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豊中の緑の診療所だより

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October 7, 2015
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カテゴリ:スタッフ日記

(医)緑和会 加地内科クリニック

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自律神経と気候のおはなし

気候の変化、寒暖差、気圧の変化に体調がすぐれないと

言われる方、少なくないのではないでしょうか。

理由として、気温や気候の変化、それにともなうホルモンなどの

内分泌系や、自律神経系のバランスの変化なども考えられます。

 

この自律神経、自分で動かすことができない神経をいいます。

心臓や胃腸、血管、内分泌腺、汗腺など、体の各器官の働きを

調節する神経です。

脳から指令を受けず独立して働くことから自律神経とよばれています。

自律神経には、交感神経、副交感神経があります。

交感神経は活動にかかわる神経であり、エネルギーを消費させる

働きを持っています。交感神経が優位に働いている時は

心の方も気が張った状態になります。

一方の副交感神経が優位の時には、心臓の鼓動は緩やかに

なり、腸の蠕動運動活発になって食物の消化が促されます。

気分はのんびりと和み、全身がリラックスモードになります。

交感神経と副交感神経のバランスはとても大切なんですね。

お天気一つでも、高気圧とは空気中に酸素がたくさん含まれている

状態だそうです。エネルギーを燃やす材料の酸素が豊富にあると

交感神経が優位になって体のエネルギーの代謝を上げます。

そのため、晴れた日は、人は積極的に活動するようになるのだそうです。

また、低気圧ではこれと逆の現象が起こり、空気中の酸素が少ないため

副交感神経が優位になって生体のエネルギー消費を抑えます。

曇りがちな日や梅雨時に体が重い、やる気がでない、体がだるいなど

体調が変化するのは副交感神経の働きで呼吸や脈がゆるやか

になるからなんだそうです。

自律神経とからだのつながりはとても深いです。

自律神経の働き、そして気候、気圧の深い関係

ちょっと意識してみて下さい。 

自律神経と気候.jpg 






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Last updated  October 7, 2015 02:55:45 PM
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