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みっきーとぽちすけ、コータロー、アン、タイボーのおさんぽ日記

みっきーとぽちすけ、コータロー、アン、タイボーのおさんぽ日記

’05年GW東北車中泊旅行下北半島~弘前


2005年GW 東北車中泊旅行 下北半島~弘前(4日目)




2005年4月29日~5月5日(6泊7日)の東北車中泊旅行での4日目

横浜(下北半島) ~ 恐山、宇層利山湖 ~ 大間崎 ~ 青森 ~ 弘前 の日記デス。


私たち夫婦にとって初めての本格的な車中泊旅行。


本州最北端の地に立つだけのために北へ向かった。

途中、恐山の独特の雰囲気に触れ宇層利山湖の美しさに驚いた。

旅立つ前の週間天気予報では雨。前日の予報も曇り。

が、当日は運良く天気予報が外れて快晴。

何かを期待して向かったわけではなかったのに、

大間崎で海の向こうに北海道を確認して感動!

夏の北海道車中泊旅行への思いが一層強いものになった。

もし、同じような旅行をお考えの方は参考にしてくださいね!






 

《東北車中泊旅行4日目(5/2)-行程-》






ほたて観音とぽちすけ(道の駅よこはま近くにて)


ほたて観音とぽちすけ
(道の駅よこはま付近にて)


風はかなり強いけど快晴っ!
天気予報が大きく外れてらっき~!!!

大間崎を目指す途中に
『ほたて観音』と言う
変な像を見つけたので記念撮影!







むつ市  恐山、宇層利山湖
      大間崎、仏ヶ浦

横浜町  道の駅 よこはま

青森市 みちのく料理 西むら


道の駅 弘前 泊







宇層利山湖にて


宇層利山湖にて

日本にもこんな湖があるんだー
と思わずため息。

私たちにとっては、
とーってもコワイ恐山の近くに
こんな美しい湖があるなんて
驚きでした。

天気が良かったおかげもあって
今まで見た中で
1番キレイな湖だった気が…。





恐山にて(1)


恐山にて

独特の雰囲気がありましたぁー。
コワイコワイと思いつつも
ここまで来たのだから…と入山を決意。

中に入ったら…。コワかったけど
不思議な情景が広がっていて
なんとも言えない気持ちになりました。
「コワイ」と言うのとはまた別の気持ちかなぁー。
いろんな気持ちになれる場所。
この旅で1番ココロに残った場所でした。





恐山にて(2)


恐山入り口にて

恐山で、前日ぽちすけがたたかったなまはげを
はーっけん!!!
(秋田県のなまはげのマネをしているよーです。)






《東北車中泊旅行4日目(1)~秋田のコンビニ~》



翌朝、「道の駅 よこはま」を飛び出して近くのコンビニへ。
旅先ではとりあえず購入する「じゃらん」と朝食をゲット。


コンビニの横に「ほたて観音」とか言う
へんな像があったので、ついでに記念撮影。
あれ???風は強いが、今日は快晴じゃないか!
ドライブをするのに雨だと、ちょっと凹むので
これはラッキ~~~!ってな感じで大間埼を目指す。
まだ、この辺りでは「快晴の天気」の有り難さを
そうも実感していなかった。



前日におびえながら運転していた下北半島のこの道も
明るくなって見ればそれほど怖いところではない。
多くはないけどちゃーんと車も通っているし。


恐山の手前にある宇層利山湖。
名前すら知らなかったんだけど、
あまりのキレイさに立ち寄ってみることに。
本当にめちゃめちゃキレイだった。
さすがに本州の最北に近い地だなぁー。
全然けがれていない感じ。
日本にもこんな風景があるのだなーっ
と驚いてしまった。しかも私たちにとっては
めちゃめちゃ怖い恐山の近くに。



恐山の駐車場に到着すると、朝早い時間と言うのに
結構な混み具合。正直、ちょっと驚いた。
ここに何があるのだろう。。。

恐山に入山するには入場料が要った。
お金を払って怖い目に合うのはなーんかイヤ。
(何度も言うけど、みっきーは恐山が怖い・・・。)
でも、せっかくこんなところまで来たのだし、
今度いつ来られるかはわからない

