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熊本地裁に見学に行ってきました。 ![]() 裁判員制度が始まったということで、 一般市民に裁判所に親しみを持ってもらうためなのか、 見学受け入れはよくやっていらっしゃるようで、 傍聴席32席(?)ぐらいの中くらいの法廷で 最初説明を受け、いろんな席に座ってみたりしました。 検察側の席、被告人席、弁護側の席 書記の機械(今機械がやってるのね…) 一番上座?には中央に裁判官が三人座り、 両脇に裁判員の席が三つずつありました。 なんと裁判官のコートまで着せていただいて記念写真撮ったりして はしゃいでいたのですが、 では本物の裁判の見学に行きましょう、 と案内されたのは、 傍聴席18席ほどの小さな法廷 予定では「詐欺事件」の裁判を見学するはずだったのですが、 「覚醒剤所持」で逮捕された人の裁判でした。 薬物中毒の人を初めて見ました。 だぶだぶのジャージから出ていたその人の手は がりがりにやせていました。 検察や弁護士の供述をきくと その人の人生を垣間見る部分もあり 考えさせられました。 ああいうのに手を出す人は 本当に弱い弱い人なんだな、というのが よくわかった。 何かに脅えながら生活していて、 他人にいいように利用されて。 検察も弁護士も裁判官も、被告にとっては あっち側の人間というか 弁護士さえ被告を責めるような口調で 更生を更生をとせまるが、 本人の社会復帰を手助けする 社会の受け皿がなく、 皮肉なことに刑務所が 本人の唯一の居場所なのではないかと 感じざるを得なかった。 検察も弁護士も裁判官も 無責任だよね、言うだけ言って。 そういうところがお役所仕事というか (弁護士は役所じゃないけど) 提言とか現実問題に向き合うとか 施設との連携とか設立とか そういうところまで考える 体系的な視野を持った人なんていない。 公務員の権限が視野を狭めているのならば 弁護士で具現化できる人はいないのか… と思ってしまうね。 結局自分の利益しか考えてない 弁護士しかいないということか、と 暗澹たる気持ちになって帰った。 弁護士から政治家になる人って多いけど、 事件を減らす社会をつくらないと…。 刑務所だって税金で賄っているんでしょ? ………。 帰宅して、平和な毎日に戻ったら、 なんだか 見学した裁判は、まるで映画や舞台でも見ていたかのようで。 子ども劇場で、子どもたちと 「12人の怒れる男」 のお芝居を見たことがあるけれど、 全くそんな感じ。 あれは裁判員(舞台アメリカだから陪審員ね)の 評決に至るまでのお芝居だったけどね。 事件があり、その背景の犯人の人生について 語られたりするところが、似ていた。 救いがないことが、現実と芝居の違いかも。 今日わかったことは 検察も弁護士も裁判官も まるで役者みたい(しかも他人ごとのようにふるまえる) ということでした。 作家を志している人は 裁判を傍聴するといいかも。 人間観察にはもってこい。 沢山の人の本物の人生が 生で垣間見れるから。 シドニー・ルメットの「12人の怒れる男」 アメリカの少年事件を陪審員が裁いたお話↓ ”社会派”シドニー・ルメット監督が放つ、法廷サスペンスの代名詞的作品!殺人事件の審議を巡る陪審員達の手に汗握る法廷密室劇の傑作!【中古】◆DVD◆十二人の怒れる男 12 ANGRY MEN◆ 日本で陪審員をやるとこうなる?というお話↓ 実際そうではないけれど… 【中古】美品! 12人の優しい日本人/豊川悦司DVD/邦画 │<< 前日へ │翌日へ >> │一覧 │ 一番上に戻る │ |