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テーマ:がんばれ!地方競馬♪(8201)
カテゴリ:地方公営競馬存廃問題
今はもうあの「否決」から切り替えて次の策を探る時期ですが、ここに至る一連の経過について虚脱感と憤りを禁じえないので、少し書きます。
「地方競馬に行こう!」のlandsliderさんが、「ボタンのかけ違え」と評した経緯が整理されていますので、3月16日(金)付け河北新報電子版から、盛岡総局・神田一道記者の署名記事を転載させていただきます。 新たな負担代償大きく 議論深まらぬまま採決 岩手 岩手県議会における一連の議論の中で、競馬の廃止が社会・経済に及ぼす影響の甚大さについてのみならず、存続or廃止で変わる県財政への負荷(=県民負担)のプラスマイナスについてすら十分な比較検討がなされなかったと言えるようです。 長い歴史を持つ岩手競馬にとって、競馬存続を強く主張してきた奥州・盛岡両市にとって、競馬に生活と命をかけてきた関係者にとって、競馬に私生活の全てを傾けてきた我々ファンにとって、行政と議会の間の意地と意地のぶつかり合いに翻弄されて岩手競馬が消えて行くことをただ見過ごすなど到底できることではありません。ましてや、300億円融資案を否決したまさにその議会の中でも、競馬そのものに関しては存続を支持する声の方が多いと聞きます。百歩譲って選良諸氏による融資案否決を岩手県の民意と認めるとしても、それを受けて今断行されようとしている「競馬廃止」は誰の利益にもならない愚かな選択です。 水沢競馬場では、今もホースマンたちが黙々と毎朝の調教を続けています。 競馬存続が否定されたあの岩手県議会本会議が開かれた翌日の昨16日(金)、奥州・盛岡両市議会は競馬事業の継続を求め、それぞれ意見書と決議案を可決しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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