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昨年は大変でした。
商標出願も、家族関係の裁判所での話し合いも、全部自分でやりました。 出願を弁理士や弁護士にお願いすると10万から20万の料金がかかると聞いたので、自分でやることにしました。商標を出願・登録するためにはもうそれだけで何万円もお金がかかることなので、それ以上お金をかけたくなかったんです。おかげでいろいろな誤認やミスが起き、登録されるまでに、1年もかかっちゃいましたが、まあ、いい勉強になりました。 特許庁の相談室の人も、なんだこのド素人と呆れたかもしれません。でも商標問題で困っている素人がもっと利用しやすい場所になってほしいなと個人的に感じたこと、たくさんありました。フォーマット通りに書類を作り提出しても「これはこうだからこのフォーマットのこの部分を変えなくてはならない」などと言われるんですが、そんなことはどこにも書いてない。そういうことがいくつもあって、本当にびっくりしました。 家族関係の話し合いも、先方は弁護士を立てて挑まれたので、こちらとしては不利になるんじゃないか、どうしようどうしようとオロオロしたわけですが、調べるとやはり着手金だけで20-30万円がかかり、さらにそれに成功報酬や、裁判所での話し合いにつきそう出張費用などが約3万ずつかかり、書類作成代行にその都度ウン万……などとびっくりするほどお金がかかることがわかり、そんなに払えないから自分でやろうということになったわけです。 すぐ終わると思っていたのに、全然決着がつかず、1年半。やっと終わったと思ったら、高等裁判所に案件が移動し、泣きそうに怖くて、それでもここまでひとりで来たんだからとひとりを貫きました。精神的には不安だったし、本当に本当に大変でした。関西で行われたので、現地の裁判所に往復するのに毎回3万円もかかるし、追い込まれ、誰か助けてとめげそうになったことは1度や2度ではありません。もしこれの書類作成代行を弁護士に依頼していたらとても長引いだのでそれだけで何十万もかかってしまっていたかもしれません。 でも最終的にはあちらの弁護士の計算ミスを指摘できるくらい強くなってしまいました(修正してくれなかったけど。こういう話し合いの時に、弁護士さんというのは、自分の非を認めるような事は、状況が不利になるわけだから、しないのかもしれないですね)。 最終的には負ける気がしない、という状態になってました。 弁護士を頼むと、負けた時ってつらいんじゃないかなと思います。 お金かけて頼んだのに負けちゃったら、損した気分になりそうで、それも抵抗があったんで頼まなかったんですけどね。自分が納得いくように、自分の言葉で主張したから、結果としてうまくいったのかもしれません。 ひとりを貫いたのは、お金がある側だけが弁護士を依頼できて有利に立てる。そんな状況はあってはならない、という反発もありました。正しいことを言っているほうが認められるべきだと。私は結果に満足しています。 書類作成代行をしていただけないわけですから、自分が見よう見まねで申立書などなど作らなくてはならなかったんですが、これについてはほとんど間違いを指摘されなかったです。特許庁の方が書類作成にものすごくルールづくめで、裁判所は実は割とゆるいのかもしれない。そんなことを知ってしまいました。 最近は、家のリフォーム費用がもったいないから、自分でやろうという人が増えているそうですね。 書類作成についても、今後、私のような人が増えてくるんじゃないかな。 大変だけど自分でやれば安く済む。 根っこは同じことだと思っています。 もちろん全部一人でやったわけじゃないです。 世の中には無料、もしくは格安の電話相談や専門家への対面相談があるのです。 それらを駆使して、提出書類をチェックしていただいたり、出願自体が間違っていることではないのかどうかなど、アドバイスいただいていました。 専門家には、丸投げせず、アドバイスだけをお願いするということなら、本当に格安(場合によっては無料)。 私はこれで乗り切りました。 息子がいじめられた時もほぼそんな感じで乗り切りました(「たたかえ!てんぱりママ」という本参照)。 せっかくいろいろな知識を得ましたが、今後できることならもう二度と商標出願も裁判所の話し合いもしたくはないです。