と言うことで中へ入った。

辺りには硫黄臭が漂い、独特の雰囲気。
遊歩道になったところを歩いて行く。
歩いているとデコボコとした道が結構楽しく
それなりに良い遊歩道のコースっぽい。
が、よーく見てみると。お供えされたモノや石には
様々な言葉が書かれている。
ココは確かにあの世に通じるモノが
あるのかも知れない。

この世に残された人たちが書いたその言葉に
何とも言えない気持ちになった。
観光地に来て、こんな気持ちになるのは初めて。
広島の平和公園などへも何度か行ったコトが
あるけど、また違った気分になった。
みっきーはいたこの存在は信じていない。
でも、とても大切な人を亡くしたとき
信じるようになるのかも知れないと思った。







《東北車中泊旅行4日目(2)~男鹿半島、寒風山~》






大間崎手前の海岸にて


もーすぐ大間崎だぁ~!

かなり風は強いけど。。。
快晴だなーっと実感。
もうすぐ大間崎。

『本州最北端の地』に立ちたいだけで
大間崎を目指す、私たち。





大間崎にて(1)


本州最北の地に到着!

風が強すぎて、一瞬外に出て
写真撮影をするのがやっと。

期待してなかったけど、
海の向こうに北海道が見えた瞬間
夏の北海道車中泊旅行の夢が膨らんだ。





大間崎にて(2)


大間マグロのモニュメント

よく旅行本で見かけるマグロのモニュメント。
コレを見た瞬間、
あー、大間に来たなーと実感。







次に大間埼を目指す。
「何にもない」と行ったことのある人間に
聞いているから、それほど期待はない。
ただそこに本州最北端の地があるから目指すだけ。
そーんな感じだった。



たどり着いた大間埼はスゴイ風!
それでも頑張って車外に出る。
北の方向を見ると…北海道が見えたぁ!!!

と天気予報で言われた天気。
何にも期待していなかった本州最北端の地。
が、こーやって北海道が見えてしまうと感動!!!
夏には必ず、我が家のたびぐるまと渡りたいと
思っている北海道がそこにある。

こんなにここから北海道は近いんだーと実感。
あぁ、一層のことここからフェリーに乗ってしまいたい!
と言う衝動に駆られた。


そろそろお昼ご飯の時間。
大間埼にはいくつかのお店があったが、
どこが良いのか全く調べていなかった。
(本当にココに来るまで大間埼に興味がなかった…。)

店の前に出ているメニューを見比べて、
どんな料理を食べたいかを話し合った。
ぽちすけは大間のマグロが入ったお刺身定食、
みっきーがホタテウニののった丼と言うことで
その条件に合いそうなお店に入る。
そこは宿泊施設と食堂を経営していて、
ちょっと名前はペンションっぽい。
名前的にはあんまり美味しそうな感じは伝わって来ない。
(…今も名前は覚えていないし。洋風だった気が…。)
お店の入口で今は満席だから、隣で待つようにと言われる。
「えっ?隣?」

店の中を通り、言われた方向へ歩いて行くと、
隣にはドラム缶を半分に切ったバーベキューコンロが
置いてあり、そこでタコを焼いていた。
このあたりのどこのお店の店先にも
お土産物用でいっぱい外に干されているモノだった。
まだ、焼けたモノがなかったので、暖を取りながら
(…5月と言うのにココは寒い!)
タコが焼けるのを待つ。
他にも待っているお客さんがいたので
仲良く分け合って食べる。コレがまたウマイ!!!
こー言ったロケーションというのもあるのだろうけど、
それにしてもいい感じ。タコ好きみっきー、大満足♪


やがて案内された店内には、フェリーの時刻表や、
「早朝、北海道行の便にお乗りになる方も見えますので、
深夜は…」
と宿泊客向けに書かれた注意書きが貼ってあった。
んー、北海道に今すぐ渡りたいっ!
なんとか、ぽちすけが「夏にね。」となだめたので
その気持ちは納まったケド、1人だったらヤバかった。
それくらい、気分の盛り上げてくれる食事処だわ。
(…たぶん、みっきーだけだけど、そんなに盛り上がってるのは。)

