臨床検査技師のブログ

　国立がんセンターの内部調査で、画像検査ＰＥＴ（ペット、陽電子放射断層撮影）による癌検診では８５％の癌見落しが見つかったそうだ。
　ＰＥＴ検診は放射性物質が含まれた薬剤を注射し、癌に集まる放射線を検出して癌を発見する装置で「全身の小さな癌が一度に発見できる、癌検診の切り札」と期待され、急速に広がっているんです。しかし、その効果に疑問？？？っちゅうことですな。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060303ik07.htm

　ま、完璧なのは無いっちゅうことです。ＰＥＴだけに頼ってもそんなもんだっちゅうことです。超音波検査とかＣＴとか、ＭＲＩとかの長所、短所を良く知った上で組み合わせないと、癌発見には結びつかないっちゅうことが明らかになったと言うことでしょう。
　そんなもんでしょ、なんでも…。
　ヒトの創るものに完璧なものなんてありゃしないって…。