「株」の新発想
2000年に出版された松本大社長の書籍を読む。ゴールドマン・サックス証券にて史上最年少で同社ゼネラル・パートナー(共同経営者)になり、そして、99年4月にソニーと共同出資でマネックス証券を設立されたブックオフの益田社長などと共に時代の旗手としてよく取材などを受ける方ですよね。その経歴にも興味を覚え、自分も同期の影響を受けて投資を始めたのが2000年5月。現在、株式取引をはじめて4年が経とうとしている。この本では、主に株式初心者に分かりやすく、平易な言葉でEPS,PER,PBR、ROE,PCFRの説明がなされている。また、個人投資家を意識して、インターネットによる情報収集の為のサイトの説明に大きくページが割かれている。財務諸表を分析して投資されている中級以上の投資家には、物足りない本だと思いますが、財務諸表などからの分析に弱い方には登竜門としては良い本ではないかと思います。上記諸表などを実際に株式分析に対して具体的に活用する方法などを詳しく書かれている書物などありましたら、是非、教えてください。