テンナンショウの仲間は難しい
さてこの植物はミズバショウの白いところと同じ仏炎ほうがあるサンシモ科の中のテンナンショウ属にはまちがいないのですがでは正確な名前ということになると難しいのです。同属は日本で役30種知られているのですが代表的なマムシグサでもさらに...型というのがついているものがあり姿が違う。仲間でお互い交雑してたくさんの違う様子のものが沢山できやすいのでしょうか。私の持っている日本の野生植物の中に36の写真が掲載されていますがぴったり一致するものは少ない。斑点のはいる葉のようすはセッピコテンナンショウに似ていますがこれだといえない。これと何かが交雑 そのまたなにかが交雑したものか...とわけがわからなくなる。上の写真は5月中頃の別のテンナンショウの花です。この植物のねらいは屋根のようにのびた仏炎ほうの中にくさいにおいで引き込まれたハエが落ちてその中で花粉をつけたあと下の小さな隙間からでて他の仲間に花粉を媒体する仕組みになっている。不思議な戦略をとっている。不思議はまだまだ色々あります。詳しくはwikipedia の説明とそのリンクをごらんください。