さあペットとでかけよう! |
◆出掛ける前の準備
-ワクチン接種は忘れずに-
・予防注射を済ませておく(お近くの動物病院に相談して下さい) 1年に1回の混合ワクチンの接種 狂犬病の予防接種 これは、ペットが病気にかかったり、死んでしまう場合もあるかもしれませんし、
あなたのペットが病気をうつしてしまうかもしれないからです。また、「予防接種済み」が条件の宿もあります。
-トイレのしつけは大丈夫?-
・ペットを泊めてくれる宿泊施設や、ペット同伴で入店できるカフェ、施設のほとんどが「トイレのしつけは絶対必要」です。 客室や、店内でマーキングなんてことの絶対にないように普段からのしつけをしっかりしておくことが大事です。
室内でしかトイレをしないペットはトイレシーツを持参し、外でトイレをするペットはこまめにトイレに連れ出しましょう。
-基本のしつけは大丈夫?-
・「スワレ」「マテ」「イケナイ」「コイ」などの基本的なしつけは普段の生活の中で必ずマスターしておきたいことです。 カフェ等の狭い場所で自分の隣でちゃんと待っていられるように、公園や人の多い場所では、周りの人に迷惑をかけたりしないように、必要最低限のしつけをしておきましょう。
・無駄吠えをさせないこと。客室・カフェなど屋内での無駄吠えは意外と響いて大きく聞こえるものです。
-衛生面は大丈夫?-
出かける前には、シャンプーと丁寧なブラッシングをしてキレイにしておきましょう。 においや汚れ、抜け毛対策にとても役立ちます。また、ノミ・ダニの予防もしておきましょう。
-準備物-
普段つかっている物や、最低限のオーナーさんの準備物もあります。 迷子になるおそれがあるので、鑑識番号や迷子札は必ずカラーにつけるようにして下さい。
また、チェックシートで確認して、忘れ物のないようにしっかりと準備して出かけましょう。 |
◆持ち物リスト
-印刷して持ち物チェックにご利用ください。-
○カラー(首輪)名札(鑑札・迷子札)付き |
○リード |
○ブラシ |
○おもちゃ |
○食器 |
○フード |
○おやつ |
○水飲み |
○飲料水 |
○トイレシーツ |
○ティッシュペーパー |
○ウエットティッシュ |
○トイレットペーパー |
○スコップ |
フン処理袋(ビニール袋) |
○新聞紙 |
○ガムテープ |
○粘着テープ |
○消臭スプレー |
○タオル(数枚) |
○ バスタオル(数枚) |
○湿らせたぞうきん(足ふき用) |
○毛布やマット(シーツ) |
○服(抜け毛防止) |
○ かっぱ |
○携帯用水飲み |
○ケージ(サークル) |
○虫除け |
○地図 |
○動物病院リスト |
○酔い止め薬 (事前に動物病院で処方してもらいましょう) |
○救急用具 (ハサミ・テープ・消毒剤・脱脂綿・綿棒・絆創膏等) |
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◆クルマで出かける時は
-クルマに乗る前に-
おでかけの時には、事前にトイレをすませてからクルマに乗りましょう。
-乗り物酔いを防ぐために- 乗り物酔いのあるペットは事前に獣医さんに相談しましょう。 クルマに乗る時は、なるべくなら、2時間ほど前から水やごはんを控えるようにしましょう。
-車内では-
1~2時間に1度は休憩をとりましょう。 車内でたばこを吸わないようにしましょう。ペットの嗅覚はとても敏感です。車内の空気を汚さないように気を付けましょう。
ドライブ中は運転席への侵入を防ぐ為、ケージに入れるようにします。 走行中の窓は風とおしの為に少しだけあけておくようにしましょう。ただし、開けすぎてしまうのは転落事故のもとです。また、顔を外に出すと目が乾き、思わぬ病気にかかったり、何かに接触して怪我をしてしまう事もあるので、外気が中に入る程度にしておきましょう。パワーウィンドウやドアのロックも忘れずに。
