3:お外の猫と仲良くしたいんだけど・・・前頁で書いたような、お世話されている猫の中には触ることができる猫もいます管理している方がいれば触れる子、警戒心が強くて触れない子がいます お外の猫との接し方 1.ゆっくり、そっと近付く 2.逃げないようなら、そっと指先を鼻に近づける 3.猫の方から擦り寄ってきたら、口角(口の横)をやさしく触る 4.それから顎や頭をやさしく撫でる 管理している方がいれば触れる子 管理している方に「触ってもいいですか?」と声を掛けましょう お外で暮らす猫は多少なりとも警戒心を持っています 知らない人にいきなり触られたのでは恐怖心で逃げてしまいます 猫には触られたくない場所があります それは猫によって個体差があるので、管理されてる方に聞いてみましょう 唸って意思表示してくれる子はいいですが、突然引っ掻いてきたり噛み付かれることもありますから気をつけましょう 警戒心が強くて触れない子 子供は触れない子でも触ろうと追いかけますが、逆効果ですからやめてください 猫はオモチャではありません 警戒心の強い子は、追いかけられ追い詰められたときに逆襲してくることもあります そして何よりも、怖いことをされてしまうと、その場所に戻ってこなくなるかもしれません 管理されてる方に大変な心配と迷惑をかける行為になるので、やめてください 共通の注意点 管理されている方は、それぞれの猫の性格や体調を把握しています 猫が嫌がる行為をし、その後その場所に姿を現さなくなった場合、管理されてる方は大変心配します 猫には触られたくない部分があります 個体差があるので、猫の動きに注意しながら触りましょう また、怪我をしている猫は防衛本能が働き攻撃的になり、かなり危険です 手を出すと思わぬ大怪我を負うことにもなりますので、手を出すのはやめましょう 近所にきちんとお外猫のお世話をしている人がいる場合は、その人に相談しましょう 『自分がされたら嫌だな』と思うことは、人間だけではなく動物たちにもしてはいけません 「もし、しつこく追いかけられたら・・・」 「もし、無理矢理抱き上げられたら・・・」 「もし、自分が大事にしているものを盗られたら・・・」 「もし、自分が大事にしているものを傷つけられたら・・・」 「もし、呼ばれているのに無視したからって、石を投げられたら・・・」 猫と仲良くしたいのなら、自分の思いだけを押し付けてはいけません 猫たちは猫たちの意思で動きます 猫が「あなたと仲良くしたい」と思ってくれるように、やさしく接しましょう そして、家に帰ったらきちんと手を洗いましょう お外の猫たちは、道路や公園等でゴロゴロします 見た目よりも汚れています 家で猫を飼っている方は特に、猫同士で移る病気もあります 風邪等のウィルスを持っている子もいますし、ノミを持っている子も多いですから、きちんと手洗いをしてから家の猫を触るようにしてください 1:はじめに 2:お外で暮らす猫ってどんな猫? 3:お外の猫と仲良くしたいんだけど・・・ |