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カテゴリ:【その他・サッカーのお話】
・鹿児島実業(鹿児島)vs野洲(滋賀) 魅せられました・・・☆ 前回王者、総合力の鹿実に対するは 技術の高さと判断の早さを誇る野洲。 開始早々から両校ともに激しいプレス合戦。 第一ラウンドを制したのは野洲。 4番・荒堀(謙次)、14番・乾(貴士)の右サイドのラインを中心に するどい読みからのパスカット、セカンドボールを拾う臭覚を発揮し マイボールにしてからの素早い攻め上がりと美しいパスワーク、 そしてオシャレなヒールパスで場内を「萌え」させると、 23分には、ここまで無失点で勝ち上がって来た鹿実から、 いとも簡単に先制してみせました。 慌てた鹿実はペースを取り戻すことができないまま前半終了。 後半は、さすがに運動量が落ちた野洲に対して、 10番赤尾(公)を中心とした鹿実の疾風怒濤の攻撃が光り、 あわや!という場面を量産。 ついには今大会得点王・迫田が押し込んで、 残り11分、試合は振り出しに。。 しかし、もしかしたらあの一発は、 『こんなに面白い試合、もっと長く観ていたい♪』 という場内の希望を叶えてくれた、 野洲イレブンからのプレゼント・ゴールだったのかも??? そう思ってしまうほどの素晴らしい場面が、 まさか、延長戦で待っていようとは・・・ 劇的な瞬間は、いつも突然やってくる。 延長後半7分。 3番の左LSB・田中(雄大)からのサイドを変えるロングフィードが ピンポイントでファンタジスタ・乾に渡ると・・・。 「中へ行けば、サイドにスペースができる」(乾)。「ヒールもスルーパスも予測していた。瀧川も見えていました。時間がなかったのでPKはいやだと思って上がりました」(中川)。「パスがつながって、合わせるだけだった」(瀧川)。 それはそれは、美しい音楽を聴いているかのような、 まさに流れるようなパスワークからの、 すばらしいすばらしい得点でした。。 思い出しても鳥肌が立つような。。 結果は1-2で滋賀の野洲高校が初優勝となりました。 おめでとうッ!!! 試合終了後、泣き崩れる鹿実イレブンを見るのが ちょっぴりツラかったな。。 それでも、表彰式の後には 両校イレブンが抱き合って、お互いの健闘を讃え合う、 美しい光景がありました。。 野洲もよかった。鹿実もよかった。 ほんのちょっぴり、野洲の方が「流れ」を掴むのが上手かった、 それだけかもしれないね。。 本当に、本当にいい試合でした。 入場料が1,300円なんて安すぎるかも(笑) 生で観ることができて嬉しいです。 高校選手権、ばんさいッ♪♪ うつむくなよ 振り向くなよ 戦いに敗れても 君は美しい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月11日 00時28分28秒
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