
最近、テレビコマーシャルでピロリ菌のことを耳にすることが多くなりました。このピロリ菌ってなんでしょう。ピロリ菌は正式名Helicobacter pyloriで、胃の粘膜に住んでいます。胃酸に強く、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因になるといわれています。日本人では、40歳以上で半数以上が陽性ですが、若年になるほど頻度が少なくなります。
検査法としては、胃カメラで生検して調べる方法と、血液、尿、便などで調べる方法、尿素呼気試験といって、試薬を内服してその呼気を調べる方法があります。胃が痛いなどの症状のあるときには、ピロリ菌がいるのがわかっても、胃や十二指腸の状態までわかりませんので、胃カメラ検査も一緒にする必要があります。胃カメラが苦しいので敬遠される方でも、最新型の鼻からの胃カメラは比較的楽におこなえますし、睡眠薬をもちいる方法もあるのでご相談ください。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍で、ピロリ菌もいることがわかった場合、除菌がすすめられます。ピロリ菌がいるときには、潰瘍が再発しやすいからです。除菌には、3種類の薬を併用しますが、有効率は85~90%といわれています。副作用として、下痢、腹痛、アレルギーなどがあります。
胃の症状のあるかたは、一度、ピロリ菌についてお尋ねください。
参考→胃カメラについて
Last updated
December 12, 2008 00:11:31