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うちの会社は外資で、本国からの駐在員がたくさんいる。
今日の原発の事態を受けて、駐在員たちは家族も一緒に日本を離れアジアの支社に向かった。 お客さんとの取引であまりクリティカルな部分にかかわっていない人たちだ。 一緒に働いていた彼らが去ってしまうと聞いて、ローカルとエクスパッツの待遇の差にちょっとショックを受けたり。 日本採用の従業員には、外国人もいる。 私が1番仲の良いフランス人の同僚は、子供を連れて月曜日に北京に行ってしまった。彼女はローカル採用だが、昔中国にいたことがあったので、土地勘があるということで、北京を選んだらしい。 彼女に今夜メールを送ったら、返事が来て、日本のフランス大使館は在日フランス人にヨウ素剤を配っているということを教えてくれた。 どうなの?この温度差。 テレビを見ていると、原発は崩壊しつつあるのに、悪影響はないというような信じがたい話をのらりくらいとしているように思える。 過剰反応かもしれないけれど、在日外国人のほうが危機管理をちゃんとして、ステップを踏んで着実に危険から離れている。 そりゃ危ないからって、東北から関東の人間がすべてどこかに避難するわけにはいかず、外国人だからこその身軽さなんだと思うけど、それでも。 今夜は、電話がたくさんあって、それでも心配な気持ちが少し軽くなった。 会社の友人、ボス、りんりん、オランダの友人、兄。ありがとう みんな心配してくれ、助けようとしてくれる。 私は一人じゃないんだと思えた。 被災者の人たちが直面している困難に比べれば、比べ物にならないけれど、地震のあとからはかなり気持ちが滅入っていたので、うれしかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.15 23:40:02
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