-途中の休憩では- クルマを離れる時は、必ずペットも一緒に連れて行きましょう。 夏の暑い時期だけでなく、春先や秋口も意外に車内の温度は高温になります。また、心ない人にいたずらされたり、たとえ親切心でもペットの事をあまり詳しく知らない人が食べてはいけない物を差し出してしまったりすることもあります。
うんちは必ず持ち帰りましょう。山など自然がたくさんあるような所でも、生態系を壊す原因になってしまいますので、土には埋めないで持ち帰る事。公共の場では持ち帰るのが原則です。 |
◆宿泊の時は
-宿泊先に着いたら-
到着したら、クルマの中で待たせるか安全な場所につなぎ、荷物を部屋まで運びます。まずはきちんと宿泊先のオーナーさんにご挨拶をして、宿泊先のルールを教えてもらい、トラブルのないようによく確認しておきましょう。宿の中に入る前に、トイレをさせて良い場所を聞き、先にトイレをすませておくこと。ペットが出入りできない場所もあるため、宿泊先のオーナーさんにきちんと確認しておきましょう。宿に上がるときは、ペットの足をきれいにしてからあがります。足を洗う場所がない場合もありますので、濡らしたぞうきんを持って行くと便利です。
-部屋では-
トイレシートやペットの水飲み場所、いつも使っている物などをセットしてペットの居場所を決めてあげましょう。外でトイレをするペットはこまめにトイレに連れて行ってあげるようにします。人が寝るベッドにペットを上げるのはマナー違反です。いつもは一緒に寝ていても、後に利用する人の事や、宿泊先のオーナーさんにも気をくばりペット用のシーツや毛布を持参しましょう。バスルームのタオルをペットに使うのはマナー違反です。客室のバスタブでペットを洗うのもマナー違反です。抜け毛が詰まって排水のトラブルになることもあります。
-帰る時は-
チェックアウトの時には軽い掃除をします。粘着ローラーやガムテープを使って抜け毛を処理し、消臭スプレーを使ってきれいにしておきましょう。宿泊先の備品を破損してしまった時は、速やかに宿泊先に申し出ましょう。普段はいたずらの少ないペットでも、慣れない旅先で興奮して、ベッドカバーや椅子の足などをかじっていないか確認してください。またそそうをしてしまったときも、自分ではきちんと処理をしていたつもりでも消毒したり、ニオイを消す必要がありますので黙ったままにしないで、宿泊先のオーナーさんに申し出ましょう。うんちの後始末はきちんとしましょう。宿泊先にうんち処理容器がある場合は捨てさせてもらえますが、基本的には持ち帰るのがマナーです。 |
◆施設やカフェなど公共の場所では
-施設やカフェなど公共の場所では-
基本のしつけをきちんとしてから出かけましょう。公共の場では、ペットが苦手な人もいます。 ムダぼえをしたり、とびかかったりしないように 普段からきちんとしつけておく事が大事です。
また、必ずリードをつけて自分のペットをしっかりコントロールする事が大事です。 施設やカフェ・レストランに入る前は必ず充分なお散歩をさせて排泄をすませ、お水を与えてから入りましょう。
エレベーターではだっこやお座りをさせたり、廊下、通路など狭いところで人とすれ違う時などは「マテ」をさせたり、周囲の人にも気をくばってください。
カフェやレストランでは、食事中はテーブルの横に静かに座らせておくか、伏せをさせておきましょう。 また、お店のお皿をなめさせたり、するのは厳禁です。店内でペットが食事をしても良い所もありますが、その場合は専用の食器を借りたり持参するのが良いですね。
-ドッグランでは-
おもちゃの取り合い等になってケンカになることがあるので、他のオーナーさんに聞いて使うようにしましょう。 アジリティの用具はイヌ専用なので、人間はのらないようにしましょう。特に小さなお子さんは気を付けてあげてください。ケンカの原因となるので、マウントはさせない事! |