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財政健全化へ日銀総裁が注文

日銀の総裁、福井さんが国の財政健全化に対して、具体的なプロセスを示してほしいと要望を出しました。
財政健全化におけるプランが見えないと言うわけです。

株式を公開している企業は毎年、財務諸表を公開しています。
株主はこの財務諸表を見て、その企業の安全性、成長性、将来性などを見るわけです。
同じように日本の政府の財政について財務諸表を作ってみるとどうでしょうか？
おそらくだれもそこに投資をしようと思わないような財務諸表が見えてくるでしょう。
現在、国の借金(国債)の総累計額は150兆円、毎年の国の予算の2倍近くです。

まさに昨日の日記で書いた「小さな官」を早く実現しなければ、
国の赤字はますます膨らみ、国民の税金にも影響を与えることになります。
国はつぶれないでしょうが、その代わりに高い税金により
日本の企業がつぶれます。

私は国の政治にも経済の考え方が必要と考えています。
毎年、収入と支出の間でバランスが取れればそれでいいのか？
いや、毎年どうすれば支出を低くして収入を増やせるかをしっかりと感がなくてはいけません。
これは個人が自分の生活の向上を考える上でも当然のごとくやっており、
企業が成長していくことを考える上でも当然のごとくやっていることです。

政治家の方々にはもっと経営についての知識と技術、そしてその精神を持ってもらいたいと思います。

また、私達国民一人一人もしっかりと経営の考え方を学ぶことで、
自分の生活の向上には何が必要か？
そして日本と言う国の向上のために自分は何ができるか？
それがはっきりとすると思うのです。


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