速報 29年度入試分析と合否ラインはこちら
教科 過去5年平均と28年度平均
数学 47点 48.0
英語 52点 50.5
国語 54点 53.8
理科 47点 52.9
社会 50点 47.8
合計 250点 253
24年267点、25年26年239点、27年256点、28年253点
28年度は27年度256点3点差(点数上、近い難易度)
【出題傾向・得点層分布】
基本(正答率が高いだろう)問題もそれなりの割合出題
→基本問題で落とさないことがまず重要
一方で「思考(力を問う)問題」「活用問題」はしっかりとしたハイレベル
一問5~8点高配点の「思考問題」「活用問題」は高校別採点基準のため
泉丘、ニ水、小松など上位高校では模範解答通りでないと〇をもらえない、
一方、金商、県工、伏見などでは部分点がもらえる。
という原因のため、全受験者同じ採点基準の学校のテストや模試 と比べると、得点幅が狭いと予想されます。(下位層は点数が上がり、上位層は点数が抑えられるという傾向)
★低得点(各科目30点以下、5科目200点以下)は少ない
※実力テストで150~180点の生徒が 入試で20~50点UPしているケースが少なくない
★高得点(各科目80点以上、5科目400点以上)も少ない
※泉丘合格者でも400点越える生徒は上位10~15%と予測
泉丘理数科は400以上と予測。
次の目標として、難関大、医学部を目指す人は400以上欲しいところですね
【変化したキー教科英語】
長文語数が大きく増加、並べ替え形式の変化など、難易度を上げた印象。
長文の語数が500語を超え、時間が足りなくなった生徒も多いかも。
上位(泉、二水、桜、錦、小松、七尾)は長文読解速読が合格のカギですね。
90点以上は少数(英語を得意科目とする人、難関大、医学部を目指す生徒は90以上が目標)
一方、「部分点」がそこそこもらえているのか、得点はそこまで低くないようです。
【科目ごとの分析】
国語は80点以上で上位者に入る(90以上は難しいです)
70字以上の記述で満点狙いではなく、加点狙いで。
作文は5分で8点以上を狙い→長文、古文を読む時間を増やし、各大問で3点×3のアップを目指す
理科は90点以上の高得点者もいると推測。
数学、英語では難関大、医学部志望者は85点以上をとりたい
【二水、桜丘、錦丘】目標点 得意な科目は上の点、苦手な科目は下の点
国語は得意なら70以上、苦手なら60以上
理科または社会の少なくても得意な方で70以上
理科社会合計 135~120
数学は大問1で満点狙い。ただし時間配分注意
方程式と作図の扱いを注意
関数、空間図形、規則性または確率で(1)(2)まで狙いにいく
(3)は優先順位を下げてね。
数学、75~65(将来理系の子は70超え)
英語、80~70
【県工金商伏見】
国理社は基本問題も多いので、県工金商伏見では50点越えを狙いたい
数学の基本定番問題割合は4割弱、県工金商伏見では35~40点は狙いたい
【大学をにらんだ高校入試分析】
高校合格は大きな目標ではありますが、「ゴール」ではなく通過点です。
不合格であった方には、通過点としての得点を気にして欲しいのです。
合格しても油断すれば次の目標は叶わなくなる危険もあります。
冷静に「通過点」を分析し、次のスタートを切りましょう。
参考得点
難関国立大、医学部 400点以上
トップ私大 英数85~90点
金大理系(看護も含む) 360~370
難関私大 英数80~85点
金大文系 350~360点
富山大 石川県立大学 310~330点
金沢工大 290~300点
点数で「あおる」わけではありません。
が、現役で第一志望大学、学部へ入学することは実際厳しい現実があります。
ご理解下さい。
※高校別の採点基準があるため、高校が違うと単純比較はできませんが、「目安」とお考え下さい。
【合否ゾーン簡単計算値】→28年合格者平均が255とした場合
※合否ゾーンとは、合格者と不合格者が混在する文字通り「合否の分かれ目」の点数帯です。
入試点数低いが合格(内申点が高い)
入試点数高いが不合格(内申点が低い)
合否ゾーン、上位ライン予想
泉丘 平均点+100~110→355~365、390
理数科 →395、405
二水 平+70~80→325~335、360
桜丘 平+60~70→315~325、340
高倍率のため、少し高めにみました。
錦丘 平+15~30→270~285、305
西 平+5~15 →260~270、295
明倫 平-25~-15→225~240、260
伏見金商県工 平-45~-35→210~220、240
(実業系は実技なども影響。学科によってバラつきあります)
松任など定員を超えている高校 平均-55~-65→180~200、220
辰巳内灘など定員を切っている高校 内申、面接で問題なければ合格
ご留意いただきたい点
〇他塾さんとも情報交換をし、石川県公立高校過去10年の平均点と合格者得点分布を元に考察しています
〇石川県の入試平均点は「合格者平均」のみ公表されるため、「全受験者平均」ではありません
〇上記は28年度入試得点の予想ボーダーです
〇通常に実力テストや定期テストでは難易度が違いますので単純比較はできません。
〇内申点も合否判定には含みますので、
入試点数が低めでも内申点が高い
入試点数が高くても内申点が低い
などのケースでは合否に逆転現象があります。
〇高校別の採点基準があるため、違う高校では単純に点数比較はできませんので「目安」とお考え下さい。
※記述問題の割合が高く、例えば5点配点で
上位高校 厳しく0点、中堅校等3点 などの違いが出る。
※2017年2月一部修正
私自身、もっと勉強し、より精度の高いものを求めています。
ご質問やご意見をぜひお待ちしています。
塾関係者、学校関係者の方、保護者の方、どなたでも大歓迎です。
MIB代表 南岳司
mnmmib@gmail.com