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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2006年03月20日
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カテゴリ:出張表話&裏話
出張先は内陸部で、寒いかもしれない・・・という予測のもの、冬服を用意していったけど、結果、それで助かった。
アンタルヤを出るときは快晴で、しかも暖かい。
地中海沿いを移動する車中も暑く、セーターを着てきたことを後悔するほどであった。

ところが山間部に入り、標高が高いから当然気温が下がるのは覚悟していたが、予想以上に低いし、雨が降り始めた。
周囲はこの冬に積もった雪が残り、その上にさらに3、4日前に降ったばかりの新雪が重なっている。

目的の都市に下りると、上空は雲に覆われ、しかも寒い。
寒さがそこから冷えてくる寒さである。

幸いホテルは目の前で、歩いて移動する距離は短いので、寒いなか、歩きまわらなければならない事情はなかったが、セーターを着て、コートを着て、室内では暖房のそばにみんなでかたまった。

アンタルヤがどんなに天気が悪く、寒いといっても、ここまでの寒さはもうない。
久しぶりに冬の寒さを体験することになった。

・・・・このころ、アンタルヤも天気が悪く、寒いよ~と友人からの電話で知ったが、山を越えて戻るころにはアンタルヤの青空も見えることだろう、と思いを馳せる。

住んでいるとわからないけど、離れてみるとわかること。
アドナンもよく口にするけど「アンタルヤのような場所は他にはない」のである。アンタルヤの住人になって10年が過ぎるが、トルコ人同様、自然と地元ひいきになるものである。

私の中にアンタルヤへの恋慕はある。
そして母国を離れてみて、初めて日本へも同じ思いを抱いている。

3日間の出張で、かなりハードなスケジュールをこなしてきて、予定の作業はなんとか終わった。
夜も食事が終わってホテルに入れたのが両日とも9時過ぎ。
ヘトヘトの体に食べ物を詰め込んで、ホテルでシャワーを浴びるのも面倒なほど、みなが疲れていたけど、その分、充実と満足を味わったことになる。

それにしてもこの都市の食事もうまい。
高級レストランで食べているわけではないけど、いくところはいつもおいしい。同じメニューを食べてもあきない。

帰りは山間部では昨夜降った雪がうっすらと積もり、またまた景色が変わっていた。路面も濡れていて、3月中旬でも深夜の移動は危険であるということ。

そして地中海側に抜けたとたん、天気が一転。
暖かさと青空。

目の前には地中海。
この見慣れた風景を見たとたん、ほっとするのである。
作業もあと少し・・・・。





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Last updated  2006年03月20日 15時36分25秒
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