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今はもうあの「否決」から切り替えて次の策を探る時期ですが、ここに至る一連の経過について虚脱感と憤りを禁じえないので、少し書きます。

地方競馬に行こう!」のlandsliderさんが、「ボタンのかけ違え」と評した経緯が整理されていますので、3月16日(金)付け河北新報電子版から、盛岡総局・神田一道記者の署名記事を転載させていただきます。

新たな負担代償大きく 議論深まらぬまま採決 岩手

 命運を懸けた再建のための融資案が岩手県議会で否決され、岩手競馬は年度内の急転廃止が濃厚になった。巨額の県費投入に県民の拒否反応が強かったとはいえ、廃止となれば同規模以上の負担と影響が必至。理解不足のまま、展望もなく議案を否決した県議会の責任は重く、代償はあまりに大きい。

 存廃を左右する重要議案にもかかわらず、県議会の質疑は深まらなかった。反対を訴える議員も責任論に終始し、対案を示しながら修正や撤回を迫る場面はなかった。

 最大会派の民主・県民会議と第2会派の自民クラブは見解を統一できず、個々の議員に判断を丸投げした。採決になって初めて結果が分かるというハプニング的な否決で廃止に追い込まれるのでは、岩手競馬に携わる2500人と家族はあきらめきれないだろう。

 1月まで融資案に理解を示していながら、知事選(22日告示、4月8日投票)で推薦する立候補予定者が競馬廃止を公約にすると一転反対の姿勢を強めた自民クラブの対応は特に分かりにくかった。

 県の責任も大きい。融資案を発表したのは昨年9月。半年の時間がありながら県議会に融資の意義を丁寧に説明する努力を欠いた。増田寛也知事が経営責任に具体的に言及したのも最終盤で遅すぎた。事業の検証や責任を棚上げにしたまま、事務的に融資案を説明し続けた姿勢は、県議選を控えて県民負担に及び腰の県議の姿勢をかたくなにさせてしまった。

 慎重さを欠く審議と採決の結果、43年の歴史を誇る岩手競馬は幕を閉じることになる。2500人の雇用問題、債務返済、施設処分による負担など重い課題が残された。県にも、そして県議会にも禍根を残す結果になった。(盛岡総局・神田一道)


岩手県議会における一連の議論の中で、競馬の廃止が社会・経済に及ぼす影響の甚大さについてのみならず、存続or廃止で変わる県財政への負荷(=県民負担)のプラスマイナスについてすら十分な比較検討がなされなかったと言えるようです。
長い歴史を持つ岩手競馬にとって、競馬存続を強く主張してきた奥州・盛岡両市にとって、競馬に生活と命をかけてきた関係者にとって、競馬に私生活の全てを傾けてきた我々ファンにとって、行政と議会の間の意地と意地のぶつかり合いに翻弄されて岩手競馬が消えて行くことをただ見過ごすなど到底できることではありません。ましてや、300億円融資案を否決したまさにその議会の中でも、競馬そのものに関しては存続を支持する声の方が多いと聞きます。百歩譲って選良諸氏による融資案否決を岩手県の民意と認めるとしても、それを受けて今断行されようとしている「競馬廃止」は誰の利益にもならない愚かな選択です。


水沢競馬場では、今もホースマンたちが黙々と毎朝の調教を続けています。

競馬存続が否定されたあの岩手県議会本会議が開かれた翌日の昨16日(金)、奥州・盛岡両市議会は競馬事業の継続を求め、それぞれ意見書と決議案を可決しました。





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最終更新日  2007年03月17日 12時06分06秒
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