得た知識はいつか小説の中で使うこともあるのかなあ? ずっと原稿ばかり書いていたので、いつもと違うものを作り続けた昨年でしたが、きっと何か意味のあることだったんだろうなって思ってます。 あとは通信制大学。最後(になるはず)のレポートを仕上げ、卒論を出したら9月に卒業のはず・・・。 そしたらいよいよ原稿三昧の日々が戻ってきます。 すでに舞台脚本やエッセイなど、やろうかなという気持ちがムクムク・・ 未来に向けて頑張ろうと思います。 というかエッセイはもう書いてます。 腱鞘炎がひどかったので、この冬、音声入力の練習に頑張りました。 でもやっと1時間で1000字程度。 できれば1時間で4000字くらいは音声入力できるようにしたいです。 そしたら肩に負担が少なくなりますし。 それと確定申告終了しました。 通信制大学生、商標登録申請、家族関係の話し合いでの裁判所へ提出する資料づくりという3つの難題に時間を取られつつも、昨年は紙の本を2冊出していただけたし本業も頑張っていた1年だったようです。 何度もなんども関西に行った私の、一番の楽しみは、帰りの新幹線の中でのお弁当でした。 駅弁は高いので、いつも阪急百貨店のお弁当売り場で買ってました。食品フロアの入り口近くにすごくボリュームあって安いお弁当がいろいろあるんです。あの味の暖かさが何よりの慰めでした。 そして話し合いがまだ終わっていない時に、ラジオドラマの脚本の依頼をいただきました。 小林一三さんの物語を、と言われて、アッと思ったんです。 阪急を作った人だ!と・・・。 あんなに何度も関西に行って、やけになって帰りに大阪の街を歩き回ったりしていなければ(阪急に乗って京都にも足を伸ばしたりしていました)あのドラマは書けなかったと思うのです。 私がしていたことは無駄なことじゃなかったんだなと。 このドラマには本当に、不思議なご縁を感じています。 天から頑張った自分へご褒美をいただいた気分です。 おかげで本当に素敵なラジオドラマになりました。 3月31日まで無料で聴けますので、よろしければ、ぜひ。 ラジオドラマスペシャル 「ふるさとを創った男」 こちらで聴けます。 息子の実録漫画↓ 数学しかできない息子が早慶国立大学に合格した話。[本/雑誌] / あらた真琴/漫画 内藤みか/原作 あまぞんはこちら♪ 「男おいらん」試し読みはこちら 【楽天ブックスならいつでも送料無料】男おいらん [ 仔鹿リナ ] 内藤みか作品リスト ・日刊スポーツにて小説「壊れかけの女たち」(毎週月曜日発売号) ・小説連載「恋活サプリ」にて「幸せになれる恋の近道」(毎週木曜更新) ・電子書籍レビュー連載 書評サイトフムフム(学研ブックビヨンド)(毎週金曜更新) ・雑誌「本当にあった笑える話pinky」(ぶんか社)にて「求めよ、さらばイケメン与えられん」エッセイ&イケメンインタビュー(連載) ・漫画「男おいらん」原作(連載)「漫画花丸」(白泉社)(隔月刊)バラ売りページこちら ・「お水の花道」漫画原作(連載)「本当にあった笑える話pinky」(ぶんか社)(隔月) ・週刊新潮「黒い報告書」に時々登場 などなど・・・ 内藤みかtwitter http://twitter.com/micanaitoh 内藤みかfacebook(個人ページ) https://www.facebook.com/micanaitoh 内藤みかfacebook(お仕事近況ページ) https://www.facebook.com/micanaitohfan 内藤みかイケメンブログhttp://ameblo.jp/micanaitoh 内藤みかinstagramhttp://instagram.com/micanaitoh ※取材等のお問い合わせフォームはこちらです。 ※または facebookもしくは amebaのメッセージからお問い合わせください 今年は商標と裁判所の案件はないし、大学も卒業予定なのでもっと書きます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月22日 13時08分01秒
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