注文した刺身定食ほたて・うに・いくらの三色丼。
これまた美味しそう!そしてビューティフルっ!
刺身定食にはあのイガイガに入ったウニや、
大間のマグロが入っている。
ホタテにはちゃーんと貝ヒモも。
どれもこれも美味しかったしテンション上がりまくり。
特に大間のマグロには驚いた。

みっきーはあまりマグロが好きな方ではない。
実家の母が刺身好きで(しかもマグロには目がない!)
やたらと食卓に上がった。それでちょっとイヤになったのだ。
なので寿司屋に入っても、たいていマグロは
ぽちすけに食べてもらう。
実家にいた頃は妹か母に食べてもらっていた。

そーんな私なのに、ここのマグロは文句なく美味しかった。
ぽちすけもいつものマグロと比較してビックリしていた。
青森から大間埼までかなり遠いが、
コレを食べるために走れてしまいそうな気がした。

マグロに次いで美味しかったのはホタテの貝ヒモ。
貝ヒモの生は滅多に口にすることがない。
たいていおつまみの干したモノだ。
生の貝ヒモがこーんな美味しいなんて。衝撃デシタ。。。


 





ほたて・うに・いくらの三色丼(大間崎にて)


ほたて・うに・いくらの三色丼
(大間崎にて)

ほたての貝ひもまでのった丼は初めてだぁ~♪
貝ひもの美味しさに感激っ★





定食(大間崎にて)


ぽちすけが注文した
まぐろ、ウニ、ほたてが味わえる定食
(大間崎にて)

殻つきのウニ。大間のまぐろ。
「こー言うの1度食べ見たかったんだー」
と、みっきー。
ちゃーんとおこぼれをいただきましたぁ。

まぐろの美味しさには・・・
言葉を失いましたぁ!
マジ、うまいっ!!!






  《東北車中泊旅行4日目(3)~白神山地~》



下北半島をなぞるようにして今度は青森市内を目指す。
途中で野生のサルを発見。
これって有名な北限の野生のサルじゃない?
とか話してた。ぽちすけは写真を撮りに走った。
が、それを見たおサルさん。
捕まるぅ~っと思ったのか、焦って崖に…。
全然気が付いていなかったぽちすけ。
泣き叫ぶ(…ちょっとおおげさかな)みっきーに
「大丈夫だよ」と言ってたけど。
まあ、コロコロ…と言った感じに上手に落ちた
感じだったけど、絶対に痛いよぉ~。
ぽちすけのドあほぅ!!!
(犬猿の中?注)負け犬=ぽちすけ。)


下北半島は思っていたよりも大きかった。
後で調べたら京都府くらいの面積があるらしい。
朝、飛び出した「道の駅 よこはま」に
再びたどり着いたときはすでに夕暮れ。
朝はまだ道の駅のお店の開店前だった。今は閉店前。
この町には日本一の菜の花畑があるらしく、
お店には菜の花に関する名産品が
たくさん並べてあった。また、青森と言えばホタテ。
なので店じまいの準備をしている道の駅の出店で
ホタテとツブ貝の串焼きを買って、
ちょっと空いた小腹を落ち着かせようと。
が、ホタテの方は良かったのだけど、
ツブ貝の方がちょっと生っぽい。
大事な旅行なので・・・
途中で食べるのをやめておいた。



翌日の朝イチの予定は弘前城でのお花見。
今日は青森市内で貝味噌焼きなどの青森の郷土料理を
夕食に食べて、「道の駅 ひろさき」で宿泊

と言う、なんとも頭を使わなくて良い今後の行動。
いつも、食事、お風呂、宿泊に関して話し合うと、
車内はたちまち戦場と化してしまう。
車中泊は便利で大好きだけど、
こー言ったことで毎回モメなくてはならないのは
それなりに労力を使う。
普段使ってないノーミソもフル回転だし。こんな日みたいに
たまには頭を使わなくて良い日もあっていいよねーっと。



「道の駅 よこはま」を出ると右手に夕日が見えた。
空き地に車を停車させると、
そこには1本のレールがまっすぐに延びている。
本州最北の地を走る電車なのかなー
っと線路を見つめる。
電車が走って来そうな様子はない。
もしかして廃しちゃった線なのかなぁー。

しばらくそこに車をとめて、
今にも地平線に沈もうとしている夕日を見ていた。
天気予報は外れて晴れたモノの、
ちょうど地平線あたりには雲が多い。
結局、海に沈む夕日を見ることはできなかった。
でも、なんとなくその風景は
本州最北の地の日の入りと言う感じを受けた。
遠くまで来たもんだなぁ。。。




《東北車中泊旅行4日目(4)~黄金崎 不老ふ死温泉~》






本州最北の線路?


