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深夜に帰宅して、晩御飯を温めて、テレビをつけた。
東京大空襲の特集をNHKでやっていた。 イラクの戦争で、アメリカ軍が爆撃する。 自爆テロがある。 そのいずれもが人殺しなんだけれど、 私は、アメリカの攻撃には、人種蔑視の匂いを感じる。 もし、アメリカがヨーロッパと戦争をすることになったとして、 彼らは劣化ウラン弾をためらわずに打ち込むことができるのだろうか? 簡単に誤爆だなんて言えるのだろうか? もちろん、前の戦争時の日本を肯定する気はさらさら無いが、 日本では、非戦闘員がたくさん殺された。 戦争から60年たった今でも、原爆投下は必要だったと考える人たちが、 アメリカで大きな影響力を持っている。 何より、彼らの原子力の歴史にとっては、 広島・長崎は、テストのカウントの中に含まれているのだ。。 少し話が横道にそれてしまったが、 隅田川には、おんぶ紐でつながった母親と乳児の死体が、 たくさん浮かんでいたそうだ。 何万人、何十万人死んだことなんてどうでもいい。 そこで生きていた人にとっては、 身の回りの人が1人いなくなれば、それでもう十分なのだから。 私は、その戦争を経た人たちが育んだ「戦後民主主義」を馬鹿にしない。 押し付けだとかそんなことはどうでもいい。 誰にも殺されたくないし、誰も殺したくない。 現実を見つめることと同じぐらい、理念を持つことは必要なはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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