上長い★コーススレッド★がおすすめです。ホームセンターでも1000本で800円とかで売ってます。


接着剤は、★コニシ か セメダイン の木工用速乾 500g★を買いましょう。たっぷり塗って、はみ出したぶんはふき取るくらいでOKです。

また、コーキングですが、★セメダイン シリコーンシーラント と コーキングガン★を買いましょう。

たった1回の作業にこんなにでかいのいらないとお思いでしょうが、木工用ボンドは小さいのじゃ足りないし、コーキングガンのないコーキングはしんどすぎます。

安く上げるなら、木工用ボンドでコーキングみたいにしてもいいですが、硬化後の伸びがないので爆音で鳴らしたら1年もしないうちに割れると思います。
逆に言えば、仮の箱だから半年もてばいいやっていうなら木工用ボンド1本でもいけるってことになります。


他にも、言い出したらキリがないですが、スライド丸のことか、★スターエムワンタッチ自在錐★とハンマードリルとか、各種ハタガネをたくさんとか、いろいろほしくなります。

とりあえず、ネット通販で直線カットと、円形カットをしてもらって、1つ組み上げてみましょう。

もし、2個目が作りたくなったら、そのときはじめて道具は買いましょう。


スピーカーケーブルを通す穴も、ドリルで最低限の穴を開けてスピーカーケーブルを通し、中からコーキングで埋めてください。それで十分です!


初心者の為の音圧系カー入門サブウーファーBOXの種類との作り方編でした。

次は最後です。細かいところの捕捉説明です。





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最終更新日  2012.08.09 09:19:02
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