下北半島の線路にて

本州最北の線路かな?
1本まーっすぐに延びる線路。

線路の周りには柵もなく、
愛車ウィッシュを線路の横にとめて
電車が来ないか待って見たけど…
来なかったなぁー。





沈む太陽(下北半島にて)


下北半島で見る日の入り

電車は来なかったけど。
電車を待っている間に見たのは
日の入前の太陽。

残念ながら、低い位置に雲が多くて
沈むところは見えなかったけど、
線路の横に立ってこの景色を見ていて
私たちの知らない日本がまだまだ
たくさんあるなーっと感じた。







目指すは青森市内のお店「みちのく料理 西むら」
みっきーはホタテ貝の貝殻を鍋のように使って作る
青森の郷土料理の『貝焼き味噌』を旅行本で見て
ずーっと気になっていた。
「青森の一般家庭には、貝焼き味噌用のホタテ貝がある」
と言うのをTVで見たこともあったし。

お店に寄る途中に「アスパム」と言う
青森県のお土産物屋さんが集まる大きな建物があった。
ちょーっと興味はあったけど、また今度と言うことで、
みちのく料理 西むらの近くのボーリング場の駐車場
(料金を払えば駐車させてもらえた)へ入庫。
(すっごいレトロな感じのボーリング場で、
もしかしてスコアは手書き?なーって思っちゃったんだけど。)

みちのく料理 西むらはお客さんで賑わっていた。
私たちの前に1組待っている。
まあ、これくらいなら…と私たちもイスに腰を掛けて並んだ。
私たちの後に来たお客さんは、私たちも含めた2組が
待っているのを見てすぐに店を出た。
…地元の人ではないかもしれないし、
その人だけかもしれないけど、
「もしかして、青森の人ってせっかち???」
と思ってしまった瞬間だった。
なーんか、東北って県民性豊かだなーっと
思っちゃった、前々日の秋田県と言って。。。

よーやく順番が回ってきて2Fのお座敷の席へ。
ぽちすけが「飲んじゃう?」とみっきーに聞いてきた。
そー言えば、この旅1度もお酒を口にしていない。
まあ、ここから弘前なら道も大きいし、
流れに乗れればそう時間もかからないだろう。
と言うことで、みっきーのみ飲酒♪
いつものコトだが、1杯だけ注文すると、
必ずぽちすけの前にジョッキが置かれる。
まあ、いいんだけどぉ。
なーんか、私の前に置いてよぉ~!って感じ。
(ちょっと出鼻を挫かれた感じになっちゃうじゃんっ!)

注文したのは、青森の郷土料理がたくさん乗った定食
(もちろん、貝焼き味噌もついてる。)と、ホタテの天ぷらなど。
貝焼き味噌は想像していたのとちょっと違った
名古屋に長く住むみっきー&ぽちすけ。
「味噌」と言えばもーっと味噌味噌しいのかと勝手に想像。
が、これはホタテとしめじの玉子とじのよーな感じ
とっても普通の味だった…。

久々の飲酒にご機嫌になったみっきー。
先ほど前を通った「アスパム」でそこのキャラクター張りに
ウインクして、写真撮影してから、弘前へ。



「道の駅 ひろさき」はめちゃめちゃ混んでいた。
早いとは言えない到着時間だけど、それにしても混んでいる!
まあ、翌日には桜の満開を迎える弘前城が近くにあるから
みんな考えることは一緒なんだろーなぁ。

私たちが布団に入っても、
まだまだ車が入ってきているのがエンジン音でわかった。
が、私たちも初の長期の車中泊旅行なので、
疲れもピークに達していたこともあり、
周りの車のエンジン音もさほど気にならず
あっと言う間に眠ってしまった。



 





よろしければ東北車中泊旅行5日目の日記も続けてどーぞ!




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