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ニョロ ニョラ 徒然日記

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2009.07.12
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  さて、この日のディナーは、私が去年行きたくてたまらなかったにもかかわらず、時間の都合でいけなかったオステリアです。

  『オステリア デル カルチェレ』=牢獄食堂

 きっと、古くは牢獄だったんでしょうね・・・・じゃなきゃこんな名前付けませんよね。たぶん・・・・

 店の中にはそういえば、ふるーい足かせや、手錠のようなものがありました。

カルチェレ.JPG

 こちらのお店、なぜどうしても行きたかったかといいますと・・・私の信頼する料理人の友人がおすすめだったもので・・・

  トスカーナの郷土料理を当たり前に美味しく出してくれるお店。特にスープ類は絶品!!とのおすすめでした。

  今回何を頼んだかといいますと・・・

ソラマメ.JPG

 まずは、空豆。大胆ですよね。まんまですよ。

  生のまま食べるんですよ。これにぺコリーノチーズに白ワインがこの時期のお約束の前菜です。

  生のソラマメは甘さと、フレッシュさがあり季節を感じさせてくれます。

ナハマムメロン.JPG

 お次は前菜盛り合わせ。

 トスカーナのサラミ、コッパ、ラルド、ぺコリーノチーズ、そしてメロン!!

 私は基本的にフルーツ+しょっぱい食事という組み合わせが大の苦手(そうです、酢豚のパイナップルとかです)

 なんですが、生ハムメロンこれは別物なんです。

  夏になるとどうしても食べたくなります。この食べ方って、トスカーナでは中世から伝わる食べ方なんですって。

 さすがはイタリア、食べ物も歴史が違います!

プラントイアーナスープ.JPG

 お次はスープ。

  友人が、わざわざ電話をしてきて、

 『そうそう、ズッパ フラントイアーナは絶対注文するんだよ!』と薦めてくれたスープで、期待が高まります。

 中身は写真では何が入っているのかわかりずらいのですが、うずら豆、ふだんそう、パンチェッタ、セロリ、玉葱・・・・・さまざまな野菜の甘みとローズマリーの香り。

 そして美味しいオリーブオイル!!!これぞまさしくトスカーナの味でした。

 今回の旅で一番印象に残ったお料理です。

  このほかにも、もうひとつ 玉葱のスープを頼んだのですが、こちらも玉葱の甘みがよーく出ていて、本当に心がほっとする美味しさ。

  決して、『洗練されたって』言葉の似合うスープではないと思うのですが、これが、私の思うイタリア料理のスープの美味しさだなぁ・・・と勉強になりました。

 私も、こういうスープの作れる人になりたいです。

  

ポルケッタ.JPG

 メイン料理には、ポルケッタという、豚料理と、

 『トスカーナのツナ』というものを頼みました。

 トスカーナのツナ・・・なんだと思いますか??

 正解は 茹で豚を裂いたもの。 ちょっとかわいいネーミングですよね。

 他にも、『トスカーナのバター』って名前で、ラードがあったりするんですよ。

 これらのかわいいネーミングのお料理は、パンツァーノ イン キャンティというキャンティの小さな街にある『チェッキーニ』というお肉屋さんから仕入れているんですって。

 この『チェッキーニ』ちょっと話題のお店で、もともとはお肉屋さんなのですが、お店の脇で、買ったお肉をそのままローストして食べることができるんです。

 お肉の美味しさや、一時狂牛病で、イタリアでTボーンステーキが禁止されていた時に、Tボーンステーキのお葬式を開いたことで有名になり、今では近くに『ソロ チッチャ』=お肉だけ というお食事どころを開きました。

 こちらの『ソロ チッチャ』っていうお店もかなり変わってまして、完全予約制、7時と9時からのディナーのみなんです。

 時間に行くと、何人で行こうが、10名ちょとの大きなテーブルに知らない人と詰め込まれます。

 そこで決まった料理がどんどん大皿で運び込まれ、知らない人と家族のように分け合いながら食事が進みます。

 まあ、イタリアのことです、はじめは世間話から、デザートになる頃には2時間前にあった知らない人たちの、恋愛話まで聞くことになります。

 興味のある方、是非参加してみてくださいね!!

 

 『カルチェレ』の話に戻りますが、ここのシェフは女性なんですが、とっても明るくてやさしいイタリアマンマ。

 そして、カメリエーレ(配膳)はブラジル人の優しい男性。

  今回実はお食事の途中でアクシデントが・・・

 私達の隣の席にあとからイタリア人カップルがやってきたのですが、女性がテーブルに着くときに、ハンドバックを姉の飲んでいたワイングラスに引っ掛けてしまい、ガッシャーン!!

 『アッ、失礼!』

 のみ・・・・

 えっ??? 確かにもう飲めないなぁって残ってたワインなんですけど、それってないよねぇ・・・って思っていたら、

 カメリエーレのお兄さん、グラスを綺麗に片付けてくれながら

 『君は礼儀を知らないのか!!』

 と女性に一喝!

 気の弱い日本人に変わって、外国人でもあるお兄さんはお客さんでもあるイタリア女性を一喝してくれたと思うと、彼の優しさと毅然とした態度が心にしみました。

 おかげで本当に美味しく食事ができました!ありがとう。

 また、来年??絶対に行きます。

 

 

 






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Last updated  2009.07.13 01:19:16
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