ながら視聴録

■　有線TVつけっぱなし　■　05月22日（土）

映画専門チャンネルで、『安娜與國王（アンナと王様）』、『デスペラート（中文タイトル見逃した）』、『全民公敵（エネミー・オブ・アメリカ）』などを観た。「など」というのは、そのほかにも何か観たような気がするのだが、「ながら視聴」なんで、どうもちゃんと覚えていない。

『デスペラート』、『エネミー・オブ・アメリカ』は、それぞれ今日観たのが２回目。

■『デスペラート』

スティーヴ・ブシェミ、クエンティン・タランティーノ、チーチ・マリン、ダニー・トレホなんかのくせもの役者が大活躍。「ナイフの達人」ダニー・トレホの登場シーン。街角の公衆電話から土地の親分に電話するんだが、腰からいきなりナイフを抜き、刃先でプッシュボタンを押す、……というような見所が満載。

でも、予算７０００ドルで撮ったという、ロバート・ロドリゲス監督の前作『エル・マリアッチ』の方が、実はもっと面白かった。

■『エネミー・オブ・アメリカ』

これもまたくせもの役者の活躍する映画だ。ジーン・ハックマン、ジョン・ヴォイトのくせもの両巨頭ががっぷり四つに組んでの頭脳戦。トム・サイズモアがイタリアン・マフィアの親分、ジャック・ブラックが通信傍受オタクのNSA職員。これだけでも「観るしかない」感充分なのに　allcinema ONLINEで見ると、ベテランくせもののガブリエル・バーンまで出ているらしい。が、どこに出てくるかは見逃した（前回観たときにも分からなかった）。

あと、冒頭で殺されてしまう長老議員はジェイソン・ロバーズじゃないのか？　と思ってallcinema ONLINEで見たが、出ていない。allcinema ONLINE提携先の　The Internet Movie Database(IMDb) に跳んでも　ジェイソン・ロバーズ出ていない。同じ映画の　フル・クレジットのページ　へ進んで、初めて発見！　ジェイソン、uncredited（クレジットなし）で出てたのね。やっぱり御大だったのだ！

お、待て待て！　同じくuncreditedで、くせもの若手のセス・グリーンが出てるじゃないの！　してみるとセス・グリーンはジャック・ブラックの相棒の衛星画像オタク職員か？　これゃあ毎日番組表をチェックして、もう一回ちゃんと真剣に観るしかないのか？

あと、ついでと言ってはなんなんだが、
■『アンナと王様』

アンナのジョディ・フォスターは、そりゃまあいつもの通りできれいだが、今回わたしの注目したのは王様の第一夫人をやってる人である。　 allcinema ONLINE でチェックした　が、どうもでていない。　IMDbを見ると　「Lady Thiang, Head Wife」という役名で見つかった。Deanna Yusoff（デアンナ・ユソフ？）という人らしい。念のため、検索エンジンのイメージ検索でチェックしたが、間違いなかった。デアンナさんだった。

IMDbによると　父親がマレーシア人、母親がスイス人、スイスで教育を受け、マレー語、英語、仏語、独語、スペイン語が流暢であるらしい。

■　有線TVつけっぱなし　■　05月30日（日）

■『白色夾竹桃 WHITE OLEANDER （ホワイト・オランダー）』２００２年

監督：ピーター・コズミンスキー　Peter Kosminsky
撮影：エリオット・デイヴィス　Elliot Davis
出演：ミシェル・ファイファー　Michelle Pfeiffer イングリッド・マグヌセン
レニー・ゼルウィガー　Renee Zellweger クレア・リチャーズ
アリソン・ローマン　Alison Lohman アストリッド・マグヌセン

＊アリソン・ローマンの演技がすばらしい。これがデビュー作とは！
＊レニー・ゼルウィガーもよい。

■『檔案風暴 CITY HALL （訣別の街）』１９９６年

監督：ハロルド・ベッカー　Harold Becker
撮影：マイケル・セレシン　Michael Seresin
音楽：ジェリー・ゴールドスミス　Jerry Goldsmith
出演：アル・パチーノ　Al Pacino
ジョン・キューザック　John Cusack
ダニー・アイエロ　Danny Aiello
マーティン・ランドー　Martin Landau
トニー・フランシオサ　Tony Franciosa
リチャード・ガント　Richard Gant

＊全員くせもの度高し。
＊殉職警官の葬儀における市長アル・パチーノの演説。
＊下町の叩き上げ議員ダニー・アイエロ。
＊そのダニー・アイエロに引導を渡すトニー・フランシオサ。
＊どっかで見たと思ったら『ビーン』にも出てたリチャード・ガント。