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作家・内藤みかのメインブログ ~電子書籍などの新しいコト〜

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2005年09月11日
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カテゴリ:ブログ傑作集☆
15歳の頃、自殺を考えたことがありました。以前も楽天ブログでリスカ経験のことを書いたことがありますけど、その頃のことです。本気で死のうというよりは死ぬってどういうことかなという興味のほうが強かったんですけど。でも、未来に絶望していたことは事実です。

だから自分のお小遣いとしては大金の1000円を出して「花を飾ってくださるのなら」という本を買いました。15歳で自殺した中学生の女の子の遺書などをまとめたものです。

衝撃を受けました。

当時私は集団行動がキライで、学校が大嫌いで、できることなら高校も行かず、中退したかった。だけどだからといってやることも決まってなかった。作家にはなりたかったけれど15歳当時、自分の文章ではまだムリだとわかっていましたし。とにかく青春は闇だ、みたいな気持ちでした。授業が苦痛だった。つまんない話を聞いていなくてはならないのは本当に辛かったんです。私にとって学校とは牢獄みたいなところだったのです。

こんなつまんないこと考えているのは自分だけだと思っていたら、その本の自殺した女の子がかなり似ていることを考えていて、そして、自殺してしまっていたものだから相当にショックでした。だからこの本をまとめた編者の人に手紙を書きました。

ノート1冊、全部手紙です。

読んでもらえなくてもいい。とにかく送りました。
そしたら返事が来ました。

その本の感想を取材しているラジオ局の人がいるからちょっと出て喋ってほしい。そういう手紙でした。電話くださいとありました。電話しました。お話して、どうやって親を説得したのかよくおぼえてはいないのですが、新宿の彼の事務所に行き、ラジオの取材を受けて喋りました。

そのとき、とてもほめてもらえました。

ノート1冊も感想を書いてきたひとは、君が初めてだと。すごい情熱を持っているんだね、と。しかも、書いていることがとても鋭い。いいことをたくさん書いているね、と。

そんなふうにほめられたのは初めてでした。
親も友達も何をつまんないことを長々書いているの? とフシギそうでしたし。


プロのジャーナリストさんにほめてもらえて、15歳の少女は舞い上がりました。高校に入ったばかりで速攻やめたかったのですが(つまんなすぎて)
その人に「ただ辞めるだけじゃつまんないだろう? 何かひとつだけでもいい、学校を変えようとしてから辞めたって遅くはないだろう?」と言われました。それもそうだと思って、その日からたったひとりの闘いが始まったのです。

当時私が行ってた学校は超体罰校で、先生からのビンタ当たり前の世界で、私たちは囚人のように体育館には○組○番が立つ位置が決められて印がついていました。私たちはそこから動くと叩かれたのです。

変な校則がいっぱいで、ポニーテールはうなじが見えるから禁止とか。つっまんないのがいっぱいありました。

誰もかれも体罰が怖いのと、卒業したら商業高校なので90%は就職しますから、その内申点が怖いのとで、逆らうことができずにいました。
私は地元の新聞に学校の現状を訴えたのを投稿して2度も採用されちゃいました(笑)。匿名で出したのになぜか職員室に呼び出され、おまえがやったんだろうと言われましたが(笑)。

それからは超ふてぶてしくなり、授業中に「立ってろ!」と命じられても、「それは学校教育基本法で禁止されてる体罰ですから」といって「拒否」してました(笑)。友達にはなにやってんの、素直にハイハイと言ってりゃいいんだよと呆れられたけど、反抗期だったこともあり(笑)、とてもじゃないけど先生に従うことなんかできなかった。授業も聞くにたえないくらいつまんなかったし。


ついには(好きなオトコが生徒会にいたからなんだけど)生徒会役員に立候補して、生徒総会で、学校の校則を本当に変えてしまいました(笑)。おそるべし、私(笑)。


……と、こんな素晴らしい青春を、私は得ることができました。
今ではなかなかじゃん私、と胸を張ることができます。結局学校は卒業しました。それも校長から表彰されるくらいいい成績で(笑)。ちなみに私が卒業する頃には、体罰はほとんどゼロに近いくらいまでになくなったんですよ。

別に中退してもよかったんです。

だけど学校に少しでも波風たてて「あんたたちヘンだよ!」って叫ぶことができたことで、私は少し強くなれた気がするんです。

私に勇気をくれたそのジャーナリストの人とは、今でも仲がいいです。
その人はその後、議員さんになりました。まさか議員さんになるとは思ってもいなかったのでびっくりしましたが。

一旦は落選して国会からいなくなっていましたが、今回の選挙で返り咲きました(≧∇≦)!

保坂展人さんです。
彼は国会の質問王として、以前はかなり話題でした。

彼はきっと今回もいろんなことをしてくれるんじゃないんでしょうか。
というか、彼は国会を変えてくれると思います。
だって私に「学校を変える勇気」をくれた人なのだから・・・。


3期目です。
今回自民党が比例候補者が全員当選してしまって余った1議席をもらうという形での奇跡的当選ですが、それこそ彼が持つ「運」だと思うのです。


保坂展人さんのHPはこちらです。



ものすごく期待しています(≧∇≦)! がんばってくださいね!!!


前任のときにもかなり感動的な活動をされていたんですよ。つらいめにあっている子ども達へのフォローに今期もがんばっていただきたいです!


学校を救え!


この本もよかったですよ~(≧∇≦)





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最終更新日  2005年09月12日 09時12分31秒
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